Tシャツ×デニムコーデに欠かせない着こなしテクといえばTシャツイン。ただやり方によってはダサくなってしまうことがあるので、やみくもにインするのは注意が必要です。そこで今回は、Tシャツインでダサくならないおしゃれコーデをご紹介します。
【目次】
Tシャツにデニムを合わせた時に、Tシャツの裾をデニムにインするかしないかで悩むことがありますよね。ワイドシルエットのデニムやフラットシューズの靴がトレンドの今、Tシャツの裾はデニムにインした方がバランスが良くなってスタイルアップにもなります。
ただ、Tシャツインの着こなしは、やり方を間違えるとダサく見えてしまったり野暮ったい雰囲気になるので注意が必要です。
そこで今回は、Tシャツインのダサくならないやり方や、「全部イン」と「前だけイン」の2種類のTシャツインのお手本になるようなおしゃれコーデをご紹介。それぞれのTシャツインで合わせるボトムや使い分け方のポイントもご紹介するので、ぜひ参考にしてください。
Tシャツインの「全部イン」でダサくならないやり方は、Tシャツの裾を少しブラウジングさせてさりげなくインするやり方。Tシャツをインした時に裾に全く余裕がないと不自然な感じがしてダサく見えてしまいます。
Tシャツインの「前だけイン」でダサくならないやり方は、Tシャツの裾をサイドまできっちり入れずにフロントの真ん中あたりだけを入れるやり方。「全部イン」と同様で、さりげなく入れるのがこなれ感を出すコツです。
この時、サイドの裾の分量が左右同じバランスにならなくてもOK。左右で裾の量が違う方が自然な感じでこなれて見えます。
Tシャツインした時にダサくなるかならないかでポイントなのが、Tシャツとボトムスの色やデザインのバランス。Tシャツが白のロゴTでボトムスが黒のパンツの場合、Tシャツをインしないと白の分量が多すぎると感じる時はTシャツをインするのが◎。
Tシャツがボリューム感のあるものや丈感が長いデザインのものだと、Tシャツをインしてしまうとウエストまわりがもたついてダサく見えてしまうので気を付けましょう。
Tシャツをデニムにインした時に、デニムにベルトをするかしないかで悩む方が多いのではないかと思います。例えば、ボーダーTシャツをデニムにインした場合、Tシャツがボーダー柄でデニムが無地なのでウエストの位置がはっきりしてメリハリがあります。このコーデにベルトをしてしまうと、トゥーマッチな印象になって今っぽさに欠けることに。
逆に、Tシャツとボトムスの色がワントーンの着こなしなどでウエスト位置がぼやけてしまう場合は、メリハリをつけたりスタイルアップを印象付ける目的でベルトをした方がいい場合があります。
コーデがシンプルな場合も、ポイントとしてベルトを使うことでおしゃれ感がアップすることも。コーデに応じてベルトをするしないを使い分けましょう。
Tシャツをインする際に合わせるボトムスのおすすめは、タイトシルエットのスキニーよりワイドシルエットのパンツ。ワイドパンツは下半身にボリュームがあるので、トップスをコンパクトにすることでコーデがバランス良くまとまります。
青いロゴがポイントの白Tシャツに黒のワイドチノパンツを合わせたコーデは、Tシャツをインすることで、パンツの個性的なシルエットが際立って上級者感がアップ。裾をパンツにインしたことでTシャツのロゴ位置のバランスも◎。
Tシャツにマキシ丈の花柄スカートを合わせる人気のカジュアルコーデは、足元にスニーカーやフラットシューズを合わせるのが鉄板。
ただ、スカートの丈感が長くてスニーカーがフラットなので、Tシャツをインせずに合わせてしまうと寸胴な印象に。トップスのTシャツはスカートにインしてコンパクトにすることで、スタイルアップになって脚が長く見えます。
ゆるっとしたシルエットのバッグプリントTシャツも、タイトなシルエットのマキシ丈スカートに合わせることで大人っぽい女性らしいコーデに。大人女子がロゴTシャツを着る時のお手本にしたい着こなしです。
ワイドパンツにジャケットを羽織る時は、インナーをボトムスにインしてコンパクトにすることでバランス良く着こなせます。
ベージュのワントーンにインナーのTシャツだけを白にした場合、白の分量は少ない方がベージュのまろやかな雰囲気がキープできて◎。ワイドパンツにアウターを合わせてなんだかバランスが悪いなと感じた時は、インナーをパンツにインしてみてください。
白Tシャツにブラックデニムを合わせるシンプルコーデは、Tシャツの裾はデニムにインすることでバランス良くまとまります。ただアイテムや配色がシンプル過ぎて、なんだかコーデがさびしい印象になる場合も。
そんな時に効果的なのが、前だけインでウエスト周りにこなれ感のアクセントをプラスする着こなし。ショルダーバッグの斜め掛けも、コーデがさびしい感じがする時に使える着こなしテクです。
ゆるっとしたサイズ感のロンTは、裾をインせずに着ると分量が多すぎてボトムスとのバランスが悪くなってしまうことも。ただ裾を全部インしてしまうとウエストまわりがもたついて野暮ったくなってしまいます。
そんな時は前だけインでTシャツのボリュームを調節することで、コーデがバランス良くまとまります。Tシャツの袖をまくって、今っぽさに欠かせない抜け感もプラス。
旬なコーデに欠かせない着こなしテクがTシャツイン。さりげなくTシャツインしてこなれ感を出すことで着こなしがぐっと垢抜けます。「全部イン」と「前だけイン」を上手に使い分けて、Tシャツインでコーデの着こなしの幅を広げてください。