雨の日にはどんなバッグにしようか迷いますよね。雨に濡れると傷んでしまうカバンもありますし、色物のカバンは濡れると色移りする可能性だってあります。
そこで今回は、雨の日のバッグの選び方やおすすめコーデをご紹介します!
【目次】
雨の日のバッグを選ぶときには、「素材」「持ち運びのしやすさ」「構造」がポイントです。
ではさっそく雨の日のバッグを選ぶときのポイントをチェックしていきましょう。
雨の日のバッグは、濡れても傷まないもの、そして濡れた後の手入れが楽な素材を選びましょう。最もおすすめできる素材は、「ナイロン」です。
ウィンドブレーカーや傘にも使われる、撥水加工の代表と言えばナイロン生地。傷や汚れに強いところも、ナイロンバッグの魅力だと言えるでしょう。ただし、あまりにも強すぎる雨では、さすがのナイロン生地でも水が染み込む可能性があるため、防水スプレーを吹きかけると安心です。
さらに雨の日には、「合皮」のバッグも活躍します。本革ほど繊細ではないため神経をとがらせる必要はありませんし、濡れた後はしっかりとお手入れをすれば綺麗な状態をキープすることが可能。濡れたら水を拭き取ってきちんと乾かすこと、乾いてからクリームで水分と油分を補うことを心がければ、十分に長持ちさせることができます。
雨の日はバッグ以外にも傘を持つ必要があります。そのため、大きすぎたり持ち手が小さすぎたりすると、傘と一緒に持ち歩くことが難しくなってしまいます。
傘があっても持ち歩きやすいものを選ぶことがポイントのひとつといえるでしょう。
雨の日は、バッグの中にも雨が入ってしまう可能性があるため、ジッパーで締められるタイプのバッグを選ぶのがおすすめ。
また、定期や携帯電話などすぐに出したい荷物を入れておけるポケットが外についているバッグだと、さらに使いやすさを感じられるでしょう。
雨の日に絶対にカバンの中身を濡らしたくない、普段使いしているお気に入りのカバンを使うのは気が引ける、そんなあなたは「防水バッグ」を使用すると良いでしょう。雨に濡れても安心の防水バッグは、アウトドアレジャーや通勤などの様々なシーンで使える優秀アイテム。普段から外移動が多い方は特に、1つ持っておくと重宝できること間違いありません!
さらに自転車移動が多い方は、バッグに「レインカバー」をつけるのもアリ。自転車のカゴにカバンを入れている状態では、いくら防水機能がついた雨に強いバッグでも、土砂降りに見舞われると不安。しかしレインカバーを被せると、いくら雨に打たれても安心です。もちろん自転車移動だけではなく、日常的なシーンでも大切なカバンを雨から守ることができるため、この機会にチェックしてみてはいかがでしょうか。
サギサカの前カゴ用バスケットシェードは、カゴの上にサッとかけることで雨からバッグなどの荷物を守ってくれるアイテム。使わない時はカゴの端にクルクルとまとめておけるので、便利です。
ただし横まで守る仕様ではないので、パラパラと降る雨の日に使うことをおすすめします。
川住製作所のすっぽりカゴカバーは、前カゴと後ろカゴの両方に使えるカゴカバーです。ワイドサイズなので、すっぽりとカゴを覆えますよ。
前カゴだけではなく後ろにもカゴがついている場合、後ろ用のカバーを取り入れる必要があります。マルトのファッション後バスケットカバーは、ドット柄でファッショナブルなことが特徴。ファスナー式なので、荷物の出し入れがしやすいところが魅力です。
雨の日に向いていないのは、何と言っても「革」のバッグ。種類や加工方法によって差はありますが、基本的に革は水に弱いと思っておいてください。濡れるとシミになったり、繊維が硬くなって型崩れしたり、水ぶくれをおこして傷つきやすくなったりと、大きなダメージを与えてしまうのです。
したがって、特別に防水加工が施されているものを除いて、一般的な革製品は雨の日には使わないように気を付けましょう。もしも突然の雨に見舞われた場合には、すぐに乾いた柔らかい布で優しく拭き、そのまま風通しの良い場所で乾かしてください。もしも水分がかなり浸透してしまった場合は、新聞紙を詰めて形を保ちながら乾かした上で、クリームを塗ってメンテナンスを行うと良いでしょう。
「雨の日対策をしすぎたバッグだとコーディネートが決まらないのでは?」と心配な方もいらっしゃるかもしれません。
次に、雨の日でもおしゃれに決まるバッグを使ったおすすめのコーディネートをチェックしていきましょう。
ここからは、雨の日におすすめのバッグを使ったコーディネートをご紹介します。例えば近年ファッショニスタの間で人気沸騰している、「PVCバッグ」。こちらは透明のビニールバッグで、雨や汚れに強い上に、カジュアルな風合いがコーデに抜け感を加えてくれる優秀アイテムです。
黒トップスにデニムスキニーパンツ、ベージュのトレンチコートで大人カジュアルな雰囲気のコーディネート。そこにカジュアルなPVCバッグを持ってきて、リラックス感を引き立ててあげると今っぽい着こなしが叶います。カジュアルな風合いのPVCバッグは、きちんと見えするトレンチコートに合わせて、きれいめな大人のスタイルに仕上げましょう!
PVC素材のクリアバッグは、デザインによってガラリと雰囲気が変わります。例えばかっちり感のあるハンドバッグ型なら、抜け感がありながらも上品な雰囲気で、きれいめな着こなしにもぴったり。また、クリアバッグは中が見えるため、中身までおしゃれにコーディネートして周りと差をつけましょう!
例えば、ワンピースにカーディガンを合わせた、春にぴったりの爽やかなコーディネート。そこにクリアバッグをプラスして、トレンド感を引き立てるとおしゃれ度がアップします。また、カバンの中身をスッキリと見せたい場合には、大きめのポーチをインして、中身をひとまとめにすると良いでしょう。
雨の日は、ナイロン素材のウエストバッグで抜け感のある着こなしに!例えばワンピースで女性らしくまとめたスタイルに、ウエストバッグを肩に斜めに掛け、こなれ感たっぷりの大人コーデにまとめてみてはいかがでしょうか。
梅雨の季節には、サーマールワンピースをさらっと1枚で着こなして、シンプルで洗練されたコーディネートに。さらにスリットレギンスを合わせると、トレンド感がアップして、今っぽくおしゃれに見せることが可能です。さらに足元はバレエシューズをチョイスし、女性らしいエッセンスを加えると、ウエストバッグのカジュアルな印象がバランスよくまとまります。
ブランドバッグには、シックな大人コーデが相性抜群。例えば雨に強いとご紹介した、「LONGCHAMP(ロンシャン)」の高級感がありながらも気取っている感のないナイロンバッグで、嫌味のない着こなしにまとめてみてください!
ぴたっとしたサイズ感のコンサバティブな黒ワンピースに、トレンチコートを羽織った秋〜冬のコーディネート。そこに黒のロンシャンのナイロンバッグをプラスし、とことんシックな着こなしを作り上げましょう。そんな中、足元にはフラットシューズを持ってきて、大人の余裕を感じるキメすぎないコーデにまとめるのがイマドキ。
さらに雨の日には、「ミニショルダーバッグ」もおすすめです!ミニショルダーバッグなら体の近い位置で身に着けることができるため、傘さえ差しておけば濡れにくいところがおすすめポイント。例えばトートバッグなどを腕に下げていると、どうしても外側は雨に濡れやすいのですが、ミニショルダーバッグならばそのような心配も不要です。
ミニショルダーバッグは、品のあるレディな着こなしとの相性抜群。ハイネックニットに黒フレアスカート、ライダースジャケットで女性らしくもハンサムなスタイルに、黒のショルダーバッグを合わせて、とことんスタイリッシュなコーデに仕上げましょう。
最後に、雨の日におすすめのバッグが揃っているおすすめのブランドを紹介します。
雨の日でも、ハイブランドバッグを持って気分を上げたいところ。そこでおすすめするのが、フランスのレザーグッズブランド「LONGCHAMP(ロンシャン)」の『ル プリアージュ』のナイロンバッグです。こちらはナイロン素材で雨に強い上に、非常に軽く、小さく折り畳むことができる優秀バッグ。さらに、日常的な使用に耐えられる程の強度を備えているため、ハイブランドとは言えどガシガシ使えるところも嬉しいポイントです。
スタイリッシュな見た目に圧倒的な実用性、そして1万円代と比較的リーズナブルな価格で、女性の間で人気のル プリアージュのナイロンバッグ。カラー展開が豊富で、かつサイズも選べますので、あなた好みの1つを探してみてはいかがでしょうか。
GASTON LUGA(ガストンルーガ)は、2016年にスウェーデンで誕生したブランドです。創業者が旅行先で出会った人がカスタマイズして使っていたバッグパックに影響を受け、機能的でおしゃれなバッグを販売しています。
雨の日におすすめの防水バッグは、スタイリッシュな見た目が人気のポイントです。洗練された雰囲気なので、カジュアルコーデはもちろんきれいめコーデの外しアイテムとしても使えます。
撥水性に優れた生地が使われていて、毎日のお手入れが簡単にできるところも嬉しいポイントです。
KiU(キウ)は、アウトドアなどの大人の遊びで使えるアイテムを豊富に扱っているブランドです。天気に関わらず遊びを満喫できるように、雨の日に使えるレインウェアやレインブーツ、防水バッグなどを取り扱っています。
防水バッグは、カジュアルなデザインが多いです。カラーバリエーションや柄のラインナップが多彩なので、好みや普段の服装にマッチするものが見つかるでしょう。
また、丈夫な生地が使われたものも豊富です。そのため、破れやダメージを気にせず、ヘビロテできる防水バッグを探している人におすすめします。
MILESTO(ミレスト)は、大人の旅に役立つアイテムを展開するブランドです。旅行中はもちろん、初めての街に行くときや出張時などにも使える便利でおしゃれなアイテムを販売しています。
防水バッグも、普段使いしやすいのが特徴です。収納力があるものやちょっとしたお出かけに適した小さめのものなどから、自分にぴったりのものを見つけられます。スタイリッシュなデザインが多いため、雨の日もおしゃれを楽しみたい人に最適です。
kawa-kawa(カワカワ)は、メイドインジャパンのバッグを扱うブランドです。機能性とデザイン性を両立したアイテムで注目を集めています。
防水バッグは、ハイセンスなデザインが人気のポイントです。カジュアルコーデと相性が良く、雨の日だけでなく晴れの日に使っても違和感がありません。
完全防水の素材が使われているため、仕事などに使う大切な書類を入れたいときにも最適です。軽いため、重い荷物を持ち運ぶ人にも良いでしょう。耐久性にも優れていて、傷などを気にせずに使えます。
PORTER GIRL(ポーターガール)は、日本を代表するバッグメーカーの吉田カバンが女性向けに展開するラインです。可愛いデザインと品質の良さを兼ね備えたアイテムを提案して人気を集めています。
雨の日に役立つ防水バッグは、シンプルな中にもおしゃれさを感じるデザインです。大人っぽい雰囲気なので、通勤用バッグとして使うのも良いでしょう。また、軽い素材でできているのも嬉しいポイントです。
長く持ち歩いても疲れが溜まらない防水バッグを探している人におすすめします。
Kanmi.(カンミ)は、東京・浅草発の革製品ブランドです。革特有のほっこりするような質感をいかしたバッグや財布などを販売しています。
たくさんの商品が展開されていますが、雨の日には防水レザーが使われたバッグがおすすめです。水や汚れに強いため、簡単にお手入れできて荷物が濡れてしまう心配もありません。
シンプルで上品なデザインもおすすめのポイントです。プライベートはもちろん、通勤でも使えてさまざまなシーンで役立つでしょう。
PLASTICITY(プラスティシティ)は、破棄されたビニール傘の素材を使ったバッグを扱うブランドです。エコを考えて「10年後になくなるべきブランド」と宣言しています。
ビニール傘を再生して作られた防水バッグは、雨や汚れに強いのが特徴。雨の日でも雨水や泥はねを気にせずに使えます。また、都会的なデザインも多くの女性から支持されるポイントです。
ショルダーバッグやトートバッグ、サコッシュなどラインナップも多いため、理想のものを見つけられます。
THE NORTH FACE(ザ・ノース・フェイス)は、1968年にアメリカでスタートしました。アウトドアやスポーツなどのシーンはもちろん、デイリーユースもしやすいおしゃれで機能的なアイテムを販売しています。
防水バッグは、トートタイプやダッフルタイプなど、さまざまな種類があります。防水性や耐久性に優れているので、雨の日でも安心して使えます。
また、実用的なのもおすすめのポイントです。持ち運びやすいものが多いため、長時間外出や移動をする人にも良いでしょう。
HUNTER(ハンター)は、1856年にイギリスで創業しました。英国王室御用達のブランドの一つで、特にレインブーツが人気を集めています。
雨の日におすすめの防水バッグは、使い勝手が良いのが魅力。ポケットが付いたものやコンパクトに折りたためるものなどが揃っていて、用途やシーンを考えて選べます。
また、アウトドアシーンはもちろんタウンユースしやすいデザインも人気の理由です。普段のコーデにマッチするスタイリッシュなデザインで、天気に関わらずおしゃれを楽しめます。
今回は、雨の日におすすめのバッグから向いていないもの、さらにはおすすめのコーディネートまで一挙ご紹介しました。雨の日におすすめなのは、ナイロンのバッグやビニールバッグで、向いていないのは革バッグ。さらにお気に入りのバッグを使いたいけど絶対に濡らしたくない、そんな場合には「雨カバー」をつけることをおすすめします。ぜひ参考にして、雨の日もおしゃれなバッグを持ってお出かけを楽しんでください!