春から夏にかけて活躍する涼しげ素材といえば麻。着心地もですが見た目も清涼感があるので、特に梅雨や暑い真夏は手に取ってしまいますよね。そこで今回は、麻のブラウスの特徴や年代別のおすすめコーデをご紹介します。
【目次】
暖かくなってくると無性に着たくなるのが麻のアイテム。ひんやりとした触感やくたっとした麻ならではの素材感は春から夏にかけての時期にぴったりです。
■麻のブラウスは梅雨や真夏に快適
そんな麻を素材に使ったブラウスは、じめじめする梅雨時期や暑い真夏のトップスにうってつけ。麻は通気性がいいので湿気がこもらず、汗をかいていても肌に張り付かないのでさらりと快適に過ごすことができます。
■しわは麻素材の魅力
そんな麻素材ですが、しわになりやすいという欠点もあります。ただ麻素材のしわはそれが特有の魅力でもあって、くたっとしてしわが入った風合いが麻素材のおしゃれ感を演出しています。
■麻素材のお手入れは洗濯表示を必ず確認
麻素材は色落ちしやすく縮みやすいという欠点もあるので、お手入れの際には必ず洗濯表示を確認して丁寧に扱うようにしましょう。すぐに乾いてしまうので、洗濯時は脱水を短く設定し、濡れているうちにしっかりしわを伸ばして干すのがお手入れのポイントです。
いったんお手入れに慣れれば、夏になるとその素材感が恋しくなるほど愛着がわく麻のブラウス。今回はそんな麻のブラウスのおすすめコーデを年代別にご紹介していきます。
麻と綿のいいところを混ぜ合わせたコットンリネン素材のブラウスは、麻100%のものより扱いやすくて気軽に着用できるのが魅力。麻素材特有のさらりとした着心地は楽しめるので、湿気がある日はTシャツ代わりにデイリーコーデに取り入れたいブラウスです。
白のコットンリネンブラウスはギンガムチェックスカートに合わせて、大人可愛いカジュアルコーデに。20代の方にはキャップやスニーカーを使ったボーイッシュな小物使いが似合います。
透け感のある白のリネンブラウスは、透け感を使ってインナーの黒キャミを見せて辛口な女っぽさを演出するのが◎。麻のくたっとした素材感とブラウスの前だけインするこなれ感で、今どきの大人女子らしいデニムコーデに。
麻素材特有のブルーの発色が夏の日差しに映えるフレンチリネンのブラウスは、シンプルな黒スキニーで色のコントラストを引き立てるスタイリングを。麻ブラウスの色味と素材感の爽やかさで、ボトムが黒でも暑苦しい印象になりません。
麻のブラウスを使ったコーデには、素材のテイストでリンクするナチュラルな小物が似合います。
生地感に加えてライトグレーの色味も涼しげな麻のブラウスには、ベージュのタイトスカートを合わせて力の抜けた夏カジュアルに。
麻のブラウスにはその天然の素材感を引き立てる、ナチュラルな素材や色味のボトムを合わせるのがおすすめです。
甘口な袖コンシャスなブラウスは、黒などの辛口カラーを選んだりデニムなどのメンズライクなボトムを合わせたりしてカジュアルにスタイリングするのが今の気分。
素材がコットンリネンだったり色が黒だとナチュラル感が中和されて、ほんのりモードなカジュアルコーデに。チラ見えするカラーコンバースでコーデに抜け感をプラス。
麻のブラウスにサテンのロングスカートを合わせた異素材ミックスなモードコーデ。赤×オレンジの暖色系配色も、素材感とくすんだ色味のおかげで旬なムードに。
アシンメトリーなネックラインが女っぽさとひねりの効いたおしゃれ感を演出して、30代の方らしい大人の着こなしに。
大人可愛いフリル袖のブラウスも素材が麻だと大人っぽいニュアンスがプラスされて、40代の方のデイリーコーデにも使える一枚に。ただボトムまで甘いと今の気分にはトゥーマッチ。
スカートを合わせる場合はデニム素材などのカジュアルテイストなものを。足元にヌーディーなサンダルを合わせて女っぽさを微調整。
湿気が多くて気温が高い梅雨時期は、肌に張り付かずにさらりと着られる麻のブラウスが◎。40代の方なら白×ベージュのワントーンコーデで、見た目から涼しげで上品な大人カジュアルに。
麻の素材のニュアンスとモードな黒で雰囲気のあるブラウスは、40代のおしゃれ上級者の方にぴったり。黒のリブパンツを合わせる感度の高さがおしゃれ感をよりアップさせます。
足元のサンダルでしっかり肌見せして抜け感もプラス。麻×リブニットの素材感で、オールブラックでも重くない着こなしです。
麻のブラウスは湿気の多い時期や暑くてたくさん汗をかく時期でもさらりと着られるのが魅力。素材のニュアンスでコーデのおしゃれ感もアップしてくれます。着れば着るほど風合いが出て愛着が増す麻のブラウス。ぜひデイリーコーデに取り入れて、麻ブラウスの魅力を楽しんでみてください。