トゥンカロンは「太っちょマカロン」の愛称で日本でも大人気の韓国スイーツ。見た目も可愛いうえに中身もたっぷりで満足感も抜群!今回はトゥンカロンの魅力や自宅でも簡単にできる作り方をご紹介します。
【目次】
ファッションやメイクだけでなく、スイーツでも注目されている韓国。中でも、今が旬の韓国スイーツと言えば「トゥンカロン」。
「トゥンカロン」は韓国語で「太っちょマカロン」という意味。その名の通り、通常のマカロンに比べてたっぷりのクリームが挟んであり、大きさも厚みも比べものにならないほど。
大きいだけでなく、目を引く可愛いデザインで日本でも大人気。まさに映えスイーツと言えます。
数ある韓国スイーツの中で、なぜトゥンカロンがブームになったのか?それには誰もが納得する理由があります。
トゥンカロンが人気なのは、種類が豊富なのも大きな要因。
定番のチョコや抹茶のクリームをはじめ、フルーツを丸ごとサンドしたり、プレッツェルやクッキーをそのまま使うなど、見た目にも美味しそうなものが沢山。
味も形も色も種類が豊富なので、毎回新鮮な気分を味わえるのも嬉しい点。
いくつかセットにしてテイクアウトできるお店もあり、見ているだけで心が躍るスイーツです。
種類が豊富なだけでなく、デザイン性が高いのでビジュアル的にも楽しむことができます。
マーブル模様やパステルカラーなど、カラーリングに凝ったものもあれば、クマの顔やシェル型など、キュートな形もあり。
思わず写真を撮りたくなる華やかなデコレーションも、女性受けする理由でしょう。
基本的なトゥンカロンの作り方。ピンクの着色料を使って、よりいちご感を強くするのがポイントです。
■材料(直径3cm・8個分)
□マカロン
・卵白(Mサイズ) 1個分
・アーモンドプードル 35g
・粉糖 40g
・グラニュー糖 30g
・着色料(ピンク) 適量
□いちごチョコガナッシュ
・ホワイトチョコ 50g
・生クリーム 30ml
・いちごパウダー 5g
□ホワイトチョコガナッシュ
・ホワイトチョコ 50g
・生クリーム 20ml
□デコレーション
・ホワイトチョコ 40g
・いちごダイス 適量
■作り方
1.アーモンドプードルと粉糖を混ぜて、2回ふるいにかけます。
2.室温に戻した卵白にグラニュー糖を4回に分けて加えて泡立てます。そこに着色料を加えてハンドミキサーで混ぜます。
3.1.を3回に分けて加え、底からすくい上げるように混ぜます。
4.生地をボウルに押し付けながらまとめます。ツヤが出て生地を上から落とした時にリボン状になればOKです。
5.4.を丸口金をつけた絞り袋に入れ、クッキングシートの上に直径3cmの丸型に絞り出します。
6.紙を抜き取ってから冷蔵庫で45分ほど乾燥させます。ムラにならないよう、途中で向きを逆にしてください。
7.6.を150度に予熱したオーブンで3分→そのまま扉を開けずに温度を130度まで落として15分→3分間放置してから取り出します。
8.冷めるまでの間にガナッシュを作ります。
それぞれのガナッシュ用のホワイトチョコを細かく砕いて、50~60度の湯煎で溶かします。
9.生クリームを500wの電子レンジで15秒加熱します。(いちごガナッシュの場合はここでいちごパウダーを加えます)
10.9.を8.に加えてよく混ぜて、氷水を入れたボウルの上で冷やします。適度な硬さになったら搾り袋に入れます。
11.10.を氷水で冷やしながら適度な硬さにします。
12.デコレーション用のホワイトチョコを細かく砕き、50~60℃で湯煎して溶かします。
13.焼きあがって冷ましたマカロン8個の端に12.をつけて、いちごダイスを振りかけてから冷蔵庫で冷やします。
残りの8個には、いちごとホワイトのガナッシュが2段になるように絞ります。
14.その上に13.をのせて完成です。
オレオを利用したポップなトゥンカロン。バタークリームの風味がクセになります。
■材料(直径3cm 8個分)
□マカロン
・卵白(Mサイズ) 1個分
・アーモンドプードル 35g
・粉糖 40g
・グラニュー糖 30g
・着色料(青) 適量
・オレオミニ 2個
・ホワイトチョコ 20g
□オレオクリーム
・無塩バター 100g
・練乳 50g
・オレオミニ 5個
□デコレーション
・オレオミニ 8個
■ 作り方
1.袋にアーモンドプードルと粉糖を入れて振り混ぜ、2回ふるっておきます。
2.ハンドミキサーで卵白を軽く泡立てて、グラニュー糖を4回に分けて加えながら高速で泡立てます。硬めのメレンゲができたら着色料を加えて、低速で混ぜます。
3.1.を3回に分けて加え、底からすくうように混ぜます。
4.生地をボウルに押し付けながらまとめます。ツヤが出て生地を上から落とした時にリボン状になればOKです。
5.4.を絞り袋に入れて、クッキングシートの上に直径3cmの丸型に絞り出します。
6.オレオミニのクリームを取り除き、1枚だけ粉々にします。
7.5.の下の紙を抜き取り6.を振りかけます。
8.7.を冷蔵庫で45分ほど乾燥させます。ムラにならないよう、途中で向きを逆にしてください。
9.8.を150度のオーブンで2分→扉を開けずに130℃に落として13分→そのまま3分放置してから取り出して粗熱を取り除きます。
10.ホワイトチョコを細かくして、50~60度で湯煎して溶かします。
11.オレオを割って裏面に10.をつけてマカロンにくっつけます。
12.オレオクリームを作ります。
室温に戻した無塩バターをゴムベラでよく練り、練乳を加えて混ぜます。
13.柔らかくなったらホイッパーでしっかり混ぜ、砕いたオレオクッキーを混ぜて絞り袋に入れます。
14.マカロン(オレオなし)にオレオクリームを絞り、オレオミニを刺してから再びクリームを絞ります。マカロン(オレオあり)を斜めにのせて完成です。
ホワイトチョコと抹茶のハーモニーが絶妙!見た目も味も大人っぽいトゥンカロンです。
■ 材料(直径3cm 8個分)
□マカロン
・卵白(Mサイズ) 1個分
・アーモンドプードル 32g
・抹茶パウダー 3g
・粉糖 40g
・グラニュー糖 30g
□バタークリーム
・無塩バター 100g
・卵黄 1個分
・グラニュー糖 33g
・水 10ml
・抹茶パウダー 3g
□デコレーション
・ホワイトチョコ 40g
・抹茶パウダー 適量
■作り方
1.袋にアーモンドプードル、抹茶パウダー、粉糖をいれてよく混ぜ、2回ふるっておきます。
2.卵白をハンドミキサーで軽く泡立てて、グラニュー糖を4回にわけて加えながら高速で泡立てたら、低速で1分混ぜて硬めのメレンゲを作ります。
3.2.に1.を3回にわけて加え、底からすくい上げるように混ぜます。
4.生地をボウルに押し付けながらまとめます。ツヤが出て生地を上から落とした時にリボン状になればOKです。
5.4.を絞り袋に入れて、クッキングシートの上に丸型に絞り出します。
6.下の紙を抜き取り、冷蔵庫で45分ほど乾燥させます。ムラにならないよう、途中で向きを逆にしてください。
7.6.を150度に予熱したオーブンで2分→扉を開けずに130℃に落として13分→開けずにそのまま3分放置してから取り出して粗熱を取り除きます。
8.バタークリームを作ります。
室温に戻したバターをゴムベラで練り、2等分します。
9.卵黄をハンドミキサーで白っぽくなるまで泡立てます。
10.鍋にグラニュー糖と水を入れて火にかけ、115度くらいまで煮詰めます。
11.卵黄に10.を糸のように少しずつ垂らしながら高速ハンドミキサーで泡立てます。
12.11.を2等分して、片方に無塩バター(半量)を加えて中速で泡立てます。
13.ラップをして冷蔵庫で冷やし、搾りやすい硬さになったら搾り袋に入れます。
14.もう片方には抹茶パウダーを加えて混ぜ、残りの無塩バターを加えて中速で泡立てます。
15.ラップをして冷蔵庫で冷やし、搾りやすい硬さになったら搾り袋に入れます。
16.ホワイトチョコを細かく砕いて、50~60℃で湯煎して溶かします。
17.マカロン8個の端に16.をつけてから抹茶パウダーを振りかけて冷蔵庫で15分冷やします。
18.残りのマカロンの上にそれぞれのクリームが2段になるように絞り、17.を上にのせます。
トゥンカロンを作るのに必要なのは、大きく分けて「マカロンの材料」「中に挟むクリームの材料」「デコレートの材料」の3つです。
■マカロンの基本の材料
・グラニュー糖
・アーモンドプードル
・粉砂糖
・卵白
トゥンカロンの場合は、カラフルなマカロンにするのが特徴。
フルーツのピューレを混ぜると水分の調整が難しいので、自宅で作る場合は着色料がおすすめ。
チョコレートやパウダー状の抹茶であれば、成形しやすいでしょう。
真ん中に挟まれているクリームは、生クリームやバタークリームに着色料やフルーツのパウダーなどを混ぜたもの。
硬めに泡立てて崩れにくくするのがポイントです。
デコレーションは、お好みのフルーツやチョコレート、クッキーを飾って華やかに。100均でも購入できる、チョコペンやデコレーション用のアラザンも便利。
アイデア次第で様々なトゥンカロンを作ることが可能です。
韓国ショップが立ち並ぶ新大久保にある韓国マカロン専門店。カフェでのイートインも、テイクアウトもOK。
他のお店に比べて、ボリュームがあるのが特徴。定番のいちごや抹茶はもちろん、フォトジェニックなマカロンが常時多数揃っています。
平日に限り、予約をしておけば取り置きが可能。シーズン限定のマカロンも登場するので狙い目です。
原宿らしい可愛いデザインのマカロンが揃っている韓国マカロン専門店。
雲と虹をイメージしたふんわり系や、メッセージ入りのトゥンカロンも人気です。
クリスマスやハロウィンなどにぴったりなトゥンカロンもあり、お土産としても重宝するでしょう。
オリジナルのトゥンカロンとドリンクが楽しめるカフェ。こちらも原宿にありますが、どちらかというとナチュラルな雰囲気。
大きさは小ぶりなので、一度に何個も食べられるのが嬉しいポイント。
トゥンカロン以外にも、韓国カフェで人気のドリンクなどを楽しむことができます。
人気エリアの代官山にある、マカロンと本格派コーヒーが楽しめるお店。大人っぽい見た目のトゥンカロンは、幅広い世代から人気。
店内にはテーブルとカウンターが10席以上あり、どこを見渡してもおしゃれな空間!
早い時は夕方前に売り切れてしまうので、狙っているトゥンカロンがあるなら早めに行くのがおすすめです。
高円寺駅から徒歩2分と、立地も抜群のマカロン専門店。元々ソウルでマカロン店をやっていたオーナーが日本でオープンさせたお店です。
2階にイートインスペースがあるので、お目当てのマカロンを購入してすぐに食べることも。
平日に限り、前日に予約をしておけば取り置きが可能です。
見た目も味も文句なしのトゥンカロン!お店で買うのも良いですが、自分好みに合わせて作るのもおすすめです。ぜひご紹介した作り方を参考にしてみてください。