新生活のために引っ越しが決まれば、すぐに荷造りに取り掛からなくてはなりません。しかし、食器のような割れ物はどのように梱包すればいいのか悩んでしまうことはありませんか?そこで今回は、食器を梱包・荷造りするコツをご紹介します。
【目次】
引っ越しのための荷造りは、意外と時間がかかって大変ですよね。
特に食器のような割れ物の場合、きちんと梱包しておかないと引っ越し中に割れてしまうこともあるので、注意が必要です。
しかし、自分で割れないように梱包するためには、どうすればいいのか困ってしまうことも……。
そこで今回は、食器の梱包からダンボールへの入れ方などをご紹介します。
まずは、必要なものを用意しましょう!
■食器の梱包で必要なもの
・ダンボール
・新聞紙、チラシ、緩衝材
・マジック、はさみ、カッター、ガムテープ
まず、大きなダンボールには軽い荷物、小さなダンボールには重い荷物というのが引っ越し準備での原則になるので、食器の場合はSサイズのダンボールなど、小さめのものを用意するといいですよ。
荷造りをする上で最初に行わなければならないのが、食器を新聞紙で梱包していくことです。
食器に合わせた梱包をすることで、引っ越し中の破損を防ぐことが期待できます。
■お皿の場合
①お皿を新聞紙の中央にのせたら、四方を折り畳みます。
②包んだら伏せて重ね、ダンボールに入れる際は立てて入れていきましょう。
■カップ類の場合
①コップを新聞紙の手前角にのせたら、コップを転がしながら紙を折り込んでいきます。
②飲み口側の紙をコップの中に折り込み、テープで止めましょう。
ワイングラスのような脚のある食器は、脚の部分に新聞紙を巻きつけてから、グラス全体を新聞紙で包むように梱包するといいですよ。
一個ずつ梱包した食器は、どんどんダンボールに詰めていきます。
このとき、いきなりダンボールに入れてしまうと、引っ越し中の衝撃で割れてしまう可能性があるので、まずはダンボールの中に緩衝のための新聞紙や緩衝材を敷くことがポイントです。
新聞紙よりもプチプチなどの緩衝材がおすすめですが、新聞紙しかない場合は丸めるなどしてクッションの代わりになるように敷くといいですよ。
梱包した食器と、緩衝材を敷いたダンボールが用意できたら、早速詰めていきますが、基本は上段に軽いものがくるようにしましょう。
できれば、ひとつのダンボールに高さが揃ったものを入れていくのが望ましいですが、人数が少なければ同じ高さの食器は何枚もないので、難しいですよね。
ですので、引っ越し中の割れを防ぐためには、できるだけ重いものから入れることを重視しましょう。
また、平皿は上からの圧力に弱いので立てて入れることがポイントです。
そして深皿は1枚ずつ包んだものを上に重ねて入れていくといいですよ。
持ったときに、重心が真ん中にくるように詰めることができるとよりgood。
引っ越し中の割れを防ぐためには、食器の入ったダンボールに隙間を作らないことも大切です。
形や大きさが違う食器ばかりになってしまえば、どうしても隙間ができてしまうので、段と段の間、隙間にも新聞紙を丸めて入れるようにしましょう。
できれば、ダンボールに入れた後に一度持ってみて、カタカタ音がしないか確認をすることがおすすめです。
少しでも移動するような感覚があれば、隙間があるサインなので、もう一度見てみてください。
隙間なく、丁寧に食器を入れることができたら、ダンボールにテープを貼って固定しましょう。
このとき重要なのは、「割れ物注意」と記載することです。
せっかく丁寧に梱包しても、中身が割れ物だと知らずにポンッと置かれてしまえば割れてしまうことも。
一言注意書きがあれば、自分だけでなく引っ越し業者の方も丁寧に扱うことができるので、引っ越し中の割れを防ぐことができるでしょう。
割れ物注意シールでもいいですし、なければ赤いペンで目立つところに「こわれもの」と書いておくといいですよ。
「引っ越し準備で食器を梱包するために、新聞紙が欲しいけどない」ということもありますよね。
その場合でも、家にあるもので代用することができるので、いくつか便利なアイテムをご紹介します。
■新聞紙の代用になるもの
・衣類
・タオル
・キッチンペーパー
・ラップ
ラップは2~3周させるようにぐるぐる巻けば、厚みを出すことができるので、食器同士の接触を防ぐことができます。
さらに衣類やタオルなどで巻けば、良いクッションになってくれますよ。
引っ越しで食器を梱包するときのポイントをご紹介しました。
大切な食器が割れないように、引っ越し準備をする際は丁寧に扱いたいものですね。
新聞紙の巻き方やダンボールへの詰め方を意識して、割れない荷造りをしていきましょう。