6畳といえば寝室の一般的な広さですが、レイアウトによって広く見せることは可能!一人暮らしなのか二人暮らしなのか?ベッドはシングル?セミダブル?など、6畳寝室の様々なパターンのおしゃれなレイアウトをご紹介します。
【目次】
日本の住宅において6畳や7畳の狭い寝室は一般的。いかに広く見せるかは、部屋のサイズ感とベッドの大きさを正確に測ることがポイントです。
確かに大きめのベッドは寝心地が良いですが、部屋のサイズに合わなければレイアウトにひと苦労。時には搬入できなかったり、クローゼットの扉が開かなくなったりするので気をつけましょう。
ベッドと壁や家具との隙間は、最低でも60cm確保しないと不便です。6畳の寝室はダブルベッドを置く余裕あり。ただし、ベッドがメインのレイアウトにしたくないなら、シングルベッドや布団がおすすめです。
■シングルベッド
6畳の寝室を開放的に見せるには、シングルベッドが最適。特にローベッドを中心にレイアウトすれば、空間が広くなり部屋自体が広く見えます。
■セミダブルベッド
セミダブルベッドを置く場合は、壁に寄せて生活範囲を広く確保するのがポイント。棚やドレッサーは、部屋のコーナーに配置すると実際より広く見える効果があります。
また、夫婦で使う寝室の場合、壁にくっつけて配置すれば赤ちゃんが生まれて添い寝する時にも安心です。
■ダブルベッド
ダブルベッドの場合は、どうしてもベッドメインに。できる限り空間を確保するには、奥行きの浅いベッドを配置するのが有効です。
ボルドーの壁紙に、ダークブラウンの家具という渋めのカラーリングが新鮮。濃いめのフローリングやシャンデリアでアンティーク風に仕上げれば、大人っぽさ満載です。
セミダブルベッドを真ん中に配置して、両サイドに棚をレイアウトすればバランス的にも○。
夫婦の寝室にセミダブルベッドを置く時は、両側に生活スペースを作ってお互い行動しやすくしましょう。
壁、ベッドのヘッドボード、チェストなど、全て同じウッドで統一すれば6畳空間もかなり広く見える効果あり。木目が目立つカントリー調のウッドは、視覚的にも落ち着くので寝室向き。
大きめの窓とベッドの間に行動スペースを作れば、必然的に自然光を浴びる時間が長くなり気分的にもアップ。
ナチュラルなラグマットやサボテンなど、寝室のテイストにぴったりな小物をさりげなく置くとグンとこなれた雰囲気になります。
ライトブルーと白のコンビネーションは、ヨーロッパの部屋に多い配色。薄いカラーを2色使いする場合は、壁の1面のみ色を変えるとメリハリが出て部屋が広く見えます。
壁面収納とベッドの間は60cm確保。逆サイドにチェスト、コーナーには大きめの観葉植物を置いて、空間をうまく利用すれば6畳でも窮屈に感じません。
薄いカラーばかりだと、ぼんやり見えが心配。アクセントとして北欧風のポップなデザインのクッションなどをプラスしましょう。
モノトーンカラーを基調とした寝室は、ニューヨークのホテルを思わせるモダンな雰囲気。窓枠やベッドのヘッドボード、照明を黒で統一すれば、レイアウト的にピシッと引き締まります。
セミダブルベッドの片方を壁に寄せて、スペースがある方に小ぶりの棚を配置。ベッド下に細長いラグを置き、床をツートーンにすることで6畳を有効利用。
モノトーンにプラスワンカラー加える場合は、ブラウン系がおすすめ。明るいカラーは浮いてしまうので、せっかくの大人っぽい雰囲気が台無しになってしまいます。
6畳の寝室でも、シングルベッドを壁にくっつけて配置すればかなりスペースあり。対面にテレビ台やお気に入りのインテリアをレイアウトして真ん中にスペースを作れば、不便さは感じません。
ベッドにはいくつもクッションを置いて、暖かい雰囲気に。すべて違う柄でも、それぞれ季節感を意識した柄であれば違和感なくまとまります。
本棚を取り付けたり、観葉植物を垂らすことでぽっかり空きがちな寝室の上部をうまく活用しましょう。
とにかく白!他カラーは一切使わない頑固なまでのこだわりが、6畳の寝室とは思えないほどの開放感を与えてくれます。
シングルベッドを2つくっつけて、リネン類もすべて白で統一。周りの白い壁とベッドが同化して、2人と言わず4人くらい一緒に寝られそうな見た目に。
ブラインドや棚、照明カバーももちろん白。窓から入る光の色も優しくなるので、気持ちの良い朝を迎えられそうです。
たとえ6畳でも、レイアウト次第で快適な寝室にすることは可能です。心地良い眠りを叶えるために、ぜひご紹介したレイアウトの実例を参考にしてみてください。