立体感のあるメイクが叶うノーズシャドウ。使いこなすのが難しいという声もありますが、コツさえつかめば簡単!今回は、肌タイプ別のノーズシャドウの使い方や、プチプラ・デパコスのおすすめアイテムをご紹介します。
【目次】
ノーズシャドウは、コンプレックスを解消してくれるメイクアイテム。
特に「団子鼻」「鼻が低い」などの鼻に関するお悩みなど。また、ホリが深い顔にすることもできるので、日本人にとっては願ったり叶ったり。
例えば、肌の色よりも少々濃い色のノーズシャドウを、鼻筋や小鼻の周りにのせて立体感を演出。鼻筋が強調されて顔全体にメリハリがつくので、見た目の印象も変わります。
メイクをしてもなんとなくぼんやりしていたり、のっぺりした顔がお悩みの方には、ぜひ取り入れてほしいアイテムです。
ノーズシャドウの魅力は、顔に立体感が出せること。とはいえ、不自然な仕上がりになる心配もありません。
肌なじみが良いノーズシャドウを使えば、ナチュラルなまま鼻を高く細く見せることが可能。
鼻筋が通った理想の顔が完成すれば、気分良く出かけることができます。
ノーズシャドウには、様々なタイプやカラーあり。使いやすさや、なりたい顔を作ることができるアイテムを選びましょう。
■パウダータイプ
もっとも一般的なのがパウダータイプ。単色もあれば、自然な陰影を作るために何色かセットになっている商品もあります。
シェーディングとハイライトがセットになっていれば、混ぜて使うこともできるのでより立体感もアップ。
パールが配合されているタイプは薄づきなので、初心者でも取り入れやすいです。
逆に、上級者向けはマットなもの。色付きが良く、ひと塗りで存在感を発揮するので、慣れている方の方がうまく使いこなせるでしょう。
アイブロウやアイシャドウと兼用タイプも多く、ひとつあればメイクが完成!コスパ的にもお得と言えます。
■クリームタイプ
クリームタイプのノーズシャドウは、細かい部分にもしっかり塗れるのが特徴。スティックやペンシルなど、描きやすいパッケージもあります。
肌触りもソフトで心地良く、肌に軽く押し付けるだけで高い発色力を得ることが可能。
陰影をはっきりさせたい場合は、スポンジを使ってぼかしたり、ポンポンと叩くようにのせるのがポイントです。
商品によっては、肌にのせるとパウダー状になるものも。クリームの重たい使用感がなく、付け心地も軽いので負担にもなりません。
クリームタイプをスティック状にしたノーズシャドウも、手軽に使えて便利。持ち歩きにも便利で、出先でメイク直しをする時にも役立ちます。
肌の色は「イエローベース」と「ブルーベース」に分かれます。それぞれに似合う色を使うことで、肌なじみが良くなりメイクが浮く心配もありません。
■イエベの場合
黄色みが強いイエベ肌は、やはり黄色みが含まれているブラウンがお似合い。
キャメルやチョコレートブラウンなど、薄くて明るめのブラウンを選ぶとナチュラルな陰影をつけることができます。
シアー感のあるメイクがお好みであれば、パールやゴールド系のラメが配合されているタイプが良いでしょう。
■ブルべの場合
青みが強く透明感があるブルべ肌は、寒色系のブラウンがお似合い。
グレージュやローズブラウンなど、渋みがある大人っぽいカラーなら違和感のない仕上がりに。
洗練された雰囲気を演出したい時は、光沢があるタイプでツヤ感を出すのがおすすめです。
ノーズシャドウには、複数のカラーがセットになった商品もあります。特に、グラデーションになっているパレットは、単色では出せない絶妙な色使いが叶うので、立体感メイクに便利。
付け根部分や小鼻など、ひとつのパレットで部位によって色を変えることができるのもメリット。
アイブロウやアイシャドウとしても使うことができるので、統一感のあるメイクが完成します。
また、髪の毛や眉毛のカラーを変えた時に、その都度新しいノーズシャドウを買い足す必要がないのも嬉しいポイントでしょう。
初めてノーズシャドウを取り入れるなら、断然パウダータイプがおすすめ。
クリームタイプは、確かに立体感のあるメイクに仕上がりますが、色付きが良いだけに少々テクニックが必要。
その点パウダータイプは、肌なじみも良く色付きもソフト。違和感がなく、自然な仕上がりが叶います。
色白の方は、ノーズシャドウが浮いてしまうのでは?という心配も。しかし、ポイントさえ押さえておけば心配はありません。
まずは色の選び方。普段使用しているファンデーションよりワントーン暗い色のノーズシャドウを使ってください。
陰影を出したいからといってあまり暗いカラーを使うと、いかにも「塗ってます」感が出てしまいます。
また、濃すぎると顔色が悪く見えてしまうこともあるので、ファンデーションの色と差がありすぎるものは使わない方がベター。
イエベの方は、オレンジブラウンなどの黄色みが強い明るいブラウンを、ブルベの方は黄色みがないブラウンを選びましょう。
■色黒の場合は?
色白とは反対に、発色の良いノーズシャドウがぴったり。地肌の色が濃いとノーズシャドウがボヤけてしまうので、立体感を出すには濃いめのカラーが必要です。
また、ハイライトを使う場合は、真っ白ではなくベージュ系の方がなじみやすいでしょう。
ノーズシャドウは、お悩みを解決するためのアイテム。それぞれのお悩み別によって使い方のポイントも違います。
鼻を高く見せたい場合は、眉頭のくぼみから小鼻の溝にかけてノーズシャドウを入れるのがポイント。
また、ハイライトをうまく使うのも大切。鼻筋にスーッと細いラインを、鼻先のてっぺんにはチョンと丸く入れます。
さらに、鼻筋の脇に薄めのノーズシャドウで影をつけ、額の中央に逆三角形のハイライトをいれて鼻筋まで伸ばせば鼻高効果抜群です。
鼻をシャープに見せるには、小鼻にコンシーラーをのせて丸みを消してから、眉頭から小鼻のくぼみにかけてノーズシャドウを入れるのがポイント。
丸っこい団子鼻は、縦のラインを強調することで解消します。そのためには、コンシーラーでラインを消してから、ノーズシャドウで陰影をつける必要があります。
鼻を細長く見せたいなら、眉頭・鼻の付け根・鼻の側面を結んだ広めの三角形にノーズシャドウを入れるのがポイント。
鼻先のてっぺんに丸くハイライトを入れて、細長く鼻筋に繋げましょう。
幅を狭く見せるには、あまり濃いノーズシャドウを使わずにふんわりと入れると自然な仕上がりになります。
外人のようなホリが深い顔にしたいなら、眉頭から目頭のくぼみにノーズシャドウを入れてから、鼻筋に影を作るように薄く入れてボカすのがポイント。
さらに、鼻先の一番高く見せたいところに、Vの字にノーズシャドウを入れることで鼻が尖って見えます。
仕上げにハイライトを鼻筋に沿ってスーッと入れれば完成です。
ノーズシャドウとしても、アイブロウとしても使える便利なパレット。どちらにも利用できるダブルエンドブラシが入って600円台というプチプラコスメ!
発色が良く、濃淡が調整しやすいので初心者でも簡単。皮脂吸着パウダーが配合されているので、暑い季節や脂性肌の方でも安心して使えます。
カラーは3色あり、肌タイプによって選ぶことが可能。持ちも良いので、メイクしたての鼻筋を長時間キープしてくれるでしょう。
プチプラの定番「CANMAKE(キャンメイク) 」の中でも、使い勝手が良いと人気のアイテム。シェーディングが3色とハイライトがセットになっているので、あらゆる肌タイプに対応可能。
マットな質感ですが、専用の太めブラシのおかげで仕上がりは驚くほどナチュラルに。なりたい顔によって、単色使いでもグラデーション使いでも自由自在。
ノーズシャドウはもちろん、アイメイクや小顔メイクにも○。使い方のバリエーションが多い割には低価格なのも魅力的なポイントです。
発色の良さには定評がある「KATE(ケイト)」のアイブロウパレット。3段階の濃淡カラーがセットになっていて、ノーズシャドウとしても活躍すること間違いなし。
3Dというネーミングだけに、細かい部分までしっかり陰影をつけて立体感を演出。アイシャドウと同じカラーにすることで、よりナチュラルなホリ深顔に仕上がります。
鏡付きなので、外出先でもパパッとメイク直しができて便利。塗り直しの必要もなく長持ちするので、コスパ的にも優秀です。
おなじみのデパコス「M・A・C(マック) 」のアイシャドウ。カラーバリエーションが豊富な単色アイシャドウですが、こちらのカラーはノーズシャドウにぴったり。
色付きが良く、指やブラシにとってサッと肌になじませるだけで陰影効果を発揮してくれます。
韓国女性のような陶器肌メイクにプラスしても、負けない存在感を発揮。ただし、カラーは控えめなので、広い範囲に入れても悪目立ちする心配はありません。
M・A・C(マック) スモール アイシャドウ #ソバ / ¥2,750
絶妙なグラデーションカラーが特徴の「ADDICTION(アディクション) 」のチーク。一番濃いカラーはノーズシャドウとして、一番薄いカラーはハイライトとして使えます。
マットタイプとパール配合のカラーの組み合わせで、幅広いメイクに対応できるのも人気の理由。
ノーズシャドウとチークは近い場所なので、同じアイテムを使うことでナチュラル感がアップ。美しいグラデーションが広がり、仕上がりに自信が持てます。
ADDICTION(アディクション) ブラッシュ トリニティ #001 ジェットセッター / ¥3,080
ノーズシャドウでコンプレックスを解消すれば、お出かけ気分もアップ!まだ未体験の方は、ぜひご紹介した使い方を参考にして挑戦してみてください。