結婚式の時に行うウェディングメイクは、普段のメイクよりも濃い仕上がりになるのが特徴です。一体なぜ濃く仕上げる必要があるのでしょうか?ウェディングメイクのポイントやメイクさんへのオーダー方法についてご紹介します。
ウェディングメイクが濃い理由は、ドレスの華やかさに負けないようにするためです。ウェディングドレスはボリューム感がたっぷりでレースや刺繍、チュールなどかなりインパクトが強いですよね。
そこで普段通りのナチュラルなメイクをしてしまうと、顔の印象だけ薄くなってしまいます。特にカラードレスの場合は、普段私服では着ないような派手な色味のものもあり、より顔がドレスに負けてしまいます。
ドレスだけでなくヘアドレスやジュエリーなども身にまとい、全身くまなく美しさと華やかさを作り出しています。そのため、化粧を濃くしてドレスやヘアドレスなどに負けない仕上がりにしています。
また、結婚式では1人1人との距離があるため、化粧が薄いと顔があまり見えません。遠くにいても認識できるように派手に仕上げる必要があります。当日は写真もたくさん撮るので、遠くから見てもきれいで違和感のない仕上がりにすることがウェディングメイクのポイントになります。
ウェディングメイクのポイントについてご紹介します。
■落ちにくいものを使う
ウェディングメイクは、まず落ちにくいものを使うことが1番大切になります。泣く可能性や長丁場になって汗をかいてしまうというようなことも考え、とにかく耐久性のあるものを選ぶ必要があります。化粧が落ちてしまったから途中で直すというわけにもいかないので、常にきれいな状態でいられるように工夫がされています。
■お色直しを考えてメイクする
ウェディングメイクは、お色直しのことも考えて作られています。最初は白のウェディングドレスを着ていても、お色直しでカラードレスに着替える人も多いでしょう。そこで、ウェディングドレスからカラードレスに変えた時にお直ししやすいようなメイクになっています。
ドレスを変えたらメイクも変える必要があるので、ウェディングドレスメイクではどちらかというと控えめになっていることが多いです。
ウェディングメイクをする上で押さえておきたいポイントについてご紹介します。
■つけまつげを使うかどうか
ウェディングメイクでは、基本的につけまつげを使うことが多くなっています。マスカラではあまりボリュームが出ないことと、つけまつげの方が落ちにくいことが理由です。しかし、最近ではマツエクをするというのも主流になってきています。
自分の好みの仕上がりを保つことができるので、マツエクが人気です。まずはつけまつげを使うかどうかしっかり考えておきましょう。
■アイプチなどを使うかどうか
ウェディングメイクで多くの人が迷うのは、アイプチです。普段からアイプチを使っているけどウェディングメイクでは使えるのか不安になりますよね。アイプチを使ってメイクをしたい場合は、あらかじめメイクさんに伝えておく必要があります。
また、普段から自分が使っているアイテムを使った方が安心です。アイプチをする場合は、アイプチの部分だけを自分で行ってからメイクをしてもらうのがおすすめですよ。
■メイクさんとの打ち合わせはしっかりとする
ウェディングメイクは普段のメイクと違うので、自分の好みの仕上がりになるかどうかとても不安ですよね。メイクさんもプロなので、自分に合った仕上がりにしてくれることは確かですが、それが自分の好みのメイクかどうかはまた違います。
当日のメイクを満足のいくものにするためにも、打ち合わせはしっかりするようにしましょう。
ウェディングメイクのオーダー方法についてご紹介します。
■なりたい雰囲気をしっかり伝える
まず、自分がなりたい雰囲気についてしっかり伝えるようにしましょう。メイクと同時にヘアの打ち合わせもあると思うので、自分の理想に近い画像や写真などを見せるのがおすすめです。細かい部分について相談する前に、まずは全体の理想の雰囲気を理解してもらうようにしましょう。
■こだわりがある部分はしっかり伝える
自分が普段するメイクで1つや2つこだわりを持っている部分がありますよね。それをウェディングメイクに活かすためにも、こだわりがある部分についてはしっかり伝えるようにしましょう。
アイプチなどもそうですが、眉毛の形やリップの色、チークを入れる位置など、どうしても譲れない条件がある場合は、メイクさんにしっかり伝えるようにしましょう。
ウェディングメイクについてご紹介しました。ウェディングメイクは普段と全く違うドレスを着るからこそ、メイクは濃くしないといけないものです。打ち合わせをする前に自分はどんな雰囲気の花嫁になりたいのか、しっかり吟味することが大切ですよ。