美容院でせっかく可愛いパーマをかけてもらったけど、スタイリングがうまくできない……と悩んでいる女性が多くいます。そこで今回は、主流のパーマ別にスタイリングのコツをご紹介するので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
【目次】
パーマをかけた当日は美容師さんが上手にセットしてくれるものの、翌日からは自分でセットしなければなりません。しかしうまくパーマ感を出せず、思い通りのスタイリングができないこともありますよね。
「せっかくかけたパーマを素敵に見せたい」という女性のために、スタイリングのコツをご紹介します。難しそうに思えるパーマのスタイリング方法ですが、ちょっとしたコツを掴めばサロン帰りのようなおしゃれな髪型に仕上げることができますよ。
パーマの主流である「コールドパーマ」と「デジタルパーマ」に分けてスタイリングをご紹介するので、早速見ていきましょう!
パーマを活かして上手なスタイリング方法をマスターするためには、まず自分のパーマがどの種類になるのか知ることがポイントです。
パーマにはいくつも種類がありますが、主に熱を加えない「コールドパーマ」と熱を加える「デジタルパーマ」の2種類に分けることができます。
美容室で“パーマ”と呼ばれるものは、コールドパーマであることが多いので、どちらのパーマになるのかしっかり聞いておきましょう。
■コールドパーマの特徴
熱を加えないコールドパーマは、熱を使ったパーマよりもダメージを抑えることができます。
その分カールが弱めなので、ナチュラルでふんわりしたパーマを楽しみたい女性におすすめです。
また、薬剤だけでカールをつけるので、根元からふんわりしたカールをつけることができ、ヘアアイロンを使えばストレートにすることもできます。乾いているときはふんわりですが、髪を濡らすとしっかりカールを出すこともできますよ。
クリープパーマや水パーマ、コスメパーマも同じく熱を使わないパーマの種類です。
■デジタルパーマの特徴
デジタルパーマは、薬剤に加えて熱の力を利用してカールをつけるパーマのことで、「形状記憶パーマ」と呼ばれていることもあるほど、再現性の高いことが魅力的な種類です。
熱を使うので、ダメージが多少多く、根元からかけたいときには適していませんが、くっきりしたカールをつけられたり、スタイリングがしやすいことから人気があります。
コールドパーマに比べて持ちもいいですし、パーマがかかりにくい女性にもおすすめです。
デジタルパーマよりも低温の熱でウェーブを記憶させるエアウェーブも、熱を使ったパーマになります。
それぞれの特徴が分かったら、コールドパーマのスタイリング方法から見ていきましょう。
■ステップ1:髪を濡らす
まずは水スプレーやパーマ用ミストなどを髪全体にかけて濡らします。コールドパーマは濡らすことでカールが強くなるので、まずはカールを戻してあげましょう。
■ステップ2:スタイリング剤をつける
コールドパーマにおすすめのスタイリング剤は、パーマ用のムースやジェルといったウェットなスタイリング剤です。手に適量とったら、パーマ部分をくしゅくしゅと揉みこむように馴染ませましょう。
■ステップ3:自然乾燥させる
ウェーブが戻ったら、自然乾燥、もしくはドライヤーの弱風を軽く当てて、乾燥させます。乾燥した後は形を整えて、スプレーなどでウェーブを固定すれば完成です。
ウェットヘアにしたいときは、ウェット感の出るスタイリング剤を毛先中心に馴染ませるようにして、ドライヤーは使わずにそのままお出かけするといいですよ!
続いてデジタルパーマのスタイリング方法です。
■ステップ1:髪を湿らせる
デジタルパーマは、乾かしているときにカールが形成されると言われているので、まずは髪を水スプレーやスタイリングスプレーで湿らせておきましょう。朝シャワーを浴びた場合は、根元を乾かしておくといいですよ。
■ステップ2:乾かしながら指でクルクルする
パーマ部分にヘアオイルなどを馴染ませたら、手のひらに毛先を乗せながら弱風で乾かします。少し濡れている状態で、今度は指にクルクルと巻き付けながら乾かしていきましょう。
■ステップ3:ワックスを馴染ませてウェーブをキープする
硬めのワックスを手のひらで伸ばしたら、パーマ部分を中心に内側から揉み込むように馴染ませれば完成です。
できるだけパーマを長持ちさせ、朝のスタイリングを楽に、そしておしゃれに決めるためには夜のケアも欠かせません。それぞれのパーマケアをチェックしておきましょう。
■コールドパーマ
髪を濡れたままにしておくと、傷む原因になるのでパーマがとれやすくなります。ですので、夜のケアではしっかり乾かすことが不可欠です。
洗い流さないアウトバストリートメントやオイルなどで保湿しながら、根本からしっかり乾かすようにしてみてくださいね。
■デジタルパーマ
デジタルパーマは、コールドパーマよりも熱を加えているので、傷みやすい傾向にあります。
保湿ケアが欠かせなくなってくるので、入浴時ではトリートメントをつけた髪をラップで巻いてこまめにパックをすることがおすすめですよ。
また、コールドパーマと同じように洗い流さないアウトバストリートメントもつけるようにして、ドライヤーの熱によるダメージを防ぐことがポイントです。朝のスタイリングと同じように根元から乾かしたら、毛先は指にクルクルと巻き付けながら乾かしてみてください。
パーマを活かす朝のスタイリング方法をご紹介しました。できるだけ長くパーマヘアを楽しむためには、夜のケアも重要なポイントです。パーマの種類に合わせたケアとスタイリング方法をマスターして、おしゃれを楽しんでくださいね。