海外旅行の中でもヨーロッパは、観光はもちろんおしゃれして街を歩くだけでも楽しいです。でもおしゃれできれいめな服装だと、盗難の原因にならないか心配。そこで今回はヨーロッパ旅行の服装のタブーや季節ごとのおすすめコーデをご紹介します。
【目次】
観光やショッピングなど楽しみがたくさんあるヨーロッパ旅行。大人女子の中にはおしゃれができる!と張り切って服装を準備される方もいらっしゃるかもしれません。ところが、ヨーロッパは日本と違って治安が悪い場所も多く、防犯意識の低い日本人は狙われやすいのが現状です。
ではどういった服装をすると狙われやすいのでしょうか。ヨーロッパ旅行の服装のタブーをチェックして服装選びの参考にしてください。
【ヨーロッパ旅行の服装のタブー】
■露出が多い服装は避ける
女性の服装選びの一番のポイントは露出を控えることです。女性としてという意味もありますが、ヨーロッパの観光は寺院や教会など厳かな場所への出入りもあるので、そういった場所に露出の多い服で立ち入るのは厳禁です。キャミソールならカーディガンを羽織るなど、場所に応じた服装を心がけましょう。
■ブランド品は持たない
ブランドのバッグを持っていたら、お金を持っているのをアピールしているようなものです。盗難の可能性が高くなるので、高価な小物やアクセサリーはできる限り避けましょう。
■ドレスコードは守る
高級なレストランやホテルに出入りする場合は、必ず身なりを整えましょう。特に高級レストランはドレスコードがある場合がほとんどです。入店を断られるケースもあるので、きちんと感のあるワンピースや程良い高さのパンプス、小さめのきれいめバッグは必ずトランクに準備しておきましょう。
■英語のロゴを使った服は避ける
ロゴ入りTシャツなどは、その言葉にどういった意味があるのかわからず着ていることもあります。現地の人には滑稽にうつる言葉もあるかも。できるだけ避けましょう。
■おしゃれし過ぎない
ヨーロッパをおしゃれして歩きたい気持ちは誰にもありますが、歩き回る観光におしゃれなワンピースは不向きです。ヨーロッパを歩く女性の服装を参考にして、飾り過ぎないさりげないカジュアルスタイルが最適です。
■宗教的なアイテムを身に着けない
ヨーロッパには色々な民族の方、宗派の方がいらっしゃいます。宗教的なシンボルを表すアイテムは人によってどういった印象を持たれてしまうのかわかりません。できる限りそういったアイテムは身につけないようにしましょう。
■リュックは盗難の原因にも
リュックは背中を狙われて盗難にあいやすいので、避けた方がいいアイテム。ショルダーバッグは前にバッグ部分がくるようにかけましょう。
ヨーロッパ旅行の服装選びのタブーをご紹介しました。タブーのものは選ばないようにして、余計なトラブルは避けるようにしましょう。ここからは、ヨーロッパ旅行におすすめのコーデを季節ごとにご紹介していきます。ぜひ参考にしてください。
ヨーロッパ旅行の服装を選ぶ際には、旅行する時期の渡航先の気候を事前にチェックしてプランを立てましょう。同じ国に旅行しても、北と南では気候がかなり違う場合があります。旅行する地域ごとにチェックすることをおすすめします。
ヨーロッパの春は半袖でOKな国もあれば、長袖でちょうど良い国もあります。イタリアは基本的に暖かく半袖アイテムでOK。フランスなら半袖だけだと寒いでしょう。
春のヨーロッパ旅行にマストなのは、半袖と長袖アイテム両方と、羽織れて温度調節ができる軽めのアウター。シャツワンピは1枚でも着れて、羽織りにも使えるのでおすすめです。モノトーンコーデを上品にまとめてくれるベージュワンピは、ヨーロッパの街の色みにもしっくり馴染んで◎。
パリの女性はおしゃれな人が多く、シックな装いの人からシンプルな人まで様々です。おしゃれな界隈に行くと、ちょっと派手めでおしゃれなアイテムも着たくなります。
メタリックな素材で日本だと派手過ぎると感じるパンツでも、パリの街中では違和感がありません。決め過ぎてしまうと浮いてしまうこともあるので、トップスにスウェットを合わせてカジュアルダウンさせて。
夏のヨーロッパ旅行で一番気をつけたいのが肌の露出。暑いからといってキャミソールで観光するのはあまりおすすめしません。黒のキャミソールなら白シャツを羽織って、ボトムはワイドパンツが今の気分です。モノトーンはパリでも人気なので、おすすめのカラーコーデ。
夏は日本の感覚で日傘をさしたくなるかもしれませんが、ヨーロッパでは日傘をさしている人はほとんどいません。日よけは帽子やサングラスを使いましょう。その分UV対策をしっかりと。
ヨーロッパの観光でワンピースを着るなら、高級レストランに行く以外はカジュアルなワンピースが最適です。観光旅行にマストなアイテムのショルダーバッグやスニーカーと合わせても違和感がありません。
ヨーロッパは石畳が多いので靴のチョイスには気をつけてください。ヒールの細い靴は石畳の隙間に挟まって怪我の原因になります。スニーカーやヒールが太くて低い靴、冬ならヒールの太いブーツなど、必ず履き慣れたものを持参しましょう。
夏の定番アイテムTシャツワンピは、夏のヨーロッパ旅行にも使えるアイテムです。おしゃれに頑張ってる感じがしないのに、カフェでお茶しても違和感なく馴染んでこなれ感も。
カラーはモノトーンでまとめればどこか上品な印象のコーデに。大人女子にはマキシ丈がおすすめです。
ヨーロッパの秋は場所によっては日本の冬並みに寒いので、念のためにコートを持っていくのをおすすめします。秋といえばヨーロッパの街並みもどこかおしゃれな雰囲気に。デニム×ブラックの大人カジュアルには、秋アイテムのベレー帽をプラスして。
誰もが一度はパリのカフェでお茶するのに憧れますよね。そんな憧れのシーンには上品なベージュのウールコートが似合います。コート以外は黒でまとめてシックな大人のスタイル。
例えばインはデニムとシンプルな黒ニットでも、ベージュコートでまとめればおしゃれなパリの秋ムードにも馴染みます。
冬のヨーロッパは本格的に寒いので、しっかり防寒をしていきましょう。ミリタリーなキルティングコートは、しわになりにくくてタフな軍ものアイテムなので、旅行にもぴったりな実用的なアウターです。
カーキのミリタリーコートにはブラウンのワイドなコーデュロイパンツをコーディネート。シックな色みの大人カジュアルはスニーカーで外して。
冬のヨーロッパは雰囲気があるので、程良くカジュアルで大人っぽいスタイルが似合います。トレンチコートを使ったコーデは、冬のヨーロッパでぜひしてみたいスタイル。白のワントーンコーデは、ダークになりがちな旅行中の秋冬コーデに軽やかさをプラスしてくれます。
いかがでしたか?今回はヨーロッパ旅行におけるタブーの服装やおすすめコーデをご紹介しました。タブーの服装はトラブルになってしまう可能性があるだけでなく、現地の雰囲気に合わないのでおすすめできません。現地の人たちにも馴染む頑張り過ぎないおしゃれで、大人女子らしくヨーロッパ旅行を楽しんでください。