ジメジメとした梅雨の季節、洗濯問題に頭を抱える方も多いはず。ここでは雨の日の部屋干しのあれこれをチェックして、嫌な湿気や生乾き臭にも負けず快適な洗濯ライフを送りませんか?そこで今回は、梅雨の部屋干しがうまくいく方法を一挙ご紹介します!
【目次】
梅雨の季節、頭を悩ませるのが「洗濯」問題。悪天候により湿気が多くジメジメとしている日々で、洗濯物の乾きが悪くお悩みの方も多いことでしょう。さらには、部屋干しをするにも十分なスペースが確保できずお困りの方、室内の湿気によるカビの問題に頭を抱えている方もいらっしゃるはず。ここでは憂鬱な梅雨の洗濯をより快適に、そして日々の生活を豊かなものに導くためにも、部屋干しのポイントをチェックしてみませんか?
そこで今回は、梅雨の悩める部屋干し問題を解決すべく、お洗濯トラブル改善の秘訣を丸ごとご紹介します!まずは部屋干しにありがちなトラブルや湿気・生乾き臭を防ぐ秘訣を徹底解説した上で、役に立つ便利グッズや干し方まで一挙ご紹介しますので、ぜひ最後まで目を通してみてください。
あなたも、一度は他人の洗濯事情に興味を抱いたことがあるのではないかと思います。特に晴れ間の少ない梅雨の時期に関しては、気軽に洗濯ができない上に湿気なども厄介で、他のご家庭ではどうしているのかなどと気になるポイントが多いことでしょう。ここでははじめに、梅雨の季節の部屋干しが及ぼしやすいよくあるトラブルを押さえて、洗濯問題に対する意識を高めておきませんか?
そこでまずは、梅雨の季節の部屋干しにありがちなお悩みを徹底解説します!ここでは、様々なご家庭で共通して悩みのタネとなりやすい、4つのトラブルを厳選してご紹介。この機会にチェックして、部屋干しに対して抱いているお悩みがご自分だけではないことを実感していただけたら幸いです。
まず一つ目のお悩みが、ズバリ「生乾きや嫌な臭いが気になる」というものです。雨の日の部屋干しでは洗濯物がカラッと乾きにくく、衣類のじめっとした気持ちの悪い状態にお悩みの方も多いかと思います。手に触った時のなんとも言えないしっとり感に、より一層憂鬱な感情が込み上げてくることでしょう。
さらにしっかりと乾ききれない状態に加え、あの独特な「生乾き臭」に頭を悩まされるはず。せっかく洗って綺麗な状態にしていても、嫌な生乾き臭がするとどうしても清潔だとは感じられにくい……。時間をかけてしっかりと乾かしたとしても、衣類に嫌なニオイが残っていると、そのまま着用するには気が引けます。
梅雨の部屋干しにありがちな二つ目のお悩みが、「洗濯を干す十分なスペースがない」というものです。一人暮らしで洗濯物が少ないのならまだしも、家族の人数が多かったり、こまめに洗濯できず限られた日にまとめて洗ったりするとなると、一度の量が多く干すスペースに頭を抱えることとなるでしょう。
洗濯物を干すスペースが十分に確保できなければ、その分きちんと乾ききるのにも時間がかかりますし、生乾きになってしまう可能性も高まります。したがって、部屋干しをすると干す場所や干し方を工夫して、梅雨の嫌な日々の洗濯問題を解消したいものです。
雨の日の部屋干しが影響する三つ目のお悩みが、「湿気が多くジメジメ感が気になる」というもの。梅雨の季節はただでさえ湿気が多く不快になるのに、洗濯物を部屋干しすることによって、さらに室内の湿度が上昇。洗濯物の量が多ければ多いほど湿気が高まりますので、適切な量を意識したいところです。
さらに基準として、洗濯物を乾かす際の室内の湿度は「50%」以下が理想だとされています。それ以上だとどうしても乾きにくくなりますし、雑菌が繁殖しやすく生乾きや嫌な臭いの原因になりやすいため、十分にご注意ください。止むを得ず一度に大量の洗濯物を干さなければならない場合には、『除湿』を心掛けると良いでしょう。
部屋干しによって室内の湿度が高い状態の日々が続くことにより、「部屋にカビが発生する」というトラブルが発生するケースも多く見受けられます。さらには湿度が高いとダニの発生を促す恐れがあるのですが、繁殖すると喘息や気管支炎などのアレルギー症状を引き起こす可能性もあるため、十分に注意が必要。過剰な湿気は、洗濯物を乾きにくくするだけではなく、私たちの健康面にも害を及ぼす恐れがあると頭に入れておきましょう。
一般的に部屋干しをすると、室内の湿度は80%以上に。カビに関しては、床や窓枠、壁のクロス裏などの温度が低い場所で湿度が高まりやすいため、部屋干しが続く梅雨の季節には、より一層注意深くチェックしておくことをオススメします。
以上より、梅雨の洗濯問題がもたらす悩みをいくつか挙げましたが、いかがでしたでしょうか。やはり生乾きやその臭いに不快感を抱いている方が多く、次点としては部屋干しのスペースや湿気によるカビ問題に頭を悩ませる方が数多くいらっしゃると言えます。このような洗濯トラブルを解消するには、どのような工夫が必要となるのか気になるところです。
そこで次に、梅雨の部屋干しを快適にするコツを一挙ご紹介します!ここでは、嫌な生乾き臭を防ぐ方法からうまく乾かす方法まで、知っておきたい部屋干しのポイントを徹底解説。梅雨の季節を快適に乗り切るためにも、正しい知識を身につけておきましょう。
部屋干しの不満として最も多く挙げられるのが、ズバリ「洗濯物が臭くなる」という問題。そこでそもそもの話、どうして室内で干した洗濯物から嫌なニオイがするのかご存知ですか?実は生乾き臭の原因は、「雑菌」の繁殖によるもの。洗濯物に残っている雑菌が、長時間の湿りによって繁殖することから、あの独特な臭いが発生するのです。
したがって、生乾き臭を防ぐためには雑菌の繁殖を防ぐことと、洗濯物を出来る限り速く乾燥させることが重要なカギとなります。そのためにも、まずは洗濯の環境を見直すことから取り組みましょう。洗濯機は専用の洗剤を使用して、定期的にお掃除を。さらに洗濯が終わったら蓋を開けて内部を乾燥させたりと、雑菌の繁殖を防ぐための一工夫を意識すると良いでしょう。
部屋干しでは、干す場所を適切に選ぶことも重要なポイントとなります。例えば、部屋干しの際にカーテンレールにハンガーをかけて乾燥させる方も多いかと思いますが、カーテンに湿気が移るとカビの繁殖を進行させてしまうためNG。衛生上の問題も考えて、他の布類などから離して乾燥させることを意識してください。
また洗濯物同士は、風通しを良くするために、しっかりと間隔を空けて干しましょう。濡れているものは風にさらすことで水分が飛びやすくなるため、一つ一つが重なり合う部分を少なくし、風に当てる面積を広くすることで、速乾を叶えることができます。重なっていると衣類同士が湿気を含み合い、乾きにくい状態を作り出してしまうので要注意です。
さらに部屋干しでは、洗濯物に直接風を当てることが大切。扇風機やエアコン、空気清浄機、除湿乾燥機などを使用して、風にさらしてください。リビングで干すのなら、エアコンの除湿機能やランドリー機能を使うと、広範囲に効率よく乾燥させることができるのでおすすめです。
例えば、部屋干し前にエアコンで除湿運転を行い、部屋の湿度を下げておくと室内の嫌なジメジメ感を解消することが可能。もちろん洗濯物が乾くまでの時間を短縮することもできますし、ぜひともおすすめしたい方法です。さらにエアコンを使って風にさらす際には、吹き出し口付近に洗濯物を干すと、より速く乾かすことができます。
さらには、衣類の生乾き臭を防ぐ驚きの方法も!例えば、その一つとして挙げられるのが、「洗濯のすすぎ時に『お酢』を加える」というテクニックです。酸素系漂白剤や重曹に殺菌・除菌作用があることをご存知の方は多いかもしれませんが、手元になければぜひお酢を使ってみて。なんと雑菌の繁殖を抑える効果を期待できるので、洗濯のすすぎ時に大さじ2〜3杯ほどを加えてみてください。
さらに、「洗濯前に衣類を熱湯に浸けておく」のも嫌なニオイを防ぐのにおすすめ。60度〜70度の沸騰前の熱湯に衣類を浸けて放置するだけで、殺菌や消毒効果を期待できるのです。たった一工夫で嫌な生乾き臭をグッと抑えることができるのですから、この機会に試してみてはいかがでしょうか。
梅雨の部屋干しのコツを解説したところで、次に気になるのが「便利グッズ」ではないかと思います。室内干しで意識することが分かっていても、それを叶えるアイテムがなければ、快適な洗濯ライフを送ることはできないでしょう。便利な部屋干しグッズを使えば、梅雨の季節も天候に左右されず、手軽に乾燥まで済ませられること間違いありません。
そこで次に、梅雨の部屋干しに便利なグッズを一挙ご紹介します!天候の優れない日々の洗濯をグッと楽に、そして快適に導くためにも、便利なアイテムにはとことん頼りたいところ。ここでは、部屋干しに必須と言っても過言ではないグッズを3つピックアップしてご紹介しますので、生活スタイルに合ったものを手に取ってみてはいかがでしょうか。
部屋干しの便利グッズとして人気を誇るのが、「突っ張り棒」や「ロープ」です。まず「突っ張り棒」に関しては、お部屋のデッドスペースを室内干しに有効活用できるため、ぜひとも一つは持っておきたいところ。壁にぴったりと密着することにより、水を含んで重くなった洗濯物をたくさん掛けても、ズレ落ちにくいところが嬉しいポイントです。ただし狭いスペースに干し過ぎると、湿気によりカビや臭いの原因になってしまうため、その点だけご注意ください。
さらに「物干しロープ」も、好きな場所につけることができることから、デッドスペースを無駄なく使える!収納時にコンパクトにまとまるところも魅力で、大きな物干しなどをしまうスペースがない一人暮らしのお部屋にも、ぴったりだと言えるでしょう。さらにスタイリッシュな見た目も嬉しく、インテリアの邪魔にならないところがgood。
一度に洗う洗濯物の量が多いご家庭ならば、しっかりとした物干し竿を用意しておきたいところ。そこでおすすめするのが、丈夫さと大量干しを叶える「4本竿物干し」です。沢山干すことができればこれ一つで済ませることができますし、その上安定感があると無駄な心配もなく、日々の洗濯をより快適なものへと導くことができるでしょう。
もしも普段、2台以上の物干しを使って乾燥させているのなら、ぜひ一度に大量干しが叶うこちらを手に取ってみて。置き換えるだけでお部屋がすっきりと見えますし、無駄な圧迫感をなくすこともできるでしょう。案外スペースの有効活用が難しい壁面を、一度で大量干しが手に入る物干しに変身させてください!
さらに梅雨の部屋干しに欠かせないと言っても過言ではないのが、「サーキュレーター」や「除湿機」です。これまでにお伝えしたように、室内で洗濯物を乾かすには風を当てることが何よりも重要となります。もちろん扇風機を使用しても良いのですが、あくまでも人が涼を取るためのものですので、出来ることなら「サーキュレーター」を用意したいところ。サーキュレーターは、空気を循環させるために直線的で遠くまで届く風を送るため、速乾に非常に便利なのです。
さらにお部屋の湿度を適切に保つためにも、「除湿機」があると安心。梅雨の季節の嫌なジメジメ感を解消することができるので、毎日を快適に過ごすためにも一台持っておくと良いでしょう。中には雑菌の繁殖や臭いを抑えてくれる商品もありますので、部屋干し問題をサクッと解決したい方は、ぜひこの機会にチェックしてみてください!
最後に、今回の本題となる梅雨の部屋干しの方法を徹底解説!ここでは、洗濯物の室内干しの基本から衣類の正しい干し方、便利グッズを使うおすすめの方法、寝具などの大物の部屋干しのやり方まで、7つのテクニックをご紹介します。快適に梅雨を乗り切るために役に立つこと間違いありませんので、ぜひ最後まで目を通してみてください。
前述したように、部屋干しをする際には「風の通り道を増やす」ことを意識するのがマスト。通り道を作ってあげることにより、洗濯物の乾きが早くなって生乾き臭を防ぐことができます。そのためにも、洗濯物を干す際には『衣類等が重ならないこと』と『風で掛けている衣類が片寄らないこと』を意識してください。
物干しはどのようなものを使用しても良いので、生活スタイルやスペースに合ったものを選んで。ただし可能であれば、サーキュレーターを併用してしっかりと風を送り、効率よく風の通り道を作ってあげると良いでしょう。さらに部屋中の空気をかき回すことで、湿気が分散されるところも嬉しいポイントです。
またここでは、乾きづらい洗濯物の干し方についてご紹介。例えばジーンズはポケットの内側が乾きにくいので、裏返すのが鉄則。さらにピンチハンガーで筒状になるように干すと、空気が通りやすく乾きが早くなります。また厚手で乾きにくいバスタオルも、ピンチハンガーを使ってじゃばら状になるように干せば、風通しが良くなるのでおすすめです。
もちろんサーキュレーターをお持ちではなくても、工夫をすればしっかりと洗濯物を乾かすことができます。例えば扇風機やエアコンに、除湿機を組み合わせたW使いで、風を送りつつ湿気を解消してあげると、室内を快適な状態のまましっかりと乾かすことができるのでおすすめです。
洗濯物の乾燥において注目すべき要素といえば、ズバリ「温度」と「湿度」と「風」。そのためにもまずは、洗濯物を干す部屋のドアを全て閉めて除湿を行ってください。湿度は多い空間から少ない方へ移動しようとする性質を持つため、扉を開けていると除湿の効率が下がってしまいます。さらに風の通り道を作ることを意識しつつ、扇風機等は洗濯物の近くに置くことを心掛けましょう!
室内用の物干しスタンドは、生活スタイルに合ったものを選ぶのが非常に重要。部屋のスペースに見合ったもの、生活リズムを邪魔することのないもの、そして洗濯物の量や種類に合うピンチや幅を叶えるものを選び、梅雨の憂鬱な洗濯問題を解決させましょう。
例えば一人暮らしで洗濯物の量が少ない場合や、お部屋が狭く十分なスペースが確保できない場合には、場所を取らない折りたたみ式の物干しをチョイスしてみて。必要な時だけに引っ張り出してくれば、空間が限られていてもお部屋の圧迫感などなく、その上インテリアの邪魔になる心配もありません。さらにキャスター付きならば移動にも便利で、重宝されること間違いないでしょう。
家族分の洗濯物をたっぷりと掛ける場合には、丈夫な物干しを使用するのが絶対条件。そこで、ここでぜひともおすすめしたいのが「突っ張り物干し」です。突っ張りタイプの物干しは、窓際や壁際のデッドスペースを有効活用できる上に、強度に優れているため一度にたっぷり干すことができる便利グッズです。
さらに突っ張りタイプなら、洗濯物に合わせて高さや幅を調整することができるため、重なりを防ぐことができるのも嬉しいポイント。天井に近いお部屋上部の空間も有効に使うことができるので、洗濯物の量が多いご家庭にぴったりだと言えるでしょう。限られたスペースをうまく使い、居住空間を邪魔することなくスッキリと部屋干しを叶えてください!
さらに梅雨の時期に頭を悩ませるのが、「寝具」の洗濯問題。ジメジメとした嫌な暑さで寝汗をかきやすい梅雨の時期、寝具を清潔な状態にキープするためには、洗濯・乾燥がマストとなります。湿気を含んだままではカビが発生する可能性がありますし、ダニの繁殖を促す恐れもあるのです。
とはいえ寝具は大物であるため、天候の優れない日に洗濯するのは一苦労。そんな場合には、お部屋に干して風を当て、乾燥させるだけでも十分に良い効果が得られるので、ぜひ試してみてください!例えば、ハンガーレールや扇型の布団干しスタンドを使用し、重ならないように寝具をかけて。そこでサーキュレーターなどを使用して風を当て、内部の湿気を取り除き乾燥させると、清潔な状態へと導くことが可能です。
さらに大物の寝具は、「ロープ」に掛けて乾燥させるのもおすすめです。特にシーツに関しては、就寝時に直接肌に触れる寝具ですし、定期的に洗濯をして清潔に保っておきたいところ。ただ場所を取るため部屋干しに向いていないようにイメージされがちですが、物干しロープを使用すれば解決します!
例えばお部屋の端から端にロープを取り付け、二つ折りになるようシーツを掛けるだけでOK。お部屋を除湿しつつ、シーツの下からサーキュレーター等で風を送り、しっかりと乾燥させましょう。薄手のシーツなら乾くまでにそれほど時間を要することもありませんし、梅雨の季節にも積極的に洗濯をしておきたいところです。
リビングなどのしっかりとスペースが確保できるお部屋で部屋干しをする方が大半ではないかと思いますが、実は「お風呂場」も洗濯物の乾燥におすすめ!浴室暖房乾燥機が備えられていないお宅だとイメージが湧きにくいかもしれませんが、実はお風呂場は洗濯物を干すのに最適な場所だとされているのです。
そこで浴室は、湿気が取れやすい作りになっているところが注目すべきポイント。さらに部屋干しの嫌なニオイが気になりにくいですし、サーキュレーターや除湿機等を使用するにしても、お部屋と比べると狭い空間であるため、乾燥の効率を高めることができると言えます。また浴室暖房乾燥機が備わっているのなら、温風を与えるとgood!衣類の水分が抜けやすく、より迅速に洗濯物を乾かすことが可能です。
いかがでしたか?今回は、梅雨の部屋干し問題を解決すべく、知っておきたいテクニックを一挙ご紹介しました。部屋干しをすると部屋中がジメジメと感じたり、嫌な臭いが立ち込めたりと気になる部分が多いかと思いますが、いくつか工夫するだけでも改善されるので、この機会に試してみて。雨の日の部屋干しを快適に導くアイテムも数多く存在するため、手に取ってみるのも良いでしょう。ぜひ参考にして、憂鬱になりがちな梅雨も天気や湿気に負けることなく、快適に洗濯を済ませてください!