高校卒業式の母親の服装を徹底解説！マナーからコーデまで一挙ご紹介

高校卒業式の母親の服装はこれでOK！おすすめコーデを丸ごとチェック

待ちに待った、我が子の卒業式。門出の日となる高校卒業式を前にして、服装にお悩みの方も多いのではないかと思います。大切な場だからこそきちんとマナーを守った服装を意識しつつ、「キレイでおしゃれな母親」として自信を持って参列できるような装いにまとめたいところです。

まずは母親に求められる服装マナーを解説した後に、お手本となるコーディネート例をいくつか提案しますので、ぜひ最後までご覧ください。

高校卒業式の母親の服装のマナーって？ポイントを押さえよう

高校卒業式における母親の服装には、どのようなマナーが求められるのか気になるところ。

高校卒業式は、子どもたちの人生の新たな門出となる重要な祝いの席です。したがっておめでたい場にふさわしい、オフィシャルながらも華やかな装いを意識するといいでしょう。

とはいえ、目立つようなファッションで出席するのはNG。まずは上品で落ち着いた雰囲気にまとめることを念頭に、程よく華やかさを演出するのがマナーです。フォーマルなスーツやワンピースで、かつ色味はブラックやネイビー、グレーなどの定番のものををチョイスすると、失敗することはないでしょう。

高校卒業式の母親の服装コーディネートをチェック

ここからは、高校卒業式のときの母親に適したコーディネートをご紹介します。

高校卒業式の母親の服装【1】スーツが無難！品良くきちんと着こなして

まずは最も無難だと言っても過言ではない、フォーマルに決まる「スーツ」スタイルです。

ブラックやネイビーなどの落ち着いた色味のセットアップスーツを主役に、地味にならないよう程よくアクセントを加えていきましょう。

黒のノーカラージャケットとパンツのセットアップスーツは、フォーマル感はありながらも、女性らしく柔らかな雰囲気。レースがあしらわれた白ブラウスを仕込み、さりげなく華やかなエッセンスを加えましょう。さらに胸元にはコサージュをプラスして、顔まわりをパッと明るい印象に仕上げましょう。

ツイードスーツは華やかな印象を作れるので、卒業式などの式典のときにぴったりです。特に年齢を重ねている方には、ツイードスーツが年齢に負けない重厚感も出してくれるので、ぜひ取り入れたいところです。

周りの雰囲気にもよりますが、少しカジュアルめでもOKであれば、明るい印象になるグレーをチョイスするのがおすすめです。

同じツイードのスーツでも、落ち着いたダークカラーのものを選べばよりきちんと感を演出できます。特に、他の色が混ざっていないワントーンのものを選ぶと、控えめな印象になります。

インナーはホワイトなどの明るいカラーをチョイスし、暗すぎないコーディネートを意識するといいでしょう。

高校卒業式の母親の服装【2】着物もおすすめ！落ち着いた色合いを選ぼう

さらに高校卒業式では、「着物」を着用するのもOKです。我が子の晴れやかな日を迎えるのに、品格漂う着物姿はぴったり。ただ大多数の母親はダークトーンのスーツやワンピースで出席するため、目立たないように派手な色柄ものは避けるといいでしょう。

そこで高校卒業式で着用する着物は、「訪問着」や「背紋が入っている色無地」がおすすめ。これ以上に格の高いものは、周りから浮いてしまう可能性があるのでご注意ください。例えば、淡く柔らかな雰囲気の訪問着を品良く着こなしてみて。黒の着物は重々しい雰囲気に仕上がってしまうため、着物の場合にはこのように優しげなカラーがおすすめです。

高校卒業式の母親の服装【3】ワンピースもおすすめ！フォーマルに決めて

スーツ姿に次いで高校卒業式で多く見受けられるのが、女性らしい「ワンピース」スタイルです。とは言え普段着っぽいものは避け、フォーマル感が漂うものをピックアップしましょう。ワンピースの上からジャケットを羽織ると、かっちりとした印象を与えることができるのでおすすめです。

しなやかできちんと感のある、ブラックのダブルクロスワンピースを主役としたコーディネート。ラメ糸によって高級感が漂う、グレーのノーカラーツイードジャケットをさらっと羽織り、きちんと見えを叶えつつ華やかさを加えましょう。さらにパンプスやカバンは黒で統一し、フォーマル感を引き立てて。

 

シンプルでシックに決められるワンピーススーツは、ワンピース1枚であれば普段使いもできるうえ、ノーカラージャケットを羽織ればフォーマルシーンにマッチする着こなしが完成します。

特にスーツを着慣れていない人は、襟が大きいスーツだと着られている感が出てしまうように感じる人もいるのではないでしょうか。

ノーカラージャケットは胸元をスッキリと見せ、襟がついているものよりもカジュアルに仕上がるので、スーツを着慣れていない人にもおすすめです。

サイドにプリーツが入ったワンピースは、エレガントな雰囲気に。

カジュアルさや華やかさが問題ない式典であれば1枚でも問題ありませんが、気になる場合はジャケットを羽織っていきましょう。

高校卒業式の母親の服装【4】30代はきちんと感を意識して印象アップ

30代の女性は、きちんと感のある装いを意識して好印象を与えるといいでしょう。そこでスーツほどかしこまりたくない場合には、ワンピースにジャケットを合わせたスタイルに。ワンピースはシンプルな無地を持っておくと、様々なフォーマルシーンで重宝されるのでおすすめです。

ストンとした落ち感が綺麗な黒のシックなワンピースには、テープ配色が目を引くバイカラーのツイードジャケットを羽織り、きれいめな雰囲気に。カバンやパンプスはベージュ・ブラウン系でまとめ、上品な印象はそのままに、さりげなくおしゃれなエッセンスを加えるといいでしょう。

高校卒業式の母親の服装【5】40代は落ち着いた雰囲気にまとめよう

40代の女性は、落ち着いた雰囲気にまとめるのが鉄則。きちっと決めるのはもちろんですが、どこか抜け感を加えて、大人の余裕を感じるようなスタイルにまとめましょう。そこでおすすめするのが、こなれ感たっぷりに仕上げるパンツスタイルです。

しなやかな素材感でエレガントな雰囲気の、ボウタイブラウスには、黒のクロップドワイドパンツを合わせてこなれた雰囲気に。ワイドパンツも上品なとろみ生地かつ、華奢な足首が出るクロップド丈なら、きちんと見えするので卒業式にもOKです。

高校卒業式の母親の服装【6】50代もきちんと着こなすのが格好良い

50代の女性も、きちんと着こなしてスタイリッシュに仕上げましょう。例えばかっちりとしたブラックスーツで、とことん格好良くスマートに。なかなかパンツスーツを着用する機会はないでしょうし、この機会にトライして『綺麗な母親』を演出してみてはいかがでしょうか。

黒のパンツスーツには、白のシアーなレースブラウスを合わせて抜け感を意識。シャツにしてしまうとビジネスライクに仕上がってしまうため、このように華やかなブラウスをチョイスしましょう。さらに足元は黒パンプス、カバンは白のハンドバッグで、とことん上品に決めてみてくださいね。

高校卒業式の母親の服装【7】靴はヒールが高すぎないシンプルなパンプスを

高校卒業式の際の足元に、お悩みの母親も多くいらっしゃるはず。そこで洋装またはスーツスタイルであれば、ヒールの高すぎないパンプスがマスト。デザインはシンプルなもの、カラーは黒やネイビー、ベージュなどの主張しすぎないものがベターです。

ヒールが履き慣れていない方は、アンクルストラップ付きのパンプスを選んでも全く問題ありません。ただできる限りシンプルなデザインで、かつストラップが細かったりと、上品な雰囲気の一足をチョイスするのが鉄則。さらにスカート・パンツどちらのスタイルにしても、肌色の無地のストッキングを履きましょう。

高校卒業式の母親の服装【8】アクセサリーは必須！やりすぎ感なく華やかに

晴れやかな場である高校卒業式では、アクセサリーを必ず身につけましょう。特にダークトーンのスーツなどを着用する方は、それだけでは地味に見えてしまうため、祝いの場には不向き。例えば明るい色合いのコサージュや、派手すぎないパールのネックレスなどを身につけてください！

もしも明るめのカラーのジャケットやブラウスなどを着用する場合には、アクセサリーはゴールドの華奢なネックレスのみといった風に、シンプルに留めてもOK。小物まで華やかにまとめてしまうと、どうしても顔まわりが派手に見えてしまうため、当日のファッションを念頭に置きつつ選ぶといいでしょう。

 

コサージュは、付けるだけで落ち着いた着こなしに華を添えてくれるので、式典用にひとつ持っておくと便利なアイテム。

特に、フラワーコサージュは優しい印象を作ってくれます。ほどよくボリューム感があるものだと、胸元を一気に華やかに導いてくれるでしょう。

シンプルなアクセサリーなら、ゴールドやピンクゴールドに一粒パールが付いたものがおすすめです。

ゴールド系は肌なじみが良く、一粒パールが上品なアクセントをプラスしてくれるでしょう。