ナチュラルメイクをしているつもりなのに、なぜかいつも化粧が濃く見えてしまう……そんな悩みを持つ濃い顔の持ち主は多いです。濃い顔にはどんな特徴があるのでしょうか?濃い顔の特徴や正しいメイクのポイントについてご紹介します。
まず、自分の顔が薄い方なのか、濃い方なのか、それを見極めていくところから始めてみましょう。濃い顔の人の特徴についていくつかご紹介します。
■彫りが深い方である
彫りが深い人は、濃い顔の持ち主が多いです。顔全体に凹凸があり、目のくぼみや鼻の高さが印象的です。外国人風の顔立ちを持っている人は、濃い顔の人が多い傾向があります。
■まつげ・眉毛が濃い
まつげや眉毛が濃い人の中にも、顔が濃い人が多くなっています。まつげや眉毛は、顔の中でももっとも濃いカラーになるので、その色味が強くはっきりしている人ほど、顔が濃く見える傾向があります。
■パーツが目立つ
目元や口元、鼻などのパーツが、1つ1つしっかり主張しているような人は、濃い顔の人が多くなっています。目が大きい人や、唇が分厚い人の中には、濃い顔の人が多い傾向があります。
濃い顔の人には、絶対にやらない方がいいNGメイクというものがあります。濃い顔にNGといわれているメイク方法と、正しいメイクのポイントについてご紹介します。
■黒のアイライナーを使う
濃い顔の人にとって、黒のアイライナーはNGです。黒は目元をより濃く見せるカラーなので、濃い顔の人が使うときつい印象になってしまうことが多いです。柔らかく見せたいのであれば、ブラウンやパープルなどの優しいカラーを使うようにしましょう。
■色をたくさん重ねる
濃い顔の人にとって、たくさんの色味を重ねるようなメイクは、あまりよくありません。濃い顔の場合、色を重ねれば重ねるほど化粧が濃く見えてしまいます。アイシャドウに使う色味は、2色程度に抑えるようにして、たくさんの色味を使うようなメイクはやめるようにしましょう。
■全部を盛る
濃い顔の人は、どこか抜け感のあるメイクにした方が、自然に仕上がります。そのため、アイメイク・チーク・リップのすべてを盛るのはNGです。最高でも力を入れる部分は2ヶ所にして、バランスの取れたメイクをするよう心がけましょう。
濃い顔におすすめのベースメイクについてご紹介します。
■ベースは薄づきがおすすめ
濃い顔のベースは、薄づきでナチュラルな仕上がりなものがおすすめです。厚塗り感が出てしまうようなものを使うと、より化粧が濃く見えてしまいます。もともと肌がきれいな人は、ほとんど塗らなくても大丈夫なので、薄づきにするようにしましょう。
■カバーしたい部分はコントロールカラーを使う
カバーしたい部分には、コンシーラーを使うことが基本ですが、シミなどのしっかり隠したいもの以外は、コントロールカラーを使うといいでしょう。コントロールカラーは、色味を使って補正することができるので、厚塗り感が出にくくなります。ピンクやグリーン、ブルーやパープルなどの色味を使って、肌を作りこむようにしましょう。
■ハイライト・シェーディングは控えめに
濃い顔の人の多くは、元から骨格がしっかりしている人が多いです。そのため、ハイライトやシェーディングをしっかり入れてしまうと、より骨格が強調されて、派手な印象に見えてしまいます。しっかり凹凸を出すようなメイクではなく、ふんわりと乗せるようにすると、自然に仕上がります。
濃い顔におすすめなポイントメイクのやり方についてご紹介します。
■アイシャドウは2色まで
濃い顔の人が使うアイシャドウは、2色までがおすすめです。なるべく明るめのカラーを使うことで、落ち着いた印象を与えることができます。アイホール全体にアイシャドウを乗せたら、キワの部分に締め色のカラーを乗せましょう。これだけでも十分印象チェンジが叶いますよ。
■アイラインやマスカラはやらなくてもOK
濃い顔の人は、もともとまつげが長く濃い人が多いので、アイラインやマスカラはやらなくてもOKです。どうしてもアイラインを引きたいという場合は、目尻のみにしたり、インラインのみにしたりと、部分的に使うようにしましょう。色味はブラウンやパープルなどの柔らかいカラーがおすすめです。
■チークとリップはふんわりと
濃い顔の人のチークは、ふんわりと乗せるようにしましょう。派手に発色しないような、ナチュラルなチークがおすすめです。リップはチークに合わせたカラーを乗せましょう。チークと同じようにふんわりと色味が乗るようなものがおすすめです。
唇の輪郭をしっかり取るようなメイクではなく、ナチュラルな発色でツヤを与えるようなものがおすすめです。唇の輪郭部分を綿棒でぼかして、ナチュラルに仕上げるのもおすすめです。
濃い顔におすすめのメイクについてご紹介しました。濃い顔の人はしっかりメイクをしてしまうと、それだけで派手な印象に見えてしまいます。濃い顔の人は、メイクを引き算しながらナチュラルでも華やかなメイクを楽しみましょう。