2019.03.04

カフェインレスコーヒーのデカフェって？おすすめアイテムもご紹介

カフェインの量を減らしたデカフェコーヒーは、近年ますます人気になっています。そこで今回は、デカフェの特徴やカフェインの作用、おすすめのカフェインレスコーヒーをご紹介します。

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【目次】

カフェインレスコーヒーの「デカフェ」って？

近年カフェやスーパーでも目にする機会が多くなってきた「デカフェ」は、水や二酸化炭素などを使用して脱カフェイン処理がされたコーヒーの事です。デカフェは、本来はコーヒーだけでなく、紅茶や緑茶などのカフェインの量を減らしたものを指していましたが、最近では「デカフェ」というと、主に「デカフェコーヒー」の事を指すことが増えてきました。

デカフェコーヒーは、「カフェインレスコーヒー」「カフェインフリーコーヒー」「デカフェネイテッドコーヒー」などとも呼ばれています。

デカフェは、カフェインレスといっても、全くカフェインが含まれていないわけではありません。「デカフェコーヒー」のカフェイン残量の日本の基準は、通常のコーヒーと比べて、カフェインを90%以上除去したコーヒーのことを指します。全くカフェインが含まれていないものは「ノンカフェイン」と呼ばれます。

■カフェインのメリットって？

カフェインは、コーヒー1杯におよそ120mg含まれています。カフェインには、覚醒作用がありますので、適量摂取すれば、作業効率がアップしますが、夜に飲むと睡眠の妨げになります。また、エストロゲンの分泌の活発化もサポートしてくれますので、美肌にも効果的だと言われています。

■子どものカフェイン摂取は望ましくない

しかし、このカフェインの作用は、子どもの成育に悪影響を及ぼしてしまいます。したがって、妊娠中や授乳中にカフェインを摂取するのは赤ちゃんの成長に望ましくないとされています。

■大人のカフェイン中毒も近年話題に

また、成人の場合でも、1日のカフェイン摂取量が400mgを越えてしまうと、中枢神経や消化器官を刺激しすぎてしまったり、ホルモンバランスが崩れてしまうなどの副作用が現れ始めます。カフェインは中毒性がありますので、カフェインの摂り過ぎが気になる方は、カフェイン摂取量を減らす必要があります。

■コーヒーの味や香りを楽しみたい方はデカフェコーヒー

しかし、カフェインの摂取が望ましくないとされている妊娠中の方も、コーヒーを味わいたいという方は多いですよね。

デカフェコーヒーは、カフェインの量がかなり少なくなっていますので、夜寝る前にコーヒーを飲みたい方や、カフェインの摂り過ぎが心配な方、妊娠中の方や授乳中の方などに人気となっています。

デカフェの淹れ方は通常のコーヒーと同じ

デカフェは、カフェでも飲むことができるお店が増えてきていますし、ペットボトルも販売されています。最近では、コンビニでも手軽に購入できます。

また、自宅でも挽きたての豆の美味しさや香りを味わえるレギュラーコーヒーから、飲みたい時に手軽に淹れられるドリップ式やインスタントコーヒーなど、色々な種類を購入することができます。

■淹れたてのコーヒーを楽しみたい方はレギュラーコーヒーやドリップバッグタイプを

デカフェコーヒーの淹れ方は、通常のコーヒーと同じです。レギュラーコーヒーのデカフェは、豆のまま販売されているものもありますし、豆を挽いて粉の状態にして販売されているものもあります。

デカフェコーヒーは、通常のコーヒーよりも香りや味に物足りなさを感じる方も少なくありません。自分で豆を購入して、コーヒーを淹れる前に豆を挽くことで、より通常のコーヒーに近い香りや味を楽しむことができます。

自宅にミルがないという方や、手軽に淹れたてのコーヒーを飲みたい方は、ドリップバッグ式のデカフェコーヒーがおすすめですよ。

■インスタントコーヒーも豊富

また、最近では、ドリップせずにお湯を注ぐだけで飲むことができるインスタントのデカフェコーヒーも多く目にするようになってきました。