コーディネートにプラスすればおしゃれ度がぐんとアップする帽子。ハット、キャップ、女優帽など、色々な種類があるけど帽子の名前がわからない!という方のために、帽子の種類を一挙にご紹介します。定番からトレンドの帽子まで、幅広いアイテムをチェックして、自分に似合う帽子を見つけましょう!
【目次】
カジュアルな服装やワークテイスト、スポーティーな着こなしに似合うのが「キャップ」です。前にあるつばがアクセントになっていて、男性女性問わず人気があります。
キャップといえば丸みのあるつばが特徴のベースボールキャップ!野球チームのロゴが入っているものや無地のものなど、デザインは様々です。
つばを深めにかぶったり、反対に浅くしたり。また前と後ろを逆にしてみたり……かぶり方を変えると雰囲気が変わるので、自分に合うかぶり方を探してみたいですね。
鉄道作業員が作業中にかぶる帽子として登場したのがこちらのワークキャップ。つばの形などはベースボールキャップに近いですが、上の部分が平らになっているのが大きな違いです。
通気性の良いコットン素材で作られていることが多く、ナチュラルな雰囲気でメンズのカジュアルファッションに合わせるキャップとして人気があります。
リップストップワークキャップ / ¥3,132
小さめのつばとふんわりと丸みのあるデザインが特徴的なキャップです。漁師や船乗りがかぶっていたことからその名前がついたと言います。
ユニフォーム的なアイテムでもあるので、ワークテイストに加えてカチッとした雰囲気が合わさっているところも魅力の一つです。
麻風 マリンキャップ / ¥2,160
帽子の周りにぐるっとつばのあるものをハットと言います。
そのデザインは幅広くエレガントなものからクールでカッコいいもの、リゾート風のものなど色々なタイプのハットがあります。
帽子のトップの部分が折れているデザインが特徴の中折れハットは、おしゃれで粋な男性の代名詞のようなアイテムです。特に、イタリアの老舗ブランド「ボルサリーノ」の中折れハットはかぶるだけで格が上がるような美しさで知られています。
現在は女性向けのブランドでも中折れハットを展開していて、大人っぽい着こなしの仕上げに活躍しています。
サマーフェルト チンクワンタ グラミ / ¥79,920
中折れハットと似たデザインのパナマ帽は、エクアドルで育つ「パナマソウ」という植物を原料にして作られる夏用の帽子です。
戦前には男性の夏の正装として使われていたパナマ帽ですが、現在は気軽なファッションアイテムとして「パナマソウ」以外の素材を使った似た帽子も多く登場。男性だけでなく女性もかぶる夏の定番帽子の一つになっています。
パナマ キート ミドルブリム / ¥38,880
いわゆる麦わら帽子の一つがこちらのカンカン帽です。水兵など海で働く男性のために作られた帽子で、日本でも古くから男性の夏の帽子として愛用されていますが、現在は女性向けのカンカン帽も多く、夏のおしゃれアイテムの一つになっています。
洋装はもちろん、和装との相性も良いので、浴衣姿に合わせてもおしゃれです。
OR KANKAN / 【オーバーライド】カンカン帽 / ¥19,440
キャペリンはつばの広い、いわゆる「女優帽」のことを言います。夏向けのストロー素材や秋冬にぴったりなフェルト素材などがあり、カジュアルな着こなしからエレガントでドレッシーなスタイルまで幅広く合わせることができます。
広いつばは、日よけになるだけでなく、顔に影ができるので小顔効果も期待できます。
ハットの上の部分が膨らんで、まるでポークパイのような形だということでこの名前がつけられたというポークパイハット。
すっきりとしたデザインで、男性はもちろんカジュアルやアウトドアな着こなしに合わせたい女性からも人気があります。
キャバレロ ポークパイハット / ¥4,860
ハンチングは名前からわかる通り、狩猟(ハンティング)の際にかぶる帽子として広まりました。
元々は男性がかぶる帽子でしたが、今は性別問わずカジュアルやトラッドなど様々な着こなしに合わせてかぶる人が増えています。
帽子の上の部分が楕円形のようになっていて、ハンチングといえばこの形!というほど定番的な帽子です。
大人っぽく聡明な印象が魅力で、シャツやジャケットなどを合わせが着こなしに合わせたいアイテムです。
アメリカで新聞を売る人たちがかぶっていたのがこのニュースボーイキャップ。
帽子の上の部分が6〜8枚はぎになっていて、ボリュームがあります。フランス語での呼び名で「キャスケット」というものがありますが、デザインは同じです。
デニム ニュースボーイ キャップ / ¥15,120
ころんとしたデザインで継ぎ目がないのが特徴のプロムナードは、一見ベレー帽のような雰囲気。
ハンチングよりも柔らかい印象とシンプルなデザインなので、様々な着こなしに合わせやすい帽子です。
LACOSTEプレーンハンチング / ¥9,180
つばがなくて丸い形のベレー帽は、素材が柔らかくおしゃれなイメージの帽子です。
ベレー帽を愛用している著名人として文学者や音楽家、漫画家など芸術の分野で活躍された方がよく知られています。また、それ以外にもベレー帽は軍人がかぶる帽子としても有名です。
帽子の内側の円周が小さめのベレーをバスクベレーと言います。
伝統的なベレー帽の製法では、布を使わないで羊毛を放射線状に並べてて織り上げるので、頂点のところにちょこんと「チョボ」ができました。現在は、そういった伝統的な作り方以外のものも多いですが、デザインとして「チョボ」は残っています。
軍服に合わせるためのベレー帽がミリタリーベレーです。
特徴はかぶり口に施されたトリミングです。バスクベレーに比べるとしっかりとした厚手の生地で作られることが多いです。
ROUND HOUSE DENIM MILITARY BERET / ¥3,888
毛糸などで編まれたニットで作られた帽子のことを言います。おしゃれはもちろん、防寒性にも優れているので、特に冬に活躍します。
ポンポンが付いているニット帽のことを指します。
ざっくりと太めと糸で編まれた冬用の帽子がほとんどで、カジュアルで可愛い雰囲気が特徴です。
寒い屋外で見張り(ウォッチ)をする人がかぶる帽子だからワッチキャップと呼ばれるようになったこちらは、防寒のための帽子です。
シンプルで折り返しがあるのが特徴です。
ワッチキャップと似ていて、どちらも「ニット帽」と一括りにされる場合も多いですが、ビーニーの方がよりシンプルで折り返しがないデザインになっています。
冬用のウール素材のものだけでなく、春夏用の綿や麻素材のものもありオールシーズン活躍します。
帽子にはたくさんの種類があり、それぞれに特徴があります。一つの帽子が似合わなかったからと、帽子全体がダメとは限りません。色々な帽子を試すことで、自分にぴったりの帽子に出会えるかもしれませんね。