お風呂上がりにつけるヘアケアアイテムは、たくさんありますよね。しっかりケアしたいと思っても、自分の髪にどんなアイテムが合っているのかなかなかわかりにくいものです。今回はそんなお風呂上がりの髪のケアアイテムについてご紹介します。
まずは多くの人が持つ髪の悩みについてご紹介します。
多くの人が持つ髪の悩みの1つに、広がりやすさがあります。しっかりセットしているのに、夕方になったら髪が全体に広がっていてショックを受けたことがある経験を持っている人は少なくないかと思います。
髪のダメージがひどい人は、ドライヤーをした直後でも髪の広がりを感じてしまうことも。広がりのある髪は何となくボサボサに見えてしまい、美髪には見られにくいです。
髪の悩みには、パサつきもあります。指通りの良いサラサラヘアになりたいのに、なかなかくしが通らずに全体的にパサついて見えることも。美容院に行った直後はサラサラでまとまりもあるのに、自分でケアするとすぐにパサついてツヤがなく見えてしまう悩みを持っている人はとても多いです。
自分の髪質に合ったケアができていないせいで、パサつきが目立ってしまっています。
カラーリングを繰り返している人の中には、枝毛が気になっているという人も多いです。髪のダメージが多ければ多いほど、枝毛は発生しやすくなります。枝毛があるにも関わらず、それに合ったケアができていないような人は、またさらに髪のダメージを受けてしまいます。
日中の紫外線やドライヤーなどの熱により、髪のダメージが悪化していくこともあります。自分でしっかりケアしないと、ダメージは悪化する一方で、枝毛もますますひどくなってしまいます。
朝しっかりセットしたのに、夕方になるとボリュームがなくなってしまうことに悩んでいる人も多いです。これはもともとの髪質や、頭皮環境の悪化で髪が細くなってしまったことが原因です。
もともと髪が細くて柔らかい猫っ毛さんは、ボリュームを保つのが難しいと感じる人が多いです。細くて柔らかい毛の場合、少しのダメージでも髪が弱ってしまうので、正しいやり方でケアすることが大切です。
お風呂上がりの髪のケアは、いったいどんな効果があるのでしょうか?詳しく見ていきましょう。
お風呂上がりに髪のケアをすることで、髪のまとまりを良くすることができます。特に広がりを感じやすい人は、髪を乾かした後にトリートメントをつけることで、広がりを抑えることができます。
寝る前にしっかりトリートメントを使ってケアすることで、朝起きた時の髪のまとまり感も違ってきます。髪のダメージが激しい人や、広がりやすい人におすすめです。
お風呂上がりの髪のケアは、ダメージから髪を守る効果もあります。ドライヤーの前にトリートメントをつけることで、ドライヤーの熱から髪を守る効果があります。また、寝ている間の枕による摩擦も軽減することができます。
もともと髪が細い人やダメージが大きい人は、ドライヤーの熱や摩擦によるダメージを受けやすくなっているので、注意が必要です。寝る前にしっかりケアしてあげることで、枝毛の予防にも繋がりますよ。
お風呂上がりの髪のケアは、髪に潤いを与える効果があります。普段からダメージをたくさん受けた髪は、乾燥が激しくツヤもなくなっています。肌が乾燥するとスキンケアするのと同じように、髪も乾燥しているのであれば外側から補ってあげる必要があります。
髪にしっかり潤いを与えてあげることで、ツヤのあるサラサラヘアへと導いてくれます。
お風呂上がりに使用する髪のケア用品の選び方についてご紹介します。
お風呂上がりの髪ケア用品は、髪質に合ったものを選ぶ必要があります。髪の広がりやゴワツキが気になる人は、もともとの髪質が硬くて太い人が多いです。だからこそ、お風呂上がりのケアアイテムは、オイルなどのしっとりとしたものを使った方が、まとまりが良くなります。
反対に髪が細い人は、オイルを使ってしまうとより髪がボリュームダウンしてしまうことがあります。髪が細い人は、オイルのように重さのあるアイテムではなく、ミルクのような軽さのあるアイテムを選ぶようにしましょう。
ダメージがひどい髪の毛の場合、オイルやクリームなどを重ねづけするのもおすすめです。
お風呂上がりの髪のケアアイテムは、髪のダメージに合わせて選ぶことも大切です。髪のダメージがひどい人は乾燥も激しいので、できるだけしっとりとさせられるようなオイルタイプを選ぶのがおすすめです。
反対にそこまでダメージがない人は、そこまで保湿力が高いアイテムでなくても大丈夫です。必要以上にしっとりするものを使ってしまうと、べたついた印象に見えてしまうこともあるので、注意しましょう。
お風呂上がりの髪ケアは、仕上がりもチェックしながら選びましょう。トリートメントにはしっとりとした仕上がりのものとふんわりとした仕上がりのものがあります。寝る前に使用するものなので、次の日の朝の髪質にも影響してきます。
寝ている間に汗をたくさんかく人は、しっとりとした仕上がりのものを使うと次の日の朝にはべたつきを感じてしまうこともあるので、注意しましょう。
お風呂上がりの髪のケア用品の使い方について詳しくご紹介します。
お風呂上がりの髪は、しっかりタオルドライする必要があります。しっかり水気を取ることが大切です。タオルで水気を取る時には、絶対にゴシゴシこすらないようにしましょう。水に濡れている状態の髪は、キューティクルが開いている状態です。
この状態の時にゴシゴシとこすってしまうと、キューティクルが傷ついてしまう可能性が高いです。水に濡れている状態の髪は非常にデリケートなので、タオルで優しく水気を取るように押さえながら乾かしていくことが大切ですよ。
水気がだいぶなくなったら、ブラシを使って髪をとかしていきましょう。
水気が飛んだ状態の髪に、トリートメントをなじませていきましょう。手のひらにトリートメントを取ったら、毛先にだけトリートメントをなじませていきます。優しく揉みこむようになじませることが大切ですよ。
お風呂上がりの髪には、ドライヤーをする前にできるだけトリートメントを使うのがおすすめです。この段階でのトリートメントは、ドライヤーの熱から髪を守る効果があるので、しっかりケアした状態でドライヤーを使うようにしましょう。
トリートメントをなじませたら、ドライヤーで乾かしていきます。ドライヤーを使う時は、上から下に向かって乾かすのがおすすめです。こうすることで、キューティクルがしっかり閉じて、髪の状態がサラサラになりますよ。
髪を乾かす時は毛を乾かすのではなく、頭皮を乾かすようにすることで、髪が早く乾きますよ。ゴシゴシとこするように乾かすのではなく、指先を使って小刻みに左右に動かしながら乾かしていくのがおすすめです。
髪をふんわりさせたい場合は、ロールタイプのブラシを使って頭頂部にボリュームを与えていきましょう。反対にボリュームを抑えたい場合は、頭頂部からブラシで押さえるようにとかしてドライヤーをかけます。
ドライヤーである程度乾かしたら、最後に冷風で乾かしていくことでまとまりのある髪に仕上げることができます。髪がしっかり乾いたのが確認できたらドライヤーは終わりです。
ドライヤーでしっかり乾かしたら、必要に応じてトリートメントをするようにしましょう。ボリュームを抑えたい場合や髪のダメージがひどい場合はドライヤーの後にもしっかり保湿してあげることが大切です。
毛先を中心になじませてあげることで、まとまりのある髪を作ることができます。しっかり保湿した状態で眠りにつくことで、朝の髪の広がりを抑えることに繋がりますよ。
ミスト状のトリートメントを使う時も、このタイミングでサッとなじませてあげるようにしましょう。ツヤがあってまとまりのある髪になったら、お風呂上がりの髪のスタイリングが完了になります。
ここからはお風呂上がりの髪におすすめなアイテムをご紹介します。
モロッカンオイルトリートメントは髪に自然な輝きを与えるトリートメントです。ハリ・艶のあるしなやかな髪へと導きます。また、紫外線などダメージ要因から髪を保護する役割も果たします。
モロッカンオイルトリートメント / ¥1,760
Lorettaのナイトケアクリームは、夜寝る前に使う専用のトリートメントです。クリームタイプなのにべたつきが少なく、しっとりしすぎない使用感が特徴的です。寝る前に使うだけで、寝グセがつきにくく手ぐしで簡単にまとまります。
TSUBAKIのオイルパーフェクションは、7つの機能を備えたマルチオイルです。ダメージリペアや保湿、ツヤや広がり補正など、あらゆる髪の悩みに対応します。浸透ナノ補修オイル配合で、毛先までまとまる柔らかな手触りの髪へと導きます。
TSUBAKIオイルパーフェクション / ¥1,650
お風呂上がりの髪のケア方法についてご紹介しました。お風呂上がりに行う髪のケアは、次の日の髪のコンディションにも繋がるので、必ずやった方が良いケアです。髪の悩みがあるという人であれば、尚更アウトバストリートメントケアを始めるのがおすすめです。自分に合ったトリートメントを見つけて、潤いやツヤのなくなっている髪のケアを美髪へと導いてあげましょう。