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2022.06.25

洗濯機のドライとソフトの違いとは?使い方や注意点を教えます

洗濯機のドライとソフトの違いとは?使い方や注意点を教えます 洗濯機のドライとソフトの違いとは?使い方や注意点を教えます

洗濯機に備わっている「ドライコース」と「ソフトコース」の違いを知っていますか?日常的に上手く使い分けられていない方も多いはず。今回は洗濯機の「ドライコース」と「ソフトコース」の違いや仕様について説明します。使い方を理解して上手く活用しましょう。

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洗濯機のドライコースはソフトコースと何が違う?

洗濯機の設定をする女性の手元

洗濯機のドライコースは、洗濯機によっては「おしゃれ着コース」や「手洗いコース」、「おうちクリーニング」といった名称で呼ばれ、ニットなどの繊細な衣類の形くずれを抑えながら洗いたい時におすすめの洗濯設定になります。洗濯機の洗い方がソフトで水流も穏やかなので、洗濯による生地へのダメージを最小限に抑えることができます。

■ドライクリーニングのドライとの違いは?

ドライという言葉から「ドライクリーニング」と同じ洗い方ができると誤解をしている方がいるかもしれません。洗濯機のドライコースは、クリーニング店の洗い方と全く異なるため注意しましょう。自宅の洗濯機は水でしか洗えないため、水溶性の汚れのみを落とすことができます。

■通常やソフトコースとの違い

通常のコースは洗濯機をしっかりと動かし強い水流で洗うため、優しい洗い方というよりも汚れをしっかり落とすことが必要なタオルなどにおすすめのコースです。ソフトコースとは、この通常コースより少し弱い水流で洗うコース。ドライコースに比べて強い洗い方になります。ただ、洗濯機によっても設定が違う場合があるので、取り扱い説明書などで確認することをおすすめします。

洗濯する素材や汚れ具合によって洗うコースを使い分けることで、洗濯による生地へのダメージを防ぐことができます。

■ドライコースがない場合

洗濯機によって呼び方が違う場合があります。洗濯機のコースの中で最も優しく洗えるコースがドライコースにあたります。

ドライコースの特徴:時間や脱水について

洗濯機の中の水流

■ドライコースの特徴①:洗濯やすすぎ、脱水にかかる時間

ドライコースの特徴の1つが、洗濯やすすぎ、脱水にかかる時間です。通常の洗い方ではダメージを与えてしまう可能性のある素材を洗うため、洗濯やすすぎ、脱水の時間はそれぞれ短く設定されています。ニットは水に浸かっている時間が長くなると縮みの原因になってしまうため、ドライコースで洗うのが最適です。

■ドライコースの特徴②:水流の強さ

ドライコースのもう一つの特徴が水流の強さです。通常のコースのような水流でニットを洗ってしまうと縮みや型崩れの原因になってしまいます。水流も優しく設定されているので、押し洗いのような優しさで洗うことができます。

■ドライコースは洗えていない?

「ドライコースは洗濯時間が短く水流も弱いので洗えていない?」と感じている方もいるかもしれません。洗濯機を使わずに手で洗う方が、しっかりと洗えて水の量も少なく済みます。どうしてもそんな感じがする時には手洗いで洗うなど、洗濯機のドライコースと手洗いを上手に使い分けましょう。

ソフトコースの特徴:時間や水流の強さについて

■ソフトコースの特徴①:洗濯やすすぎ、脱水にかかる時間
ソフトコースはドライコース同様、洗濯やすすぎ、脱水の時間は標準コースよりも短くなります。優しく揺すり洗いが基本のため、音がうるさくないのもメリットです。やさしく洗えるソフトコースでは、ランジェリーやストッキングなどの洗濯に適しています。

■ソフトコースの特徴②:水流の強さ
ソフトコース水流の強さは、標準コースよりも弱く、ドライコースよりもやや強めです。洗濯槽に水をたくさんためて、優しい水流で衣類を泳がせながら洗っていきます。ただし、ドライコースの方がよりやさしい洗い方のため、型崩れ・色落ちさせたくないおしゃれ着にはドライコースを使用しましょう。

洗濯表示のどのマークの時にドライコースで洗濯するの?

洗濯表示

では、どんな時にコースを使い分けたら良いのでしょうか。洗濯表示を確認することで適したコースが分かります。

■「手洗い」マークがある場合
洗濯表示に「手洗い」マークの、水が入ったタライと手のイラストがあれば、ドライコースでの洗濯がおすすめです。

■「P」のドライマークも「手洗い」マークがあればドライコースで洗濯可
洗濯表示にドライマークである「P」のマークがある場合は、一緒に「手洗い」マークがないか確認しましょう。どちらのマークもあればドライコースで洗濯できます。

■「F」のセキユ系マークはクリーニング店へ
「F」のマークは、セキユ系のドライクリーニングが必要という意味になるのでクリーニング店に出しましょう。

ソフトコースにおすすめの洗濯物

■タライの下に2本線がある場合

家庭洗濯のマークでタライの下に線が入っている絵表示がありますが、線の数が多いほどデリケートに洗濯する必要があるという意味で表示されています。またタライの中にある数字は温度を表します。

ソフトコースに向いている洗濯絵表示は、タライの下に2本線とタライの中に30と描かれた洗濯表示がある衣類です。つまり液温は30℃を限度とし、洗濯機で非常に弱い洗濯ができる洋服をあらわします。

ただしお使いの洗濯機によって異なる場合もあるので、それぞれのメーカー推奨に従って洗濯しましょう。

洗剤の選び方のポイント

ドライコースではおしゃれ着用液体中性洗剤を、ソフトコースでは液体中性洗剤、または液体合成洗剤が適しています。基本的にどちらのコースもおしゃれ着用洗剤であれば問題ありません。これらをふまえて洗剤を選ぶときのポイントをまとめました。

■液性が中性のもの
デリケートな衣類を洗うための洗剤は、衣類にやさしく程よい洗浄力の中性の洗剤を選びましょう。洗濯洗剤の液性がアルカリに傾くほど洗浄力が強く、汚れも良く落ちますが衣類にダメージを与えてしまうことがあります。

■衣類の繊維を滑らかにするもの
デリケート素材の衣類は、洗濯時や着用時の摩擦がヨレや型崩れの原因になってしまいます。しかし、衣類の繊維をコーティングし、滑らかに整えてくれる洗剤を選ぶと、衣類を摩擦のダメージから守ってくれるでしょう。

また絡まりを防ぐために、洗濯ネットを用意をするとよりダメージを与えずに洗濯できます。

ドライコースにおすすめの洗剤

エコストア デリケート&ウールウォッシュ

ecostore(エコストア)の「デリケート&ウールウォッシュ」

ドライコースで使用する洗剤は優しい洗浄力のものが最適です。通常の洗濯に使う弱アルカリ性洗剤では、洗浄力が強すぎるためドライコースには向いていません。エマールのようなおしゃれ着用洗剤を使って洗いましょう。

洗剤のおすすめは、ecostore(エコストア)の「デリケート&ウールウォッシュ」。デリケートな素材の衣類を繊維を傷めず、清潔にすっきり洗ってくれます。おしゃれで可愛いパッケージが洗濯する時のテンションを上げてくれるのも嬉しいポイントです。

エマール アロマティックブーケの香り

型崩れしたくない衣類はダメージリペア技術で繊維を内側から補修してくれる洗剤を使いましょう。エマールはニットやカジュアル服の伸びやヨレを戻してくれます。シワや色あせ防止にも効果的で、お気に入りの服をきれいに長く着れます。

エコベール デリケートウォッシュ

エコフレンドリーな洗剤を使いたい人にはエコベールのデリケートウォッシュがおすすめ。環境と手肌にやさしい洗剤で、植物とミネラル由来原料がベースになっています。しっかりとした洗浄力がありながらも、洗濯ものをより柔らかに肌触りよく仕上げてくれます。ウォーターリリーの優しい香りが魅力的ですよ。

ソフトコースにおすすめの洗剤

エマール リフレッシュグリーンの香り

ランジェリーやストッキングに最適なソフトコースでは、汎用性に優れた定番のおしゃれ着用洗剤がおすすめです。デニムやスカート、大切に洗いたいランジェリーなど幅広く使えるのでクローゼットの衣類をまるごときれいにしてくれます。さわやかなリフレッシュグリーンの香りが魅力です。

ザ・ランドレス デリケートウォッシュ

ワンランク上の洗剤を使いたい方には、ニューヨークで生まれたファブリックケア専用「ザ・ランドレス」がおすすめです。スタイリッシュなデザインで環境にも配慮されたこのランドレスの洗剤は、人工の香料を一切使わずエッセンシャルオイルの調合によりつくられています。さわやかなレディーの香りで、デリケートな素材の衣類を優しく効果的に洗いあげます。

アクロン ナチュラルソープの香り(微香)

アクロンも定番のおしゃれ着専用洗剤です。着用後の伸びやヨレなどの着用ダメージをケアし、衣類の見た目を保ってくれる洗剤です。シルキータッチ成分が繊維をコーティングし、摩擦を抑えて毛羽や毛玉の発生を防いでくれます。

洗濯機の「ドライコース」と「ソフトコース」の違いや仕様について紹介しました。衣類の正しい洗い方を知って、大切な洋服を長持ちさせましょう。洗濯機の「ドライコース」と「ソフトコース」を上手く使い分ければ洗濯も楽しくなります。

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