LIFESTYLE
2019.02.13

独り言が多い人の心理は?1人で会話するメリットや止める方法とは

独り言が多い人の心理は?1人で会話するメリットや止める方法とは 独り言が多い人の心理は?1人で会話するメリットや止める方法とは

1人で会話をしているような独り言は、公共の場では迷惑になることもありますが、実はメリットもあります。そこで今回は、独り言が多い人の心理や、メリット、独り言を止めてもらう方法をご紹介します。

当メディアはAmazonアソシエイト、楽天アフィリエイトを始めとした各種アフィリエイトプログラムに参加しています。当サービスの記事で紹介している商品を購入すると、売上の一部が弊社に還元されます。

独り言が多い人の心理【1】寂しさやストレスを感じている

独り言を言っている女性

電車内やレストランなどの公共の場でぶつぶつ独り言を言っているのは、変な人だと思われてしまいますが、1人で家にいる時につい独り言が出てしまうという方は珍しくないと思います。

人は誰かと話すだけで、ストレスが解消されたり、心が軽くなったりすることがありますが、1人の時は、会話をする相手がいません。

したがって、1人でいる時の、寂しさを感じている心理状態を安定させるために、テレビに向かってツッコミをしたり、「よーし、掃除でもするかな」「今日は疲れた」などの独り言を言うことがあります。自分の独り言を聞くことで、寂しさが和らぎ、安心感を得られると言われています。

また、仕事や人間関係、家庭内で感じた心のモヤモヤを独り言として出すことで、ストレス解消にもなりますね。


■独り言の内容に注意

ストレスを感じている場合は、独り言の内容もネガティブな事が多いのが特徴です。

独り言を口にすることで、寂しさやストレスが軽減される場合は心配する必要はありません。他の人には言えないような「あの人に意地悪されて悲しい」「仕事に行くのが嫌だ」などのような独り言でストレス解消できるメリットがあります。

しかし、一人で突然泣き出したり、怒り出したりするような場合や、心の中の声に苦しめられて反論したり、暴言を吐いたりするような精神的に不安定な状態は、注意が必要です。

独り言は、ネガティブな内容ではなく「今日も仕事頑張って偉いね」「きっとやればできるよ」などのような、ポジティブな言葉を口にする方が、自分を元気づけることができます。

独り言が多い人の心理【2】周囲の人にかまってほしい

彼氏が悩んでいるカップル

独り言は、寂しい時に出てしまうことが多いですが、オフィスや公共の場での独り言は、誰かにかまってほしいという心理が表れていることがあります。

例えば、話しかけられているわけではないけれど「困ったな」「どうしよう」などの他人の独り言を聞けば、周囲の人は「どうしたの?」と声をかけるのが一般的です。

無意識に独り言が出ている場合もありますが、中には、誰かに相談したい場合や、助けがほしい場合に、あえて独り言を言って話しかけられるのを待っている方もいます。自分から話しかけるのを躊躇してしまうような、引っ込み思案なタイプの人が多いですね。

独り言が多い人の心理【3】思考を整理している

独り言を言っている女性

仕事中や勉強中、家事をしている時など、何か作業をしている時に自然と独り言が出てしまう方も少なくないと思います。

独り言は、寂しさやストレスを感じている心理状態を紛らわす効果がありますが、思考を整理するためにも効果的です。実際、学生時代に勉強している時に、問題や演習内容、暗記したい内容を声に出して読み上げることで、頭の中が整理された経験がある方もいると思います。

独り言として思考を言葉にすることで、頭の中で複雑に絡み合っていた考えを整理する効果があります。また、言葉にすることで、目の前の事に集中することができ、雑念を払うことができます。間違いがないかどうか確認している場合もあります。

心理をコントロール!独り言を止める方法

オフィス

1人でいる場合に出る独り言は、他人に迷惑を掛けるわけではありませんので、あまり心配する必要はありません。寂しさやストレスを感じている心理状態を上手に緩和することができますし、思考を整理できるメリットもあります。

しかし、職場や家庭、公共の場などでの独り言をやめたいと考えている方もいると思います。

独り言が癖になっている場合は、まずは独り言が出ていることを認識するようにしましょう。何か作業を始める前に「独り言を言わないようにする」と意識しましょう。また、髪の毛を触ったり、顔を触る癖をやめる対策として、他の物を触るのが有効なように、口に力を入れて、独り言が出ないようにすることも効果的ですね。


■他人の独り言を止めてもらうためには

自分の独り言を止めるためには、自分自身が意識をすればいいですが、自覚のない他人の独り言をやめてもらう場合には、相手を刺激しないように対処したいですよね。

まずは、相手が独り言を言っている事を意識させて「独り言をやめた方が良いのかも」と思わせることが重要です。

独り言を言っていたら、いちいち反応すると、相手も対応しなくてはいけないので、思考を止めなくてはいけなくなります。対応するのが面倒になってくると、独り言を言わないように意識するようになります。

また、「大丈夫ですか?」「困った時はいつでも声をかけてくださいね」と相手に言っておくのも、引っ込み思案な性格の方への対処としておすすめです。

相手がかまってほしくて独り言を言っている場合は、あえて反応しないでおきましょう。独り言を言っても効果がないとわかると、自然と独り言が減っていきますよ。

独り言には、不安定な心理状態を安定させたり、思考を整理するメリットがあります。しかし、周りに人がいる場合の独り言は、他人の迷惑になってしまうことがありますので、注意が必要ですね。

related articles