使いこなすのが難しい赤みブラウンのアイシャドウ。しかし、自分に合うタイプがわかればデイリーメイクに役立つこと間違いなし!今回はイエベ・ブルべ別の選び方やプチプラ・デパコス別のおすすめの赤みブラウンアイシャドウをご紹介します。
【目次】
赤みブラウンとは、その名の通り赤みがかったブラウンのこと。最近はファッションアイテムやメイクでも人気があり、大人女子の間ではもはや常識。
アイシャドウの場合は、洗練された雰囲気の目元になるのが特徴。子供見えする心配もなく、大人度がアップします。
使い方が難しいのでは?という意見もありますが、ブラウンのアイシャドウと同じように使えばOK。さりげなく赤みがプラスされるだけなので、デイリーメイクにも取り入れやすいカラーです。
赤いアイシャドウは、目が腫れぼったく見えたり、浮いてしまうのが気になる場合も。しかし、ブラウン寄りなら抵抗なく使えるでしょう。
メイクは、肌タイプによって似合うカラーが決まります。
赤みブラウンのアイシャドウが似合うのは、ブルべ肌のウィンタータイプ。ブルべ肌は濃いめの色と相性が良いので、ボルドーを混ぜたようなこっくりした赤みブラウンがよく似合います。
目元が引き締まり、ブルべのチャームポイントであるクールな雰囲気をアピールするためにもぴったり。
それに対してイエベ肌は、癒し系のほっこりした印象。くすみ系やオレンジっぽい赤みブラウンがお似合い。
使い方や色の選び方次第でどんな人にも似合うのが、赤みブラウンのアイシャドウの特徴です。
■日本人には似合わない?
日本人は赤みブラウンのアイシャドウが似合わないと言われていますが、それはメイクにおける赤やブラウンの役割のせいかもしれません。
そもそもブラウンは、顔に陰影をつけて、ホリの深さを強調するために使われることが多いです。
日本人でも、ホリが深い人はよりハッキリした顔立ちに見せることができます。しかし、あっさりした日本人顔の場合は、ブラウンを使うことで目元だけ浮いてしまうのが心配。
赤はリップのイメージが強く、なかなかアイシャドウではトライ出来ないという声も。
そんな2色ですが、ミックスすることでかなりハードルが下がり、メイクに取り入れやすくなります。
■メイクのポイントは?
初心者でもトライしやすいのは、赤みブラウンの特徴を活かしてホリを深く見せるメイク。以下のようなポイントを意識すれば、ナチュラルな仕上がりになります。
・眉毛の位置を全体的に下げ気味に描き、目との距離を近づける。
・左右の眉頭の距離を近づける。
・眉頭から鼻筋に向かってブラウンでノーズシャドウを入れる。
赤みブラウンはトレンドカラーでもあるので、似合わないという固定観念を捨てて気軽に取り入れてみましょう。
■肌カラーにマッチしていない
アイシャドウは、メイクのキーポイントになるので、パーソナルカラーに合う色味を選ぶのが鉄則。
赤みブラウンの中でも、オレンジっぽいものから深みのあるものまで幅広い種類あり。肌の色やヘアカラーに合う色味を選ばなければ浮いてしまうので気をつけましょう。
■童顔
赤みブラウンは大人っぽいカラーなので、どちらかというと童顔の方向きではありません。
実際の年齢よりも幼く見える顔立ちに大人っぽいメイクをすると、どうしても違和感が出てしまいます。それは、童顔のふんわりした雰囲気と、アイシャドウの落ち着いた赤みブラウンが対立してしまうから。
いかにも「塗ってます」感が出てしまい、こなれた雰囲気にするのが難しいのが問題です。
しかし、アイラインもマスカラもブラウンで統一してバランスを整えることで悩みは解消。
使用する赤みブラウンも、薄めのカラーを使用することでなじみやすくなります。
イエベ肌の方は、タイプに限らず赤みブラウンのアイシャドウとの相性は○。
オレンジ寄りの柔らかい雰囲気のライトなタイプを選ぶとナチュラルな雰囲気に。
紅葉や夕焼け空のような明るめの赤みブラウンがぴったりです。
ブルべの方は「赤み」に気をつけて選ぶ必要あり。
夏タイプの方は、ピンクっぽい赤と薄いブラウンが混ざった淡いタイプを。冬タイプの方は、深い濃いめの赤とグレーがかったブラウンが混ざったタイプがおすすめ。
透明感のある白い肌が際立つように、マット系のアイシャドウが似合います。
赤みブラウンのアイシャドウを購入したものの、メイクの仕方がいまいちわからない!という方にアドバイス。デイリーメイクの参考にしてみてください。
赤みブラウンのアイシャドウが目立ちすぎるのを避けたい場合は、目尻にピンポイントで使うのがおすすめ。
目尻の1/3くらいに赤みブラウンのアイシャドウを塗り、指でしっかりとぼかして色の存在感をキープ。
上だけでなく、下目尻にも1/3程度入れれば、キツい印象になる心配もありません。
上のまぶたに使うのに抵抗があるという方は、下まぶただけでもOK。
ブラシなどを使って、下まぶたのキワにシュッと入れるだけで潤んだような目元が完成。
よく見ないとわからないので、仕上がりもナチュラルです。
赤みブラウンのアイシャドウを単色で使いこなせるのは上級者。
初心者は、まずブラウンと一緒に使うことで色に慣れることから始めると良いでしょう。
例えば、ブラウンのアイラインを引いてから、赤みブラウンのアイシャドウをアイホール全体に。その上からブラウンのアイシャドウを重ねることで、赤みが和らぎます。
一重や奥二重の方は、赤みブラウンのアイシャドウを目のキワにのせて、アイライナーのように使うのがおすすめ。
ラインにするとキツい印象になるので、少しボカすことで和らげるのがポイントです。
ボカすといっても、赤みブラウンアイシャドウの面積を広げるのではなく、フワッとさせるだけで十分です。
■引き締めるためにブラウンを使う
赤みブラウンだけでは、目元がぼんやりした印象になってしまうこともあります。そこで役立つのが、ダークブラウン。
アイラインやライン上のアイシャドウを濃いめのブラウンにすれば、パッチリ目に見える効果もあるでしょう。
■ブレンディングを忘れずに
アイホール全体に赤みブラウンのアイシャドウをのせる時は、ブレンディングしてから塗るのがポイント。
肌なじみが良くなり、仕上がりがナチュラルに。目を大きく見せる効果もあります。
アイシャドウを赤みブラウンにしたら、チークやリップはどうすれば良い?とお悩みの方も。
基本的には、違う系統の色や色味の強い物を使わないのが○。統一感を持たせることを意識しましょう。
■チーク
チークは、アイメイクとリップのバランスを整える重要な役割があります。どちらかを強調したい時は、ほんのりと色づくくらいか、ノーチークでもOK。
リップが控えめの場合は、赤系かオレンジ系のチークで色味をつけるとバランス的に良くなります。
■リップ
リップは、アイシャドウと同じく赤みブラウンで揃えることで統一感が出て、メイクが引き締まります。
あまりベッタリ塗ると主張が強すぎるので、指でポンポンと押さえる程度に。グラデーションをつけてナチュラル仕上げにするのも良いでしょう。
■仕上がりで選ぶ
赤みブラウンのアイシャドウは、比較的色がハッキリ出るのが特徴。大げさなメイクにならないように、赤とブラウンのバランスに注目して選びたいところです。
赤みブラウンが似合う肌タイプの方は良いですが、そうでない方はグラデーションをきれいに作ることができるものがおすすめです。
■持ちの良さで選ぶ
目立ちやすい赤みブラウンだけに、下まぶたに色が移ってしまったり、ヨレてしまうとせっかくのメイクが台無しに。
密着度が高いテクスチャーや、ヨレにくいタイプを選びましょう。
プチプラの割に機能性の良さには定評がある「CANMAKE(キャンメイク) 」の」アイシャドウパレット。赤みが強いテラコッタブラウンをメインにグラデーションを作る時に役立ちます。
明度の違う5色入りなので、ナチュラルな陰影を作ることが可能。
粉質が柔らかいので、マットなアイシャドウに慣れていない方でも安心して使えるのが魅力です。
赤みが強いブリックブラウンの単色アイシャドウ。マット系でありながら、みずみずしさがあるライトな仕上がりになるのが特徴です。
粉飛びしないしっとりしたテクスチャーで、伸びも良くキープ力も抜群!
しっかりした色合いですが、暖かみがあるので強くなり過ぎる心配もなし。一重や奥二重の方でも使いこなせる便利なカラーです。
ソフトなパウダーで使いやすい「CHANEL(シャネル)」のアイシャドウパレット。発色の良さもキープ力も最強で、多くの女性が憧れる定番アイテムです。
赤みブラウンの中でも、落ち着きがあるカラーが特徴。
女性らしい赤みブラウンと、上品なメタリックブラウンをうまく使いこなせば、洗練された大人のメイクが完成します。
CHANEL(シャネル) レ キャトル オンブル #328 / ¥7,590
「shu uemura(シュウ ウエムラ)」定番の単色アイシャドウは、カラーの種類が豊富で、それぞれが組み合わせやすいのが便利。
こちらは、アジア人の肌トーンに合わせて作られたカラーバリエーションのひとつ。ツヤ感があり、腫れぼったくなる心配がないので、一重や奥二重の方にもぴったり。
赤みブラウンの中でもブラウンが強いですが、パールが散りばめられていることで重くなり過ぎるのを防いでくれます。
shu uemura(シュウ ウエムラ) プレスド アイシャドー (レフィル) ME885 / ¥2,530
赤みブラウンのアイシャドウを使いこなせてこそ大人女子!ご紹介したメイクの仕方やおすすめアイテムを参考にして、魅力的な目元を作りましょう。