富山へのご旅行を前に、服装にお悩みの女性も多いはず。北陸に位置するため、極寒の地だとイメージされる方も多いかもしれませんが、実際の気候はどうなのか気になるところです。そこで今回は、富山の気候からおすすめのコーデをご紹介します!
【目次】
北陸3県の内の1つで、北陸新幹線の開通によってアクセスの良さがグッとアップした「富山県」。日本最大のアーチ式ダム「黒部ダム」や巨大な雪の壁の間を散策できる「雪の大谷」、そして美味しいご当地グルメなど魅力たっぷりで、観光に人気のある地です。そんな富山の観光を前にして、服装に悩みの女性も多いはず。富山の季節ごとの気候をしっかりとチェックした上で、ふさわしい着こなしで足を運びたいところです。
そこで今回は、富山の気候からおすすめのレディースコーディーネートを徹底解説します!月や天気別に9パターンコーデをご紹介しつつ、それぞれのおしゃれのポイントまで解説しますので、ぜひ最後までご覧ください。
日本海沿岸に面した富山は、対馬暖流の影響により一年を通して比較的温暖。この季節は朝晩には氷点下を記録しますが、平均気温は3度前後で、厳しい寒さという程ではありません。しかしそんな気温の反面、冬は季節風による降雪が見られます。特に山地は世界有数の豪雪地帯となるため、雪対策が必要不可欠です。
真冬におすすめのアウターといえば、保温性の高さと軽さが魅力的な「ダウンコート」。ニットにパンツのスタイルに、ダウンコートを羽織ってしっかりと防寒対策を行いましょう。また、室内は暖房が効いていて暖かいため、コートの下にインナーを何枚も重ね着するのは避けた方が良いでしょう。
3月〜4月にもなると、降雪も落ち着き冬の本格的な寒さが和らぎます。とは言え3月の平均気温は5度前後なので、まだまだ冬コートは手放せません。4月には10度を超える日も増えますが、春らしい陽気が訪れるのはもう少し先になりそう。冬コートは必要ないものの、軽めのアウターやジャケットが必要となります。
そこで例えば、春の定番アウター「トレンチコート」を羽織ったコーディネートに。オーバーサイズでやや重たい印象のトレンチコートには、爽やかなストライプトップスを仕込んで、春らしい軽やかな雰囲気にまとめるのが正解。ボトムスはデニムパンツをチョイスし、カジュアルダウンすると、抜け感のあるおしゃれな着こなしが叶います。
5月~6月の富山は、ようやく過ごしやすい気候に!平均気温は20度前後で、長袖トップス1枚でも快適に過ごせる日が増えるでしょう。ただしこの季節は、朝晩の冷え込みが厳しい日もありますので、着こなしには注意が必要。急な寒さに備えて、軽めの羽織りものを用意しておくと安心です。
暖かい日には、アウターなしでスウェットトップス1枚をさらっと着こなして。爽やかなミントグリーンのスウェットトップスに、今人気のリブニットパンツを合わせて、トレンド感たっぷりのスタイルにまとめてみてはいかがでしょうか。
7月~8月の富山では、半袖で十分です。平均気温は25度前後と、他の地域とそれほど変わりないものの、例年湿度が高い傾向が見られるため、風通しの良い服装を心掛けると良いでしょう。ただこの季節には、『あいの風』という穏やかなそよ風が吹くため、体感ではやや涼しく感じられるところがポイントです。
夏には、清涼感のあるシアーなワンピースを1枚でさらっと着こなして!優しげな風合いのワンピースには、あえてぱきっとした色合いの存在感のあるサンダルを合わせて、メリハリのあるコーデにまとめるとおしゃれです。さらに、カバンは春夏旬のかごバッグでトレンド感を後押し。
9月の富山は夏の暑さが落ち着き、過ごしやすい気候に。まだまだ半袖でも過ごせますが、軽めの羽織りものが必要な日もあります。10月にもなると平均気温は15度前後まで下がり、ひんやりと肌寒く感じる日が増えてくるため、アウターを用意しましょう。
すっかりと秋らしい空気を感じる日には、軽めのジャケットを羽織ってハンサムな雰囲気に!白Tにデニムスキニーパンツで大人の抜け感のあるスタイルに、グレーのテーラードジャケットを羽織り、ハンサムでも上品な着こなしにまとめてみてはいかがでしょうか。さらにローファーや革バッグで、品の良さを引き立てて!
11月~12月には、一気に冬らしい気候に。11月の平均気温は10度前後で、ニットスタイルがちょうど良い季節。コートが必要なくらい寒い日もありますので、用意しておくと安心です。さらに12月にもなると、平均気温は5度前後で、本格的な冬コートが必要。マフラーや手袋も持っておくと便利です。
例えばこの季節には、チェスターコートを羽織ったコーディネートがおすすめ。白ニットに白のワイドパンツで膨張して見えがちなところ、ブラウンのチェスターコートをプラスして、コーデの印象をグッと引き締めてあげると良いでしょう。足元はスニーカーでも良いのですが、本格的な降雪が見られそうであれば、スノーブーツを履くことをおすすめします。
春や秋の季節の変わり目は、晴れの日でも肌寒く感じることがあります。さらに、日中はポカポカ陽気でも、夜になると一気に気温が下がる日もあるため、軽めの羽織りものを持っておくと重宝できるでしょう。寒さを我慢しながらでは、存分に観光を楽しめないため、例え荷物になっても準備しておくことをおすすめします。
例えばミリタリージャケットは、女性らしい着こなしの外しにもぴったり!白トップスに花柄スカートでフェミニンなコーディネートには、あえてハンサムなミリタリージャケットをプラスして、リラックス感のあるスタイルに仕上げてみてはいかがでしょうか。
富山では例年、梅雨入りは6月頃で梅雨明けは7月下旬頃。とは言え感覚的には、太平洋側と比較すると梅雨はひどくないため、この季節でも観光を十分に楽しむことができるでしょう。さらに梅雨明けから気になるのが台風の問題ですが、立山連峰によってあまり接近せず、年に1、2度くらいのペースとなります。
梅雨の雨降りの中で観光を楽しむのなら、レインブーツを用意しておくと安心。もしもお持ちでない場合には、水が染み込みにくい合皮のブーツを履いても良いのですが、念のため防水スプレーを降っておくことをおすすめします。さらにカバンを濡らしたくない方は、雨に強いクリアバッグをチョイスしてみて!
これまでご紹介したように、冬の富山は気温こそそれほど低くはないものの、降雪に注意しなければなりません。初雪は例年11月末から12月初めにかけてで、富山市の降雪量は全国4位を記録しているため、冬のご旅行の際には十分ご注意ください。
雪が降り積もった中での観光なら、「スノーブーツ」を用意しておくと安心。滑りやすく足を取られやすい雪道では、普段の靴では転んでしまう可能性があるのです。滑りにくさと濡れにくさを兼ね備えたスノーブーツを履いて、快適に雪の降る富山を堪能してください!
いかがでしたか?今回は、富山でおすすめのレディースコーディネートを9つピックアップしてご紹介しました。富山の冬は雪国ほどの厳しい寒さではありませんが、積雪には十分に注意すべき。雪国の生活に慣れていないと、普段の履き慣れたスニーカーでも転んでしまう可能性があるため、足元には気を付けましょう。ぜひ参考にして、万全の服装で富山旅行を最大限に楽しんでください!