朝食べることが多いヨーグルトですが、最近では夜食べるヨーグルトがダイエットに効果的だと言われています。そこで今回は、なぜヨーグルトは夜食べたほうがいいのか、効果やダイエット方法をご紹介! 今まで朝食べていた方も、あまりヨーグルトを食べてこなかった方も必見です。
【目次】
ヨーグルトは、乳酸菌などの善玉菌がたくさん含まれていることで有名ですよね。
善玉菌は悪玉菌の増殖を抑え、腸内環境を整える働きがあるため、子供も大人も積極的に摂ることが進められています。
健康にいいことは昔から有名でしたが、最近注目されているのが夜に食べる“夜ヨーグルトダイエット”です。ヨーグルトは朝食べるイメージが強いかと思いますが、なぜ夜の方がいいと言われているのでしょうか。
それは、腸のゴールデンタイムに合わせて食べたほうが、活動を後押しすることができると言われているからです。
22時~翌2時は、腸の働きが最も活発になる時間帯で、腸のゴールデンタイムに合わせて夕食時にヨーグルトを食べておくことで、眠っている間に善玉菌が働いて腸内環境を整えたり、太りにくい体質作りをサポートしたりしてくれると言われています。
夜にヨーグルトを食べることで、実際にどのような効果が期待できるのか見ていきましょう。
まずは女性にとって嬉しいダイエット効果です。
ヨーグルトは腸の働きをサポートし、腸内環境を整えてくれるので、便秘解消に繋がります。
便秘が解消されることで、体内の老廃物も自然に排出することができるので、溜め込みにくい身体作りをすることができるのです。
腸内環境が整えば、脂肪を燃焼するために欠かせない代謝も上がり、ダイエットにいいサイクルを作ることができるので、夜ヨーグルトダイエットを続けていれば、太りにくく痩せやすい身体を目指すことができると言われています。
美肌を保つためには、一定のサイクルで訪れるターンオーバーが正常であることが大切なのですが、乱れた生活習慣や間違ったスキンケアなどによって乱れてしまうことがあります。
ターンオーバーが乱れているときも、この夜ヨーグルトが大活躍!
腸の働きが活発になり、体内の老廃物が排出されることで、お肌の新陳代謝も活性化させてくれるのです。
ターンオーバーが整うことで、お肌のゴワつきやくすみが改善され、美肌効果が期待できるそうですよ。
あまり知られていない効果のようですが、夜にヨーグルトを食べることで睡眠にもいいと言われています。
なぜなら、ヨーグルトに含まれるタンパク質には自然な眠りを誘う「メラトニン」という成分が、少しですが含まれているからだそうです。
メラトニンにはリラックス効果もあるので、夜にヨーグルトを食べるとリラックスした状態でぐっすり眠れることができそう!
ヨーグルトに含まれている善玉菌は、虫歯や口臭の原因になる悪玉菌を撃退する働きがあるので、虫歯予防や口臭予防になると言われているのです。
女性にとって口臭ケアなどはエチケットなので、夜ヨーグルトで予防できるのは嬉しいですよね。
ただし、ヨーグルトだけでは虫歯予防はできないので、毎日の丁寧な歯磨きも忘れずに!
夜ヨーグルトはどのように行えばいいのか見ていきましょう。
■無糖のプレーンヨーグルトを選ぶ
ダイエットをするのであれば、脂肪分の高いリッチタイプや加糖のヨーグルトは避け、無脂肪や低脂肪を選ぶことがおすすめです。
甘さがどうしても欲しい場合は、少量のはちみつを加えるといいですよ。
■食べるタイミングは夕食後
眠る直前や22時以降は体重が増加しやすくなるので、就寝3時間前の夕食後に食べるようにしましょう。加熱せず、ドレッシングなどに使って摂ることもおすすめです。
■夜ヨーグルトの摂取量は120~200g
ヨーグルトは1日200gほど食べることがいいと言われているので、120~200gを目安にしてみてください。一気に食べることが難しければ夕食前に100g、夕食後に100gという方法でもいいようです。
温めることでヨーグルトの成分を吸収しやすくなりますが、熱に弱い性質でもあるので温めすぎには注意してください。
普通のヨーグルトに飽きてしまったときは、キッチンペーパーを敷いたザルにヨーグルトを入れて放置した、水切りヨーグルトもおすすめです。
チーズのような濃厚さになり、栄養もギュッと詰まっていますよ!
夜ヨーグルトの方法をご紹介しましたが、覚えておきたい注意点もいくつかあります。
■ヨーグルトだけにしない
ダイエットのために夕食を控え、ヨーグルトだけにすると栄養が偏ってしまいます。
健康的なダイエットでなければ、すぐにリバウンドもしてしまうので、バランスのいい食事を基本に、野菜から食べたり、ご飯の量を減らしたりするようにしましょう。
■ヨーグルトだけに頼らない
バランスのいい食事を1日3食食べることが大切ですが、食生活を見直すだけでなく適度な運動も取り入れることで、太りにくい体質へ改善していくことが期待できます。食事、運動、睡眠を意識して、健康的なダイエットを目指してくださいね。
■食べ過ぎや遅い時間に食べない
当然ですが、食べ過ぎたり、遅い時間や眠る直前に食べたりすれば、体重増加に繋がってしまいます。遅くても21時までに、そして眠る3時間前に夕食とヨーグルトを食べ終えるように心がけてみてください。
今注目されている夜ヨーグルトダイエットについてご紹介しました。ダイエット効果だけでなく、美肌や安眠効果なども期待できるのは嬉しいですよね。食べる量や時間帯などを気を付けながら、ぜひ夜ヨーグルトを活用してみてください。