FASHIONJAN.15.2019

厄払いの時の服装。普段着でもOK?それとも礼服が正解?

厄払いや厄除けで神社やお寺に行く時、どんな服装がいいのでしょうか。失礼にならない、マナーを守った服装はどういったものか詳しく解説します。女性、男性の厄払いの服装や付き添いの時の服装についても併せて見ていきましょう。
厄払いや厄除けで神社やお寺に行く時、どんな服装がいいのでしょうか。失礼にならない、マナーを守った服装はどういったものか詳しく解説します。女性、男性の厄払いの服装や付き添いの時の服装についても併せて見ていきましょう。

厄払いの服装には決まりがない

神社
神社やお寺に厄払いに行く際の服装については、実は特に明確な決まりはありません。

とはいえ、なんでもいいということではなく、厄を払っていただくのに失礼にならないような服装が好ましいですね。

そこで、今回は厄払いや厄除けに行く際にふさわしい服装やNGな服装について解説をしていきます。

厄除けの服装<女性>スーツじゃないとダメ?

スーツ姿の女性
厄払いに行く服装は、きちんとした失礼のない服装がおすすめです。そのため、スーツならば間違いはなさそうです。

・黒
・グレー
・ネイビー
などのシックな落ち着いた色のスーツで、インナーは白のブラウスやシャツを選べば大丈夫です。

■スーツではない服装の場合は?
普段スーツを着ないから持っていない、という場合にはスカートやパンツを使ったコーディネートでも大丈夫。
キレイめなスカートやパンツにブラウスやシャツ、アンサンブルニットなどを合わせたシンプルなコーディネートやワンピースなら問題ない場合が多いです。

■神社やお寺によって服装規定がある場合も
厄払いの服装に明確な決まりがないことの理由の一つが、地域や神社・お寺によって服装がまちまちということがあります。

ちょっとキレイめな服装でOKなところもあれば、礼服などきちんとした服装が求められるところもあります。

近所の神社や行ったことのある神社やお寺ならイメージがつきやすいですが、初めて行く場所の場合には、事前にリサーチをしておくのが安心ですね。口コミなどでわからなければ、直接神社に電話をするという方法もあります。

厄除けの服装<女性>こんな服装はNG

ミニスカートを履いた女性
比較的、服装の決まりが少ない神社やお寺でも、派手すぎたりラフすぎるような服装は避けるのがベスト。

■こんな服装はNG
・スカートの丈が短すぎる
・露出が多い
・デニムやチノパン
・ヨレっとした服
・真っ赤や真っ白、そのほか派手な色

など、カジュアルすぎたりラフすぎるような服装は避けて、キレイな着こなしを心がけるようにしましょう。

厄除けの服装<男性>スーツ以外で着て行くならどんな服?

ジャケパンコーデ
男性の多くはスーツを持っているので、その場合にはスーツに白シャツ、ネクタイ着用で問題ありませんが、スーツを普段着ない男性はどうすればいいのでしょうか。

■男性のスーツ以外の厄除けの服装
・ジャケット着用
・インナーはTシャツ以外
・パンツはスラックスできちんとした印象に

きちんとした服装とはいえ、スーツではなくてもOKというような神社の場合には、ジャケットとパンツの単品コーディネートがおすすめです。
場合によっては、ジャケットではなくカーディガンで大丈夫ということもあります。

いずれにしても、キレイめでカジュアルにならないような着こなしを意識することが大切です。

厄除けの服装<男性>こんな服装はNG

レザージャケットコーデ
スーツでない服装がOKだとしても、女性と同じくカジュアルすぎたりラフすぎる服装は避けたいところ。

■こんな服装はNG
・デニムジャケットやレザージャケット
・デニムパンツやチノパン
・色や柄が派手
・全身黒、全身白など

「目上の人に会うときに着ていても問題なさそうな服装」をイメージして選ぶのがいいかもしれません。

冬の厄払いの服装:コートはどうする?

トレンチコートを着た女性
寒い季節に厄払いに行く際はコートやマフラー、帽子などを身につけていると思います。

神社に行くと最初に待合所に案内されるので、そこで祈祷が始まるのを待ちます。その間にコートなどの防寒具は脱いだり外したりしておきます。

神社の中は寒いですが、モコモコに着込んだままでは失礼になるので、祈祷が終わって外に出るまではコートは脱いだままでいるのが正解です。

コート掛けが用意されている場合にはそちらを使い、そうではない場合には邪魔にならないように畳んで持ち歩きます。

そのため、コートにマフラーに手袋に……とたくさん身につけていると脱いだ時に邪魔になります。厄払いに行く際には、なるべくシンプルな服装にするようにしましょう。

厄払いの付き添いの人の服装

神社
厄払いは、祈祷を受ける本人以外が一緒に行くと厄が移ると言われる地域と、家族一緒に厄払いをしたほうがいいという地域に分かれます。

一緒に付き添いで行く場合、服装は厄払いをする本人同様にきちんとした服装が正解です。

赤ちゃんや子供も一緒に行くという場合には、できる限りシンプルで暗めの色の服を選ぶようにすればOKです。

厄払いの後に同窓会がある時の服装

同窓会
秋田県など、厄払いのお祓いを受けた後にそのまま同窓会を行うという風習がある地域もあります。

同窓会だけなら華やかな服装やカジュアルな服装がいいかもしれませんが、厄払いも併せて行う場合は、派手すぎたりカジュアルすぎる服装は避けるのがベスト。

事前の案内にドレスコードが記されていればそれに従うようにします。

知っておきたい厄払いのマナー

神社
■料金を渡す時のマナー
厄払いを受けるための料金は、熨斗(のし)袋に入れて渡します。紅白で蝶結びの水引がついたものを選びましょう。

熨斗袋の表側は、神社の場合は「御初穂料」または「玉串料」、お寺の場合は「お布施」と縦書きして、その下には自分の氏名を書きます。苗字だけではなくフルネームで書くようにしましょう。

中袋がある場合は、中袋の表の中央に金額を記載します。「金五千円」というように漢数字で縦書きで書きましょう。「壱」「弐」のように難しい漢字を使わなくても大丈夫です。

金額を記載するための欄が設けられているときはそこを利用しましょう。中袋の裏面には、左側に自分の住所と氏名を縦書きします。

中袋が無い場合は、熨斗袋の裏側に金額と住所を記載します。横書きで、金額、住所の順で書きましょう。

お札は新札を使うのがマナーです。相場は3,000円~1万円ですが、料金が定められている場合はその金額を、決まった料金が無い場合の目安は5,000円です。

熨斗袋や中袋にお札を入れる際は、人物が印刷されている側を表にし、人物が上に来るような向きにします。お札を2枚以上入れる場合は、向きは全て揃えましょう。

■祈祷を受ける時のマナー
神社に着いたら、まずは手水舎で手と口を清めます。その後、厄払いの申し込みを行います。申し込み用紙に記入をし、初穂料(またはお布施)を渡します。祈祷が始まるまでの間は待合室に通されますが、帽子やコートは取って待ちます。

祈祷を受ける間は話をせずに静かにしておきましょう。また、事前に指示がある場合があるので、その指示をよく聞いておいてください。

祓い棒でお払いを受ける時は、頭を低く下げます。祝詞が奏上されている間も、頭は下げたままです。

厄払いの靴の注意点は?

靴
■女性の場合
ヒールが高すぎない、きちんと感のあるパンプスを選びましょう。スニーカーのようにカジュアルなアイテムは避けましょう。ブーツもあまりふさわしくありませんし、本殿へ上がるときに靴を脱ぐので、着脱に手間がかかるという点でも問題があります。

■男性の場合
革靴を選びましょう。靴下も柄や色があまり派手ではないものにします。本殿では靴を脱ぐので、靴下まで注意しましょう。

夏の厄払いの服装マナー

サンダル
サンダルやノースリーブなど、露出が多くなる夏。しかし、あまり肌を露出した服装は神様や仏様に対して失礼になります。特にキャミソールやタンクトップ、胸元が大きく開いたようなトップスは避けるようにしましょう。

また、ビーチサンダルはもちろん、サンダルも神社やお寺ではふさわしくありません。カジュアルなアイテムに当たるためです。

暑いので素足で過ごしたいと感じるかもしれませんが、本殿に上がるときに裸足なのはマナー違反です。必ずストッキングを履いていくようにしましょう。

厄年の過ごし方や注意点

室内の女性
厄年の間は、トラブルやケガ・病気などが起こりやすいと言われています。そのため、できるだけ大人しく慎重に過ごすのがよいとされています。

例えば、避けるべきなのが結婚や転職、引越しなど環境を大きく変えるような行為です。それが自分にとって幸福なことであったとしても、環境が変化すれば、それに適応するためにエネルギーが必要になります。このようにエネルギーを環境の変化に使ってしまうことで、心身共にストレスがかかり、それがトラブルや病気などを引き起こしてしまう可能性があります。

しかし、結婚や引越し、転職といった行為は厄年だからといって避けることができないような場合もあるでしょう。これらの行為は避けなければ必ず災厄が起こるというわけではありません。トラブルが起こらないようにいつも以上に人間関係や金銭面に注意を払い、体調管理に努めることで、問題なく過ごすことも可能です。
服装の決まりがはっきりしていない厄払いですが、お祓いをしてくださる神主さんに失礼にならないように、礼儀正しくきちんとした服装で出かけましょう。
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