普段から習慣化して使っている、という人は意外にも少ないのが爪ブラシです。爪ブラシを使って洗うことによって、良い効果を発揮します。爪ブラシの正しい使い方や、人気のある爪ブラシについてご紹介します。
爪ブラシとは、爪を洗うために作られたブラシのことをいいます。爪ブラシは細いブラシの毛が爪の中まで入りこむことで、奥に詰まった汚れを取り除くことができます。
手を洗う機会はとても多いですが、意外にも爪の周りの汚れが落ちていないことが多いです。爪ブラシを使って汚れを落とすことで、爪の中に詰まった汚れや菌をしっかり落とすことができます。
爪ブラシは手の爪だけでなく、足の爪にも効果的です。足は地面に近いため、ほこりや砂などがつきやすいです。足の爪の間に挟まってしまった汚れは、そのままの状態で残ってしまうことも多いです。
しっかり汚れを落とすためにも、爪ブラシを使って洗うことが大切になってきます。特に砂や粘土などで洗う機会が多いお子さんには、爪ブラシを使ったケアがおすすめです。
爪ブラシの選び方についてご紹介します。
■硬さ
まず重要になることは、ブラシの硬さです。あまりにも硬すぎるブラシを使うと、痛いと感じてしまう人もいます。また、柔らかすぎるものはしっかり洗った気がしないという人もいます。ブラシの硬さは実際に使ってみて、好みが大きく分かれる部分でもあります。
■使いやすさ
爪ブラシは、商品によって形が大きく異なります。サイズが小さいタイプのものもあれば、大きめのサイズ感のものもあります。指の爪メインで使うのであれば、小さめのサイズの方が洗いやすくなります。足の爪をしっかり洗いたい場合は、手で包み込みながら洗えるようなサイズ感のものがおすすめです。
さらに、足用の爪ブラシの場合、フットブラシや軽石がついているようなものもあります。これだけで足のケアが完了できる優れものです。自分がもっとも使いやすいと感じる爪ブラシを使うようにしましょう。
爪ブラシの使い方と、消毒の仕方についてご紹介します。
■感染症予防に毎日使う
爪ブラシは、風邪やインフルエンザが流行っているような時は、手を洗う度に毎回使うのがおすすめです。普段通りハンドソープを使って手をしっかり洗います。手を洗う時は、30秒ほどかけてしっかり洗うのが推奨されています。時間をかけてしっかり菌を洗い流すのがおすすめです。
手全体を軽く洗ったら、爪ブラシの出番です。泡がついている状態の爪の間をこするように、ブラシをかけていきます。爪ブラシはそれ以外にも、細かくて洗い忘れが多い指の間にも使うことができます。細かい部分までしっかりこすり、泡を流していきましょう。
毎日の手洗いはもちろん、ガーデニングで爪の中に土が入ってしまった時にも使うことができます。砂遊びをしたお子さんの手洗いにも使うことができますよ。
■爪垢を落とすのにも使える
爪ブラシは、爪の周りにたまった垢を取るのにも使えます。爪垢は無意識に溜まっていき、雑菌の繁殖を促進してしまう可能性があります。そのためにも、定期的なケアが必要となります。
週に1度~2回でいいので、スクラブなどを使って爪ブラシをかけていきましょう。スクラブによってしっかり垢を取り除くことができます。ボディスクラブをするついでに、取り入れてみるのがおすすめですよ。
■爪ブラシの消毒方法
爪ブラシには、汚れや雑菌がついてしまっている状態です。このまま放置してしまうと、汚れがついたままの状態でまた洗うことになってしまいます。使用後は殺菌成分のあるハンドソープをしっかり付けて、洗い流すようにしましょう。
洗い流したら、風通しの良い所で乾燥させていきます。濡れた状態のまま放置してしまうと、雑菌が繁殖しやすくなります。できるだけ乾いた状態で使った方がいいので、いくつかストックしてローテーションして使用するのがおすすめです。
貝印の爪ブラシは、コシの強いナイロン毛で、爪の間の汚れを除去します。2WAY仕様になっていて、爪先用と表面用に分けられています。にぎりやすい形になっているので、しっかり汚れを落とすことができます。
貝印 爪ブラシ / ¥605
アズマ工業のネイルケアペンギングリーンAZ950Gは、爪と手洗い専用のブラシです。ペンギンの形をしていて、手を差し込める穴が付いています。爪用のブラシは硬く、手洗い用のブラシは柔らかいブラシで作られています。
アズマ工業 ネイルケアペンギングリーンAZ950G / ¥730
爪ブラシについてご紹介しました。爪の間の汚れは意外にも溜まっているものです。そのまま放置してしまうと、さまざまな菌を体内に入れてしまう原因となってしまいます。特に風邪やインフルエンザが流行る時期は、しっかりと爪ブラシを使った手洗いを行い、体調管理をするのがおすすめです。