洗顔には石鹸や洗顔フォームなど様々なものがありますよね。その中で、石鹸で洗顔することにはどんなメリットがあるのでしょうか?石鹸のメリットや正しい洗顔方法、おすすめの洗顔石鹸の選び方についてご紹介します。
石鹸を使って洗顔することには、さまざまなメリットがあります。
まずは、固形石鹸での洗顔で得られるメリットを3つご紹介します。
洗顔石鹸の1番の魅力ともいえるのが、コスパがいいことです。
洗顔石鹸は1回の洗顔で使う量が少量で済みます。洗顔フォームと比べると、圧倒的に持ちがよくなります。値段が安く済むものも多いので、洗顔にかかるお金が圧倒的に少なくなるでしょう。
石鹸には、洗浄力が穏やかというメリットもあります。
洗顔フォームによっては、汚れ以外に必要な皮脂まで取り除いてしまうことがあります。洗顔のしすぎにより乾燥を引き起こしてしまうのです。
石鹸は、その点において洗浄力がとても穏やかです。そのため、必要な皮脂を肌に残しながら、ある程度の汚れを落とすことが可能です。
敏感肌の人でも安心して使用できるアイテムが多いことも石鹸のメリットといえるでしょう。
洗顔フォームのほとんどには「合成界面活性剤」が配合されており、これが肌に対して刺激になることがあります。
石鹸は必要最低限の成分で作られているものが多いため、敏感肌や荒れてしまった肌でも安心して使用することができます。
続いて、洗顔用に使う石鹸の選び方についてご紹介します。
石鹸を選ぶときには、必ず保湿力をチェックするようにしましょう。
乾燥肌や敏感肌の場合、肌の潤い成分が足りていないことがあります。潤い成分が配合されていて、洗顔後のつっぱりや刺激を感じにくいものを選ぶようにしましょう。
敏感で刺激を感じやすい肌や、荒れていて悪化させたくない肌の場合、低刺激な石鹸を選ぶのがポイントです。
石鹸は洗浄成分が穏やかなので、荒れた肌でも使用できるアイテムがたくさんあります。ただし中には、美容成分が豊富に入っていることで刺激を感じてしまうものもあります。
肌が敏感な状態の場合は、低刺激のものにこだわり、安心して使用できるアイテムを選びましょう。
石鹸を選ぶ際は、泡立ちのよさにも着目するのがポイントです。
泡がすぐになくなってしまうアイテムでは、顔の汚れを落とすのが難しくなってしまいます。できるだけ濃密な泡を作ることができるものを選びましょう。
正しい石鹸での洗顔方法についてご紹介します。
■顔を先にすすいでおく
石鹸を肌に乗せる前に、必ず顔をすすいでおくようにしましょう。こうすることで、ある程度の汚れを先に落とせます。30度~35度くらいのぬるま湯で、顔を少しだけ流しておきましょう。
■石鹸をネットで泡立てる
石鹸をネットを使って泡立てます。ネットの中に石鹸を入れて、少しこすり合わせます。ネットに石鹸がある程度付いたら石鹸を外し、ネットの石鹸を泡立てていきます。濃密な泡に仕上げるコツは、水の量です。あらかじめ洗顔ネットを水で濡らし、5回くらい振って水を切っておくと、少量の水がネットに残ってちょうどよくなるでしょう。
少量の水で泡立てることで、濃密な泡を作れるはずです。
■Tゾーンに乗せる
まずはTゾーンに泡を乗せていきます。この部分は皮脂が多く汚れやすい部分です。泡で洗うイメージで、くるくると転がしながら優しく洗っていきましょう。泡がクッションになるように、指には力を入れずに転がすことが大切です。
■Uゾーンに乗せる
次にUゾーンです。頬からあごにかけてのUゾーンは、乾燥を感じやすい部分でもあるので、泡を乗せて少しなじませるくらいでOKです。Uゾーンに乗せたら、最後に最もデリケートな目周りに乗せます。泡が乗っている時間を少なくするためにも、なじませたらすぐにすすいでいきましょう。
■ぬるま湯ですすぐ
最後にぬるま湯ですすいでいきます。30度〜35度くらいのぬるま湯で、優しく肌に触れないように流していきましょう。水を肌に触れさせるイメージで流すと、肌への負担が少なくなりますよ。
石鹸にはそれぞれ特徴があり、肌に合わせて選ぶ必要があります。
まずは、洗顔におすすめの石鹸をご紹介します。
カウブランドの赤箱は、添加処方の洗顔石鹸です。
肌への刺激が少ない植物性のアミノ酸系洗浄成分が配合されており、皮脂や汚れをマイルドに落としながら潤いを守ってくれるアイテムです。
HACCI(ハッチ)のはちみつ洗顔石けんは、はちみつを配合した洗顔石鹸です。
はちみつが持つ潤いパワーで、もっちりとした肌へと導いてくれます。濃密な泡が汚れを優しく落とし、滑らかな肌へと洗い上げるのが特徴。泡パックとしても使えるアイテムです。
水橋保寿堂製薬のいつかの石けんは、酵素の力で毛穴汚れを吸着する固形石鹸です。
クリーミーでキメの細かい泡が特徴。弱アルカリ性で肌に優しく、しっかりと汚れを落とします。毛穴汚れに悩んでいる方にぴったりのアイテムといえるでしょう。
長寿の里 然-しかり- よかせっけんは、練り上げて作られた練り石鹸です。
シリカパウダーで汚れを吸着し、透明感のある肌へ整えてくれます。一つずつ手作りされており、天然由来成分のみを使用していることが魅力です。
ニキビに悩んでいる方におすすめしたいのが、NOV(ノブ)のA アクネソープです。
敏感な状態の肌にも使える低刺激タイプなので、肌荒れで弱っているときでも安心して使用できるところがポイント。
洗い上がりはさっぱりしながらも、必要な潤いは奪いません。突っ張りを感じさせないニキビケアを実現できます。
クレンジングリサーチ AHAソープは、フルーツ酸の力で角質を除去してくれる石鹸。毛穴汚れや肌のくすみに効果的にアプローチしてくれるアイテムです。
洗顔をしながら、爽やかなりんごの香りに癒やされることでしょう。
ナイアードのアルガン石鹸は、ナイアード・モロッコのマラケシュ工房で自社搾油したアルガンオイルと、同じ工房の敷地内で育ったオリーブから絞ったエクストラバージンオリーブオイルを使って作られている固形石鹸です。
アルガンオイルが肌にハリを、オリーブオイルが潤いを与えてくれるので、しっとりとした仕上がりが実現します。
サンソリットのスキンピールバー ティートゥリーは、ニキビ予防に効果的な石鹸です。
古い角質を洗い流して肌を健やかな状態へと整えてくれます。洗顔するだけでピーリング効果が得られるので、なめらかな肌が手に入りますよ。
DHC(ディーエイチシー)のマイルドソープは、肌の汚れをしっかり取り、肌トラブルの原因を抑えてくれる洗顔石鹸です。
汚れを取り除くと同時に潤いを与えてくれるところがポイント。オリーブバージンオイル、ハチミツなどの天然美容成分がもっちりお肌へと仕上げます。
クリニークのフェーシャル ソープは、肌に優しい固形石鹸です。
中でもマイルドは敏感肌の人にぴったりのアイテム。肌の乾きに悩んでいる方におすすめです。
ALLNA ORGANIC(オルナ オーガニック)の石鹸は、雑誌でも紹介されたアイテム。美容液並みの保湿成分がたっぷり配合されており、うるおい溢れる美肌に導いてくれます。
植物アロマのボタニカルな香りは、洗顔の時間をリラックスさせてくれます。肌に優しいので、家族全員で使えますよ。もちろん、毛穴の汚れも落としてくれます。
ALLNA ORGANIC(オルナ オーガニック) 石鹸 / ¥1,200
続いて、おすすめのボディ用石鹸をピックアップして紹介します。
シャボン玉石鹸のシャボン玉浴用は、キメ細かく弾力のある泡立ちで、やさしく汚れを落とす固形石鹸です。
界面活性剤を使用していない無添加で、肌にやさしいところも嬉しいポイント。身体はもちろん、顔・髪まで洗えます。
Dove(ダヴ)のビューティクリームバーは、4分の1がモイスチャークリームでできている製品で、しっとり潤う肌へと整えてくれるアイテムです。
スキンケア効果がたっぷりと配合されているので、潤いをキープしたい人におすすめ。
自分では見えない背中のケアにおすすめなのが、ペリカン石鹸の薬用石鹸ForBackです。
背中は、実は顔と同じように皮脂の分泌が多い部分。そのため、肌荒れを起こしやすいのです。
こちらは、背中ニキビが気になる人にぴったり。毛穴詰まりを取り除き、皮脂と水分のバランスを整えてくれる優れものです。
LUX(ラックス)の石けん ソフトローズは、柔らかいローズの香りに包まれながら身体を洗えるアイテムです。
プレミアムゴールドヒアルロン酸オイル配合で、しっとりと肌が潤うことを感じられるでしょう。
肌の乾燥におすすめなのが、LUSH(ラッシュ)のみつばちマーチ。しっとり柔らかい肌触りを実現してくれるアイテムです。
配合されているはちみつは保湿成分に優れているので、乾燥を落ち着かせてくれるでしょう。
クレームブリュレのような甘い香りが浴室いっぱいに広がります。
石鹸での洗顔方法についてご紹介しました。石鹸を使うことで、肌の潤いを守りながら汚れを落とすことができます。肌が敏感に傾いている人や、乾燥肌に悩んでいるという人は、ぜひ1度石鹸での洗顔を試してみてくださいね。