ヘアムースは、しっとりとした質感でヘアセットをすることができるスタイリング剤の一つで、愛用している女性も多くいます。しかしベースによって使い方が変わってくるので、今回はヘアムースの使い方を伝授します。
【目次】
おしゃれなヘアスタイルにしたいときや、そのヘアスタイルをキープしたいときに欠かせないのが、スタイリング剤。
このスタイリング剤にも、ワックスやジェル、スプレーなどさまざまなタイプがあるので、自分でセットすることが初めての女性にとって何を選べばいいのか迷ってしまうこともあるのではないでしょうか。
そんな女性におすすめで、多くの女性が愛用しているのが「ヘアムース」です。
ヘアムースとは、泡状になったスタイリング剤のことで、「乾いてくると固まる」という性質が特徴です。
水分がたっぷり含まれているので、しっとりさせながらヘアセットすることができます。
ヘアムースの魅力は、どんな髪質にも適しており、さまざまなヘアスタイルで利用できることです。
髪質によってセットしにくいスタイリング剤もあるので、何を選べばいいのか分からない女性にとっても心強いのではないでしょうか。
また、ウェット感のあるヘアムースや、パーマ用に向いているヘアムース、しっかり固まるハードなヘアムースなど、バリエーションが豊富にあるので、さらに仕上がりのイメージに合わせて選ぶことができます。
上手に使うためには、ベースによって使い方が変わってくるので、ぜひチェックしてみてくださいね。
まずは、元々パーマをかけている女性が、ヘアムースを使うときのセット方法をご紹介します。
■パーマをかけているときの使い方
①最初に髪を濡らしておき、手のひらに適量のヘアムースの泡を出したら広げます。
②髪を上に持ち上げながら、ヘアムースをくしゅくしゅと揉みこみ、自然乾燥すれば完成です。
時間がないときはドライヤーで乾かしても大丈夫ですが、パーマを壊さないように揉み込みながら乾かすといいですよ。
上手な使い方のポイントは、髪を濡らしすぎたら軽くタオルドライをすること。
水分が多いと、ヘアムースがなじみにくくなってしまうので、注意してくださいね。
ヘアムースはパーマに使うイメージが強いかと思いますが、直毛ヘアに使うこともできます。
■直毛ヘアに使うときの使い方
①ピンポン玉2つ分ほどのヘアムースを手のひらに出したら、髪全体に馴染ませればOKです。
直毛さんなら、ウェット感の出るヘアムースを使うことがおすすめ。
サラサラの髪とツヤのあるヘアスタイルを両立することができ、大人の色気が漂う雰囲気を楽しめますよ。
くせ毛からストレートヘアにしたいときも、ヘアムースが活躍してくれます。
■ストレートヘアにするときの使い方
①まずは、髪のクセをブローやアイロンで伸ばしていきたいので、根元から水で濡らしたら、指で頭皮をこするようにドライヤーで乾かしていきます。
②クセがある部分はブローブラシで軽く引っ張りながらブローし、ストレートアイロンでストレートヘアにしましょう。
③適量のヘアムースを出したら、髪の中心から毛先にかけて、内側や外側からなじませれば完成です。
内側からも揉み込むことで、均一に伸ばすことができ、キープ力も上がります。
自分で巻いてからヘアムースを使ってセットする方法もあります。
■巻き髪にしてからの使い方
①最初にコテなどでお好みのヘアスタイルに巻いておきましょう。
②適量のヘアムースを出して広げたら、巻いたウェーブを崩さないように気をつけながら優しく揉み込んでいきます。
③あとは髪を自然乾燥すれば完成です。
髪の水分が不足しているくせ毛さんと、水分がたっぷり含まれているヘアムースの相性は抜群です。
ですので、くせ毛さんなら巻いたりしなくても、いい感じのウェーブを作ることも期待できますよ。
くせ毛からストレートにする場合も、ウェーブを作る場合も、しっとりとした潤いがキープできるように、保湿成分が配合されたヘアムースを選んでみてください。
「ヘアムースだけではセット力やキープ力が物足りない」と感じるのであれば、手持ちのワックスと混ぜて使うことがおすすめです。
■ヘアムースとワックスを混ぜる使い方
①使い方はとっても簡単で、手のひらにヘアムースをピンポン球くらい出し、ワックスをパール2粒分取ります。
②そして手でしっかりなじませてから、髪につけてセットすれば完成です。
カールをしっかりキープしたいときなどにおすすめですよ。
ヘアムースの使い方をご紹介しました。
パーマやストレートによって使い方が変わってくるので、それに合わせた使い方ができればもっと上手にセットすることができます。
ヘアムースを使いこなして、毎日おしゃれなヘアスタイルを楽しんでいきましょう!