沸騰させたお湯を飲む白湯ダイエットは、有名人も愛用者が多いダイエット方法です。そこで今回は、白湯ダイエットの効果や方法、成功するコツなどをご紹介します。
美容や健康に気を使っている方の中には、白湯を日常的に飲んでいる方が多く、芸能人が白湯を愛用しているというエピソードもよく耳にしますよね。白湯ダイエットと断食(ファスティング)を組み合わせる方も多いですよね。
■白湯(さゆ)を飲むメリット
そもそも、白湯とは、沸騰させただけのただの水ではありません。白湯を飲むことで、体が温められ、血行が促進されることから、基礎代謝量がアップします。
基礎代謝量は、何もしなくても消費されるエネルギーの消費量で、減量するためには、基礎代謝を上げ、太りにくい体作りをすることが大切です。しかし、基礎代謝を上げるためには、筋肉量をアップする必要があります。したがって、白湯を飲むことで、基礎代謝のアップをサポートできるのが、ダイエット中の方におすすめする理由です。
また、基礎代謝は、30代、40代と、年齢を重ねるにつれて下がっていきます。したがって、白湯を日常的に飲むことで、太ることを手軽に予防できます。
寒がりな冷え性の方にもおすすめですよ。
また、白湯を飲むことで、内臓も温められます。胃や腸が温まれば、溜めこんでいた老廃物を排出してデトックスすることができます。老廃物を排出することで、さらに内臓が活動的になれますし、むくみの予防や美肌にも効果的ですよ。
また、水分を摂取することで満腹感も得られますので、食べ過ぎも予防できます。
そして、白湯に使う水は、水道水でもOKです。リーズナブルで手軽にダイエットすることができ、続けやすいことも、多くの成功体験談をブログやSNSで目にする理由ですね。
白湯ダイエットのやり方は、コップ1杯(200mL)の白湯を15分程度かけてゆっくり飲みます。
まずは、朝起きたら、1杯の白湯を飲みましょう。お腹が空いている朝一番で温かい白湯を飲むことで、体が温められ、内臓も動き出しますし、頭もすっきりしますよ。
朝ご飯を食べる場合は、白湯を飲んでから30分後にしましょう。
また、昼食や夕飯を食べる30分前にも白湯を飲むことで、胃腸が温められ、消化吸収をサポートしてくれます。また、白湯でお腹が膨らみ、食べ過ぎも予防できますね。
その他にも、
・胃もたれを感じる食後
・喉が乾いた時
・小腹が空いた時
・寒さを感じた時
・就寝前
などがおすすめです。
白湯の作り方は簡単です。
①やかんに水を入れて火にかけ、沸騰させます。沸騰させ続けるので、できればガスで沸かすのがおすすめです。
②そのまま火傷に注意しながらやかんの蓋を少しずらして、お湯が吹きこぼれないようにして、さらに弱火で10分ほど沸騰させ続けます。
③10分後に火を止め、お湯をカップに注ぎ、50度くらいまで温度が下がるまで待ってから飲みましょう。
10分間以上沸騰させ続けることで、不純物を取り除くことができ、味もまろやかになります。毎回沸かすのが面倒な方は、作った白湯を魔法瓶で保温しておく方法もあります。
まずはダイエットとして白湯を飲む習慣を身につけたい方は、不純物をあまり飛ばしてはいませんが、ティファールの電気ケトルや電気ポットのような家電を使用してみましょう。電子レンジで1杯のお湯を作って飲むことから始めてみるのもおすすめです。
■飲みすぎに注意
白湯ダイエットで1日で飲む白湯の量は800mL程度が目安とされています。飲み過ぎてしまってもむくみの原因になりますので注意しましょう。
■温め直しはNG
また、白湯は、一度40度以下になってしまうと、効果が薄くなってしまうと言われています。一度作った白湯は、冷めないように保温しておきましょう。また、冷めたからといって温め直すのも成分のバランスが崩れてしまうと言われていますのでやめましょう。電気ケトルや電気ポットに入れたお湯を何度も温め直すのもNGです。
■コーヒーやお茶はダメ?
白湯の味が苦手な方は、白湯の替わりに温かいコーヒーやお茶を飲みたい方もいると思います。しかし、お茶やコーヒーに含まれるカフェインには利尿作用があり、水分補給にはなりません。
したがって、白湯の味が苦手な方や、白湯の味に飽きた方は、白湯をアレンジしてみましょう。
■白湯のアレンジ方法
例えば、白湯に小さじ1杯のはちみつとレモンの輪切りを加えた「はちみつ白湯ダイエット」がおすすめです。
また、小さじ1杯のしょうがとはちみつを入れた「はちみつしょうが白湯ダイエット」も人気がありますよ。
その他にも、クミンやガラムマサラ、コリアンダー、ブラックペッパー、七味唐辛子などのスパイスを白湯にプラスするのもおすすめです。
白湯ダイエットは、温かいお湯を飲むことで代謝をアップし、水分を摂取することでデトックスもできる手軽なダイエットです。気になった方は、ぜひ白湯ダイエットを取り入れてみてくださいね。