汗を流すことができるサウナは、リフレッシュすることができるので大好きな女性が多くいます。ただ入るだけでも気持ちいいですが、実は入り方次第でダイエット効果が期待できるそう。そこで今回は、サウナダイエットについてご紹介します。
【目次】
サウナダイエットとは、その名の通りサウナを活用したダイエット方法のことです。
サウナとは、熱気を用いたフィンランド式の蒸し風呂のことで、小部屋の中で熱した石に水をかけて蒸気を出し、室温を70℃~100℃前後に保つお風呂のこと。
サウナは身体を温めるだけでなく、健康に良いと言われていることで有名ですが、実はダイエット効果も期待できるそうです。
サウナ後に体重を測れば、水分が抜けている状態であることから痩せたように勘違いしてしまいますが、効果的なサウナダイエットを継続して行うことができればきちんと脂肪を燃焼させることができるみたい!
気になるサウナダイエットの効果ややり方、注意点をご紹介するので、ぜひチェックしてみてください。
サウナには痩せやすい身体作りができることから、ダイエット効果があると期待されています。
その大きな理由は、褐色脂肪細胞の活性化が狙えるということ。
褐色脂肪細胞は体内に蓄積された余分な脂肪を熱に変え、体外に放出する細胞のことです。
体温を上げて保持する役割も持っており、この褐色脂肪細胞は、首・肩甲骨・脇の下など、限られた場所にしかないそう。
身体に存在する数は少ないからこそ、全身にまんべんなく刺激を与えることができるサウナが効果的だと言われているんです。
ただ、褐色脂肪細胞を活性化させるためには、体に温度差攻撃を与える必要があるそうなので、サウナで身体を温めた後は水風呂で身体を冷やすことがポイントになります。
モナリザ症候群とは、アメリカの教授が考えたもので「Most Obesity Known Are Low In Sympathetic Activity」の頭文字からつけられた名前です。
厳しいダイエットをしているのに、体重が減らない、むしろ増加する傾向にある人のことで、その原因は自律神経の働きが乱れて、代謝が低下してしまっていることが関係しているそう。
自律神経は、活動的なときに優位になる交感神経とリラックス時に優位になる副交感神経でできているのですが、この自律神経が乱れて交感神経がサボってる状態になると肥満になりやすくなるといわれています。
ですが、サウナダイエットによって大量の汗をかくことによって身体は生命の危機を感じ、何とか体温を下げようと、交感神経と副交感神経が連携し合って正常な状態に戻そうと働き始めてくれるそうです。
自律神経を整えて、モナリザ症候群を改善することができるサウナダイエットは、痩せにくい方にもおすすめのダイエット方法だと言えるでしょう。
サウナに入ればいつも以上に汗をかきますよね。
この汗によって不要な老廃物などを排出することができるので、デトックス効果が期待できます。
老廃物が溜まったままになると、基礎代謝が下がりセルライトなどを引き起こすことがあるそうです。
逆に老廃物を排出できれば、新陳代謝が良くなったり、お通じが良くなったり、肌の調子が良くなるといったメリットがあるので、ダイエットにも美容にも嬉しい効果ではないでしょうか!
そして汗を流すことは気持ちのリフレッシュにも繋がります。
ダイエット中は慣れない食事制限や運動などでストレスが溜まりやすいですから、気持ちをすっきりさせることができるのはとても良いことです。
ダイエット効果を引き出すためには、サウナダイエットのやり方をしっかりチェックしておくことが大切です。
■サウナに入る前
脱水症にならないように、サウナに入る前は必ずコップ1杯分ほどの水分補給をしておきましょう。
■サウナに入っているとき
10~15分を目安に入ります。ですが、その日の体調に合わせて、無理をしない程度に入ることが大切です。
■サウナに入った後
水風呂や冷水シャワーで体温を下げ、痩せやすい細胞の働きを活性化させましょう。
そして休憩を挟みながら、3~5セットくらいの回数を繰り返してみてください。
サウナは、1時間で150kcalほどしか消費されないので、継続して痩せやすい体質を作っていくことがポイントになるでしょう。
気になる頻度は週に1~3回程度でOKです。
週に何回もサウナがあるところに通うのは大変ですよね。
実は簡易サウナであれば、自宅でも楽しむことができます。
おすすめは、傘をバスタブの上にかぶせることです。
湯船から立ち上る湯気が傘の内側にたまり、湿度を上げながらミストとなって降り注いでくれます。
この方法なら、電気代や水道代も気にすることなく、気軽にサウナを楽しめますよ。
サウナダイエットにもチャレンジしやすくなりますね。
サウナダイエットを行うときは、いくつか注意点もあるので覚えておきましょう。
■一度に20分以上は入らない
早く痩せたいからと言って長く入るのは禁物。
具合が悪くなったり、頭が痛くなったりしてしまうこともあるので、無理はしないでくださいね。
■毎日行わない
自宅でできる簡易サウナであれば毎日行ってもいいのですが、逆に疲れてしまうこともあるので、休む日を作りながら継続していくことが大切です。
■水分補給を忘れない
サウナ前だけでなく、休憩中やサウナ後も水分補給をして、脱水症にならないように気を付けましょう。
サウナダイエットの効果ややり方、注意点についてご紹介しました。自宅でも行うことができるので、早速試してみたくなった方も多いのではないでしょうか。内側からデトックスをして、痩せやすい身体作りを目指していきましょう!