タオルドライの正しいやり方について、知っていますか?タオルドライは、正しいやり方で行わないと、髪を傷める原因になってしまいます。タオルドライの長さや正しいやり方、ドライヤーのかけ方についてご紹介します。
タオルドライとは、濡れた状態の髪に付いている水分を、タオルを使って拭き取りながら半分乾かしていくことをいいます。タオルを使って髪に残っている水分を拭き取ることで、ドライヤーの時間短縮にもつながります。
ドライヤーの時間が短くなるので、髪への負担も少なくなります。髪を濡らした後、すぐにドライヤーに進むのではなく、タオルを使って水分を取り除くことが大切です。
しかし、ただタオルで水分をふき取るだけでは正しいタオルドライとはいえません。タオルドライにも正しいやり方があります。水分をただタオルで取り除くことだけがタオルドライではないので、覚えておきましょう。
タオルドライとは、髪についている水分をタオルで取り除く行為のことをいいます。しかし、中にはタオルドライを間違ったやり方で行っている人もいます。タオルドライを間違ったやり方で行うと、髪を傷める原因になるので、注意しましょう。
■ごしごしと頭をこする
タオルドライは髪についている水分を取る行為ですが、ごしごしと頭全体をこするように行う人もいます。これはNGです。濡れた状態の髪はとてもデリケートです。キューティクルが開いた状態になっているので、この時ごしごしと思い切り力を入れてしまうと、髪が傷んでしまいます。抜け毛が酷いという場合は、こうして髪を傷つけている可能性があります。
■タオルをかぶせたまま放置する
髪についている水分を取るために、頭にタオルをかぶせたまま長時間放置するという人もいます。確かにタオルドライではありますが、これもあまりよくありません。
触っていないから髪に負担が少ないと思っている人もいるかもしれませんが、濡れた状態の頭皮を放置すると、雑菌が繁殖しやすくなり、臭いの原因にもなります。
さらにキューティクルが開いたデリケートな状態の髪で長時間放置することはとても危険なのでやめた方が良いでしょう。
正しいタオルドライのやり方についてご紹介します。
■事前にある程度の水を取り除いておく
タオルドライを始める前に、髪についている水分をある程度取り除いておくようにしましょう。髪が濡れている状態は、とても傷つきやすいので、優しく扱うことが大切です。
両手で髪を軽く挟み、髪の根元から毛先にかけて優しくなでおろしていくことで、水分を取っていきましょう。
■頭皮からタオルドライをする
頭皮部分からタオルドライをしていきます。タオルドライのコツは、優しく行うことです。頭皮をこするようにタオルを使うのではなく、ポンポンと優しく押さえるように行うことが大切です。
■毛先をタオルドライする
次に毛先部分をタオルドライしていきます。髪の中間部分から毛先をタオルで挟むような状態にします。両手で優しくプレスして、タオルに水分を吸わせていきましょう。
■水分が出なくなったらOK
タオルドライはどれくらいやったらいいのか、疑問に思っている人もいるかもしれませんが、水分がほとんど出なくなったらOKです。ある程度水分を取ったら、くしを髪に通してみて、水が出ないようであれば完了になります。
タオルドライ後の正しいドライヤーのかけ方についてご紹介します。
■トリートメントを毛先につける
タオルドライが終わったら、毛先部分にトリートメントをつけていきます。トリートメントをつけることで、ドライヤーの熱から髪を守ることができます。
■頭皮から乾かす
髪は必ず頭皮から乾かしていくようにしましょう。頭皮が乾いていないと、不衛生になってしまいます。頭皮の乾かし方は、シャンプーをする時と同じような形ですることが大切です。
頭皮に指をあてて左右に揺らしながら、頭皮に風を当てていきます。頭皮が完全に乾くまでしっかり行いましょう。
■髪を乾かす
頭皮がある程度乾いたら、髪を乾かしていきます。髪の乾かし方は、根元から毛先に向かって乾かしていくことです。ドライヤーを上から当てて、キューティクルに沿って乾かしていきましょう。
耳から後ろの部分の髪は量が多いので、その部分から先に乾かしていきます。
■最後に冷風を当てる
ある程度乾いたら、最後に冷風を当てて形を整えていきます。髪全体にしっかり冷風を当てて形状記憶をさせたら、ドライヤーの完了です。
タオルドライについてご紹介しました。タオルドライはあまり意味がないと思っている人や、そこまで重要視していなかったという人も多いかもしれませんが、タオルドライ1つで乾くスピードが大きく変わってきますよ。タオルの質によってもさらに変わってくるので、ぜひ正しい方法でタオルドライを試してみてくださいね。