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2018.10.07

カーテンは自宅で洗濯できる!洗い方と干し方のポイント

カーテンは自宅で洗濯できる!洗い方と干し方のポイント カーテンは自宅で洗濯できる!洗い方と干し方のポイント

大きくて重いカーテンは洗うのが面倒なので、意外とお手入れが後回しになってしまいます。今回は、カーテンを自宅で洗濯する方法や干し方のポイントをご紹介します。自宅で洗ったら短くなってしまった!といった失敗をしないように、チェックしてください。

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カーテンを洗う頻度はどのくらい?レースカーテンは洗う回数を多くして

カーテンを開く女性の手元

カーテンは大きくて重いので気軽に洗うことができません。ところが、部屋のホコリやハウスダスト、結露が起きやすい窓に触れることによって発生するカビなど、さまざまな種類の汚れが日々たまっています。ですから、カーテンは定期的に洗うことが必要ですが、どのくらいの頻度で洗えばいいのでしょうか。

カーテンにはレースカーテンと厚手の生地のドレープカーテンがありますが、窓に接触するレースカーテンは一年に2回ほど、ドレープカーテンは一年に1回ほど洗うといいようです。もちろん部屋でたばこを吸う方や、お子様がいらっしゃってカーテンが汚れやすいご家庭などは、もっと頻繁に洗った方がいいでしょう。

窓に接触して結露の水分がつきやすいレースカーテンはカビが発生しやすいので、ドレープカーテンより洗う回数を増やしましょう。

まずは洗濯表示をチェック!洗濯表示がない場合は?

洗濯表示

実際にカーテンを洗う前にまずは洗濯表示のタグを確認して、自宅で水洗いしても大丈夫か確認しましよう。ここでは、洗濯表示の意味をご説明します。

【洗濯表示の意味】

■洗濯機で洗えるマーク

たらいの中に水が入ったマークがある場合は、洗濯機で水洗いができます。水の中の数字はその数字の温度が上限の水温という意味です。たらいの下にラインが引いてあるのは、水流は弱で洗う必要があるという意味。ラインの数が多いほど水流を弱める必要を表しています。

■手洗いで洗えるマーク

たらいの中の水に手が入っているマークは、手洗いはOKという意味です。このマークの場合は洗濯機での洗濯は避けましょう。

洗濯表示でたらいの中に水が入っているマークの上に×がある場合は、自宅での水洗いでの洗濯はできないという意味になります。水洗い不可の場合は自宅では洗わずに、クリーニング店に出しましょう。

■洗濯表示のタグがない場合

カーテンが古いなどの理由で洗濯表示のタグがついていないカーテンもあると思います。そういった場合は、自宅で洗っていいかどうかわからないので、クリーニングに出すのが無難でしょう。

カーテンの洗濯方法【1】洗濯機で洗う方法:水流は弱水流で

洗濯機で選択する女性の手元

カーテンを洗濯機で洗っていきますが、汚れがひどい場合は、大きな洗い桶などにつけてつけ置き洗いをしておくと、汚れが落ちやすくなります。

■カーテンの洗濯に用意するもの

・洗濯洗剤(洗濯表示に「中性」とある場合は、中性洗剤)
・洗濯ネット(折りたたんだカーテンが入る大きめのもの)

■カーテンの洗濯手順

①カーテンを屏風だたみ(文字通り屏風のようにたたむこと)で縦と横にたたんで、洗濯ネットにいれます

②洗濯機の水流は「手洗いコース」などの弱水流に設定して洗います。柔軟剤を入れたい場合は、最後のすすぎの段階で投入します。柔軟剤は消臭効果があるので、たばこのニオイが気になる方におすすめです

③脱水は短めにしましょう。長く脱水すると、カーテンのシワの原因になります

カーテンの洗濯方法【2】カーテンのフックを外さずに洗う方法

カーテンのフックを外す女性の手元

カーテンを洗う時に、カーテンからフックを外したりはめたりする作業が面倒!という方もいらっしゃると思います。そういった場合は、フックをカーテンに装着したままで洗うことも可能です。

カーテンをカーテンレールから外したら、フック部分が内側におさまるように折ります。次にカーテンを縦にくるくる丸めて大きなゴムか紐でゆるく束ねます。そのまま洗濯機に入れて洗います。この時、入る洗濯ネットがあれば、入れた方がダメージが少なくて済みます。

カーテンの洗濯方法【3】カーテンの干し方はカーテンレールにかけて

カーテンをカーテンレールに掛ける女性の手元

カーテンを干す時は、カーテンが大きいので干す場所の確保に困ってしまいますよね。カーテンはレールにかけてそのまま干してしまいましょう。窓を開けて風を通せば夏ならすぐに乾きます。

せっかくカーテンを洗っても、窓が汚れていたら汚れがカーテンについてしまいます。カーテンを洗っている間に窓を拭いておくのをおすすめします。

カーテンの洗濯方法【4】カビは重曹で落として

つけ置き洗いの様子

カーテンについたカビは、重曹を使って落とすのがおすすめです。重曹を使ったカーテンの洗い方をご紹介します。

■用意するもの

・洗濯洗剤(お湯の量に対して1%程度)
・酸素系漂白洗剤(お湯の量に対して1%程度。カーテンの生地によっては色落ちの可能性があります。事前に色落ちテストをしましょう)
・重曹(小さじ1杯程度)
・大きめの洗い桶(浴槽を使ってもOK)
・洗濯ネット

■洗濯手順

①大きめの洗い桶にお湯をいれます。お湯の温度はカーテンの洗濯表示の指示に従いましょう。お湯に上記の洗剤を入れてよく溶かします

②カーテンを入れて10分ほどつけ置き洗いします

③カーテンをたたんで洗濯ネットに入れて、洗濯機で弱水流ですすぎます

④脱水は短めにしましょう

カーテンの洗濯方法【5】コインランドリーなら家中のカーテンが一度に洗える!

コインランドリー

家中のカーテンを一枚一枚洗うのは面倒なので一気に洗いたいという方におすすめなのが、コインランドリーでまとめて洗う方法。コインランドリーは大量のカーテンを一度に洗うことができますし、水量も多いのでまとめて洗うことができます。

洗濯手順は、コインランドリーに行く前にカーテンを一枚づつネットに入れておきます。コインランドリーでは通常通り洗濯して、脱水したらすぐに取り出し、持ち帰ったらカーテンレールにかけて乾かします。

ただし手洗いマークのカーテンは、コインランドリーでの洗濯は避けましょう。

今回はカーテンを自宅で洗濯する方法をご紹介しました。カーテンは定期的に洗って清潔に保っておくと気持ちよく過ごすことができます。洗う前は面倒なカーテンの洗濯ですが、一度洗濯して洗い方を覚えれば、洗うのが習慣づくので億劫ではなくなります。まずはカーテンの自宅での洗濯に挑戦してみてください。

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