リップクリームを塗っても乾燥してしまうことってありませんか?乾燥で荒れてしまっている唇は、正しいケアを行わないとなかなか良くなりません。唇の乾燥の原因やケア方法、おすすめのリップケアアイテムについてご紹介します。
【目次】
唇は一体何が原因で乾燥するのでしょうか?詳しくご紹介します。
■紫外線
唇の乾燥は紫外線が影響していることがあります。肌にはしっかりUV対策をしているという人は多くても、唇の紫外線対策まではできていないという方が多いです。直接唇に紫外線が当たることによって、水分が失われてしまいます。唇にはもともと皮脂腺がないため、肌を守る油分がありません。その状態のまま紫外線に当たると唇が刺激され乾燥することがあります。
■合っていないリップ
唇の乾燥はリップが合っていない場合にも起こります。唇にとって刺激に感じてしまうことで、唇は荒れやすくなります。荒れてしまった唇は保湿成分が減少してしまうので、唇が乾燥してしまうことがあります。
■唇をなめる
唇の乾燥が気になるからといって、唇をなめるという人はいませんか?実はこれが乾燥の原因となっていることがあります。唇にとって唾液が刺激成分となってしまい、乾燥を引き起こしてしまうことがあります。
唇の乾燥ケアをするアイテム選びについてご紹介します。
■荒れが酷い時は医薬品を使う
唇の乾燥が酷く、痛みがあるほど荒れてしまっている場合は、通常のリップクリームだけでは解消できないことがほとんどです。唇の荒れが酷くなった状態は口唇炎になってしまっていることもあるので、そういった場合は通常のリップクリームではなく医薬品扱いのリップクリームを使いましょう。
唇の荒れ防止成分などが配合されているので、化粧品のリップクリームよりも改善されるのが早いのでおすすめです。
■テクスチャーが硬すぎないものを選ぶ
唇の乾燥を解消するためには、テクスチャーが硬すぎるリップは向かないことがほとんどです。硬さのあるリップクリームだと肌に滑らせるだけで刺激になってしまうことがあります。できるだけ唇の上でスルスルと乗せられるようなものを使うようにしましょう。
唇が乾燥している時におすすめのリップケアのやり方についてご紹介します。
■あまりにも酷い時はパックする
唇の乾燥が酷い時はオイル系のリップを使ってパックするようにしましょう。いつもより厚みをつけてリップを塗り、その状態で少し放置します。そのまま放置してもOKですし、その上からリップを貼るのもOKです。5分ほど放置して優しく拭き取るようにしましょう。
■リップを使う時は正しく塗る
リップクリームを塗る時は、塗り方が非常に重要になります。まずリップを塗る前に少し溶かしておく必要があります。そのままリップを塗ってしまうと唇にとって刺激になることがあるからです。手の甲などどの部分でもいいので数秒押し付けて溶かしてから唇に乗せていきます。
リップを塗る時に大切なことは、縦方向に塗るということです。横方向に塗ると唇の表面の角質が剥がれてしまうことがあります。縦方向に塗ることで比較的刺激が少なくなるのでおすすめです。
■唇に合わないリップは使わない
唇の乾燥が気になる時は、唇にとって刺激になるリップアイテムを使わないようにしましょう。乾燥を感じやすい唇は、いつもよりも敏感になっていることが多いです。健康的な唇の時に問題なく使えたものでも、刺激に弱い状態では荒れてしまうこともあります。
唇の乾燥が気になる時は、保湿効果が高いリップアイテムを使うことが大切です。リップに保湿力がない場合はリップ美容液を塗ってから塗るのがおすすめです。グロスを重ねて保湿力を高める方法もあるので、唇の乾燥を無くすためにも、荒れやすいアイテムの使用を控えて保湿力の高いものを使うようにしましょう。
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唇の乾燥についてご紹介しました。唇の乾燥が気になっているという場合は、使っているリップケアアイテムを変えることで良くなることがあります。痛みがあるくらい荒れているという場合は医薬品のリップクリームを使ってみるのがおすすめです。乾燥を悪化させないためにも、日頃からしっかり保湿ケアを行うようにしましょう。