結婚相手の男性を選ぶ際の条件となるのが、相手の兄弟構成です。中でも、長男よりも次男と結婚した方がいいと言われています。今回は、次男の性格や次男との結婚がいい理由やデメリットなどをご紹介します。
■包容力がある
幼い頃から長男に従ってきた次男は、ある程度のわがままを受け入れる包容力のある性格の人が多いですね。
相手の気持ちを察した言動ができる人が多いので、結婚後も夫が家事や育児に協力的なのがメリットです。
■自由
そして、跡取り息子として厳しくしつけられてきた男性が多い長男と比べると、次男は自由でおおらかな性格の人が多いですね。
ただし、彼氏や友達としては付き合いやすいですが、結婚後も自由な振る舞いが多く、独身気分が抜けない次男の場合は、夫や父としてはやや責任感に欠けたり、頼りない場合もあります。
また、甘やかされて育った末っ子の次男は、結婚後も甘えん坊であったり、親離れできないマザコン気質の男性もいます。
■結婚観は兄が影響
さらに、次男は、長男である兄の経験を参考にしてきた人も少なくありません。
特に、進路や就職などの人生を左右する事柄については、兄の経験を生かしている人が多いですね。
したがって、幸せそうな結婚生活を送っている兄を持つ次男は、結婚にも前向きになる傾向があり、結婚が早い人も多いですね。
一方、兄が不幸せな結婚生活を送っている場合は、次男が結婚にネガティブなイメージを持ってしまい、なかなか結婚しないことがあります。
■長男よりも責任が少ない傾向がある
長男が「家の跡を継ぐ」というのは、日本以外の世界各国で取り入れられている風習です。
一般的なサラリーマンの家庭では、跡継ぎの責任はあまり重くはありません。しかし、農業や漁業、販売業などの家業を行っている家系の場合、長男が社長として跡を継ぐ傾向があります。
また、一般的なサラリーマンの家庭でも、長男が義実家と同居する可能性が高いですね。さらに、長男は、一家の長として、一族のまとめ役を引き受けたり、介護や墓守を担う傾向があるのも、結婚するなら長男よりも次男がいい理由ですね。
また、長男夫婦は、跡取りを産まなくてはいけないというプレッシャーがかかることもあります。中には、孫娘が生まれるとがっかりされ、息子が生まれるまで義両親からプレッシャーをかけられるケースもあります。
次男は長男と比べると後継ぎとしての責任が軽いのが結婚相手としておすすめされる理由です。
■婿入りもしやすい
そして、次男は、長男に比べると婿入りしやすいというのもメリットです。
長男が長女と結婚して婿入りするとなると、両親から「跡取りがいなくなる」と反対を受けることが多いですが、次男の場合は、比較的反対されにくい傾向があります。
■次男が跡取りとなっている場合
しかし、家族の形が多様化している現代では、「長男が家を継ぐ」という固定概念も変化しています。
例えば、長男が何らかの理由で家業を継がない場合は、次男が跡取りとなることはあります。
もし、次男が家業を継ぐ場合は、家事や育児をこなしながら次男の嫁として夫をサポートしなくてはいけません。また、義実家のしきたりや慣習などを覚えなくてはいけない可能性も高いですね。
■義両親と仲が良い場合
そして、兄弟姉妹の中でも義両親と仲の良い人が義両親との同居することは珍しくありません。
他の兄弟姉妹よりも夫である次男が義両親と仲が良い場合は、同居するケースもありますね。
さらに、義両親の介護は、義両親の近くに住んでいたり、同居している兄弟姉妹が行う傾向がありますので、義両親との関係も同居や介護に影響しますね。
■家族内で変化がある可能性も
そして、結婚生活を送っていくうちに家族内で変化があり、次男夫婦の責任が重くなるケースもあります。
例えば、縁起でもないことではありますが、長男が先に亡くなってしまった場合や、長男夫婦と義実家の関係が悪化すると、次男が跡継ぎになったり、次男夫婦に義両親が頼るようになる可能性もありますね。
長男と比べると結婚後の負担が少ないと思われやすい次男ですが、次男と結婚するデメリットもあります。
■遺産が少ない傾向がある
例えば、法律では、兄弟姉妹間の遺産の分配は平等とされています。しかし、日本では、昔から家長である長男が遺産を相続し、守っていく傾向があります。
また、すでに長男が義両親と同居している場合は、義両親の持ち家には長男がそのまま住み、持ち物もそのまま使用することも多いですね。
長男と比べると、次男は家を出るので、自由に生活できますが、長男と比べると他の兄弟姉妹は相続できる遺産が少ない可能性はあります。
■援助が受けられないケースも
そして、義両親との同居している長男と比べると、義両親からの経済的な援助が少ない傾向があるのが、次男と結婚するデメリットです。
また、同居している長男夫婦は、経済面だけでなく、子育てのサポートも受けやすいですね。
長男との結婚と比べると負担が軽くなる傾向があると言われているのが次男との結婚です。ただし、家柄や家族構成、家族関係の変化などによっては次男の責任が重くなる可能性もあります。