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2018.10.02

結婚式で色打掛が人気上昇中!選び方や人気カラーをご紹介

結婚式で色打掛が人気上昇中!選び方や人気カラーをご紹介 結婚式で色打掛が人気上昇中!選び方や人気カラーをご紹介

エレガントなドレスとは違った魅力のある和装婚は、最近じわじわと人気上昇中です。中でも、カラフルなカラーバリエーションや豊富なデザインの「色打掛」は、注目度が上がってきている婚礼衣装です。そこで今回は、色打掛の基礎知識や人気カラーをご紹介します。色打掛の選び方もご紹介していますので、これから和装婚を考えている方はぜひチェックしてみてくださいね。

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色打掛って?

色打掛を着た和装婚

和装婚の衣装は、「色打掛(読み方:いろうちかけ)」の他、「白無垢」や婚礼衣装の振袖の「引き振袖」、洋風のテイストをプラスした「新和装」と、さまざまな種類があります。


■白無垢とは?

「白無垢」は、白い「掛下」に白い「打掛」を羽織る、白で統一された婚礼衣装です。ヘアスタイルは、まげを結った「和髪」の「文金高島田(ぶんきんたかしまだ)」か、洋風のヘアアレンジの「洋髪」です。

挙式の際は、白い頭巾のような「綿帽子」や、太い白地の布で額の辺りを隠す「角隠し」で頭を覆うようにして、披露宴ではどちらも外します。


■色打掛とは?

対して「色打掛」は、白以外の打掛の事を言います。以前は白無垢よりも格下の婚礼衣装でしたが、最近では白無垢と同等として扱われるようになってきました。

和装婚の中では、特に人気があります。

さまざまなカラーがある色打掛ですが、赤や緑、黒などのカラーが定番ですね。金色や銀色の糸で、贅沢に施された刺繍も華やかです。

ヘアスタイルは、挙式の時は「角隠し」で、披露宴では外します。また、最近では、挙式で被る色打掛用の綿帽子も出てきましたので、洋髪もOKになってきています。

色打掛は、レンタルをする花嫁さんが多く、レンタル価格の相場は20~30万円前後となっています。

色打掛の「色」の選び方

色打掛を着た和装婚

華やかな色打掛は、カラーやデザインも豊富なので、どれにしようか迷ってしまいますよね。下見をする前に、あらかじめカタログなどで、自分の着たいイメージの色打掛をリサーチしておくようにしましょう。


■色打掛の人気カラー

色打掛のカラーは、白地やオフホワイトの他、淡いピンクやブルーなどが人気カラーです。清楚で可愛く見える色ですね。

また、伝統カラーの黒や緑、シックな紺、そして艶やかな赤色やゴージャスな金色も人気となっていますよ。

青色:純潔、高潔
赤色:魔除け
金色:結婚後の幸せにつながる豊穣や富貴

など、カラーにはそれぞれ意味が込められています。


■色選びのポイント

色打掛の選び方は、まずは自分が着たい色の色打掛を羽織ってみましょう。
成人式や学生の頃に和装をしたことがある方は経験があると思いますが、自分のイメージしている色や着たい色と、自分に似合う色にはズレがある場合があります。

スタッフの方と相談したり、結婚式を行う会場の雰囲気に合わせながら選んでいきましょう。

また、肌の色によっても似合う色は変わってきます。

・イエローベースの方:朱赤、オレンジ系や黄色系、金、緑系、コーラルピンク
・ブルーベースの方:紫系や青系、薄ピンク、銀、パステルカラー

が定番です。クールでオトナっぽい顔立ちの方は黒色もおすすめです。

また、着物の生地も、染め物や刺繍が施してあるもので印象も違ってきます。

基本の「掛下」や、羽織る「打掛」、帯、懐剣、ポーチのような「筥迫」、扇子の「末広」などの合わせる小物やヘアアレンジによっても印象が変わりますね。

色打掛の「柄」の選び方

色打掛を着ている新婦

■柄選びの方法

色打掛の柄選びは、

・顔周りに近く、写真写りにも影響する「衿元」
・自分では見えにくいですが、全体の印象も変える「背中」
・大きな面積のある「袖」

に注目したいですね。

小柄な方は、細かい柄のデザイン、しっかりとした体格の方は、大きな柄のデザインを選ぶと、上手くバランスが取れるので似合いやすいですよ。金色や銀色を使っていると、豪華に見えますので、特別な結婚式にぴったりですね。

さらに、定番の柄には

鶴 :長寿
牡丹:富貴
梅 :苦難も笑顔で乗り切る
菊 :無病息災、気高い

など、それぞれ意味がありますので、着物の柄に思いを込めるのも良いですね。

季節感のある柄が入っていることもあるので、選ぶ際にはスタッフに相談してみましょう。

色打掛のメリットとデメリット

色打掛を着た和装婚

■メリット

昔からの日本にある伝統の着物で結婚式を挙げることができるのが、和装婚の魅力ですよね。

色打掛は、様々なカラーや柄があるので、自分の好みのスタイルにできます。
挙式での色打掛を着ることはもちろん、挙式では白無垢や純白のウエディングドレスを着て、お色直しや前撮りは色打掛を選択する花嫁さんも多いですよ。


■デメリット

色打掛のデメリットは、重いことです。重いものですと、数kgに及ぶ場合もあります。
慣れない着物の重さと、結婚式でのプレッシャーで、さらに重さや暑さを感じる事もあります。披露宴で各テーブルを回りたい場合は注意が必要ですね。

伝統的で格式の高い「色打掛」は、結婚式を華やかに彩ってくれる婚礼衣装で、バリエーションも豊富なので、自分に合ったものを選べるのも魅力です。和装婚で色打掛を考えている方は、ぜひお気に入りの着物で、素敵な結婚式をしてくださいね。

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