レディースアウターの定番でもあるトレンチコートですが、最近は袖にひとひねり加えたデザインが人気。今回は様々なスリーブトレンチコートの着こなし方をお伝えします。
【目次】
トラディショナルアウターであるトレンチコートですが、最近ではデザイン性が高いタイプが人気。
もちろん定番のスリーブトレンチコートも押さえておきたいアイテム。しかし、トレンドを意識するなら、スリーブデザインで差をつけるのが上級者のテクニックです。
例えば、コーデ全体にゆる感をプラスしてくれる、ボリュームスリーブトレンチコートなど、ビッグシルエットを取り入れることで旬顔に。
サラッと羽織るだけでも良いですが、ウエストをベルトで締めて女性らしいボディラインをアピールするのも効果的です。
また、最近はキャンディースリーブトレンチコートも人気急上昇。ボリューム袖を手首辺りで絞るキャンディーのようなシルエットは、コーデに可愛げをプラスしたい時に便利。
とはいえ、どんなデザインでもベースはトラディショナルなトレンチコートなので、きちんと感はキープしつつ大人っぽい着こなしが叶います。
デニムスタイルに、ほど良くボリューミーなスリーブトレンチコートを羽織ってカジュアルに。ベルトを締めずにサラッと羽織れば、旬のゆるシルエットが完成。
キャップやスニーカーなどの小物でラフ感を演出しても、トレンチコートが大人モードに変換してくれます。
トレンドのキャンディスリーブトレンチコートは、袖のデザインがアクセントに。さらにインナーのブラウスも同じくフリル袖にして、少しだけ覗かせることで可愛さ倍増。
キャンディスリーブは可愛いだけじゃないのが魅力。ビッグシルエットでも、袖がキュッと絞ってあることで、だらしなく見えるのを防いでくれます。
スリーブトレンチコートと言えば、ベージュが基本。周りと被りたくないなら、カラーリングで個性を出すのも効果的です。
ライトグレーのスリーブトレンチコートなら、様々なコーデに取り入れやすく、悪目立ちすることもありません。ボタンを留めずにベルトのみでウエストを絞る着方も、大人っぽく仕上げるポイントです。
フロントボタンを留めて、ベルトも結んで、上半身の露出を控えたコーデ。きちんと感がアップして、ボトムがデニムでもかなり大人っぽい仕上がりに。
ハイブランドのバッグや、かっちりパンプスなどの細かい演出ができるのも40代の得意技。大股で颯爽と歩く姿が絵になる着こなしです。
スリーブトレンチコートは、ワンピース風に着ることでこなれ感がアップ。シャープな見た目にしたいので、あまりボリューミーではない方が、バランスが整いやすいです。
ボトムはシンプルな黒スキニーで、あくまでもトレンチコートを主役にして。暑くも寒くもない春だからこそ楽しむことができるコーデです。
スリーブトレンチコートでも、フェミニンテイストは作れます。春らしいピンクのフレアスカートなど、思いきり甘めなアイテムに羽織る時は、トレンチコート自体もテイストを合わせるのがポイント。
バックにプリーツの切り替えがあるデザインなら、スカートとの相性も完璧。トレンチのナチュラルな雰囲気で、気負いのないフェミニンコーデになります。
大きめのフレアスリーブなら、風通しが良く涼しげな雰囲気をキープ。ボタンやベルトも無いすっきりデザインのスリーブトレンチコートなら、夏でも暑苦しくない見た目に。
トップスと靴で効果的に白を使って爽やかさを演出するのも、夏コーデのテクニックです。
秋は、ルーズボリュームトレンチコートが一番活躍する季節。羽織るだけで、コーデ自体のクオリティーが上がる便利なアウターです。
トレンチカラーと相性の良いダークグリーンのトップスで、季節感もアップ。足首を出して女性らしさをアピールするのを忘れずに。
冬にスリーブトレンチコートを羽織る時は、インナーにニットが必要。ビッグシルエットなら重ね着も得意なので、暖かいコーデもお手の物です。
コートがグレーっぽいカラーなので、インナーもライトグレーのニットでグラデーションに。全体的にモノトーンでまとめて、赤いリップをアクセントにするのも素敵です。
大人っぽいスリーブトレンチコートは、年中取り入れることができるアウター。トラディショナルに着こなすか、旬を取り入れて着こなすかは自由なので、その日の気分に合う着こなしを楽しんで下さい。