明治神宮は初詣や七五三、厄払いなどで訪れる機会が多い神社。ここでは、明治神宮を参拝する時に適した女性の服装を季節別とシーン別でご紹介します。
【目次】
明治神宮は日本を代表する神社。明治天皇と昭憲皇太后がお祀りされていて縁結びや商売繁盛、合格祈願、家内安全など幅広いご利益があると考えられています。
そんな明治神宮は日々の参拝だけでなく、七五三や厄払いなどさまざまな機会に訪れる場所。明治神宮に行く時に知っておきたい服装選びのポイントについて確認してみましょう。
■服装に明確なルールはない
明治神宮を参拝する時の服装に関して明確なルールは定められていません。そのため、お守りを買ったり、絵馬を奉納したりするために明治神宮に行くなら、普段着でも大丈夫です。
ただし、明治神宮は神様にお願いをする場所なので、ミニスカートやショートパンツ、ビーチサンダルなどのカジュアルすぎる服装や露出の多い服装は避けた方が無難です。また、厄払いなどでお祓いをしてもらう際は、きれいめな服装が望ましいと考えられています。
■ハイヒールは避ける
明治神宮に行く時は、ハイヒールを避けましょう。明治神宮では玉砂利の参道をたくさん歩くため、ハイヒールを履いていると、転倒したり、足が痛くなったりすることがあります。
靴に関しても明確なルールは決まっていませんが、迷った時はローヒールのバレエシューズやドレスシューズ、スニーカーなどがおすすめです。
春は一日の気温差が大きい季節。家を出る時は肌寒くても明治神宮で参道を歩くと体が温まって暑くなることがあるため、体温調節できる服装を心がけましょう。白トップスにチェックジャケットを羽織ったコーデは気温差に対応しやすいです。
夏に屋外の明治神宮を訪れるなら、熱中症にならないように暑さ対策できる服装がおすすめ。ワイドスリーブのTシャツは風を通しやすいので、暑い季節の明治神宮参拝に向いているでしょう。
タイトスカートをコーディネートすると、きちんと感のあるスタイリングが完成します。
秋はシンプルなテーラードジャケットとミドルブーツで季節感のある着こなしに。明治神宮を訪れる時はローヒールのブーツを履くと、足が疲れにくいです。タートルネックトップスやチェック柄のスカートを使うと、季節感のあるコーデを作れます。
冬の明治神宮を参拝するなら、体調を崩さないように防寒できる服装を心がけましょう。ヒップまでしっかりと隠せるロングコートに厚手のタートルネックニットやロングパンツを組み合わせると、きれいめなコーデができあがります。
なお、冬はファーが人気ですが、殺生を連想させるため、神社には不適切だと考えられています。
明治神宮には、本殿以外にも訪れたいスポットがたくさんあります。観光で宝物殿や亀石、清正の井戸、夫婦楠などのパワースポットを巡るなら、歩きやすく、動きやすい服装を選びましょう。
ロングワンピース×スニーカーのコーデは長時間明治神宮を観光しても疲れにくいです。
明治神宮は日本一の初詣スポット。大みそかの夜には人が集まり始め、年越しの瞬間にはみんなでカウントダウンもできます。
初詣で明治神宮を訪れるなら、しっかりと防寒するのが大切。厚手のダウンジャケットにニットやロングパンツなどをコーディネートして冷えを予防しましょう。服装だけで十分に寒さ対策できない場合は、マフラーや手袋などの小物を使ってください。
明治神宮で七五三のご祈祷をする場合、子供は着物を着ることが多いです。明治神宮には七五三用のプランが用意されていて衣装レンタルや着付け、ヘアメイクなどをお願いできるので、早めに情報などを確認し、予約をしておきましょう。
ママの服装は訪問着や色無地、付け下げなどの着物かセレモニースーツやワンピースなどの洋服が定番です。
明治神宮で厄除けのお祓いをしてもらう時は、スーツやワンピースなどのきれいめな服装が望ましいです。付き添いの人も厄払いをしてもらう人と同じようにきちんと感のある服を着用しましょう。
厄払いの際は、のし袋に入れた初穂料を忘れずに持参してください。
明治神宮での神前結婚式に参列する際の服装は和装でも洋装でも問題ありません。ただし、神前結婚式では新郎新婦だけでなく、親族も格式の高い服装であることが多いので、きれいめなコーデがおすすめです。
和装の場合は振袖や訪問着など、洋装の場合はフォーマルドレスやワンピースなどを着用してください。
明治神宮を訪れる際は、季節やシーンを考えて服装を選びましょう。TPOに合う服装で神様にお祈りすると、ご利益がアップするかもしれません。