BEAUTY
2019.07.10

日焼けすると肌が赤くなる理由は?日焼け止め対策もご紹介

日焼けすると肌が赤くなる理由は?日焼け止め対策もご紹介 日焼けすると肌が赤くなる理由は?日焼け止め対策もご紹介

日焼けをすると赤くなる方もいれば、黒くなる方もいるように、紫外線に当たった時の反応は個人によって違いがあります。今回は、日焼けすると赤くなる原因や紫外線対策、日焼けしてしまった後のアフターケア方法をご紹介します。

当メディアはAmazonアソシエイト、楽天アフィリエイトを始めとした各種アフィリエイトプログラムに参加しています。当サービスの記事で紹介している商品を購入すると、売上の一部が弊社に還元されます。

日焼けで赤くなる原因

日焼けで赤くなる女性

■日焼け後の反応は肌質によって違う

日焼けをしやすいかどうかや、日焼け後の肌の反応は個人によって違いがありますよね。

日焼けした際の肌の反応は、黒くなる肌質と赤くなる肌質の2種類に分類されます。また、肌が黒くなる肌質の中には、一度肌が赤くなってから黒くなるタイプと、日焼け後はほとんど赤くならず、そのまま黒くなるタイプの2種類があります。

パーソナルカラーの場合、肌が黄みがかったイエローベースの「イエベ」の方は、日焼けすると肌が黒くなりやすく、肌が白いブルーベースの「ブルベ」の方は、日焼けで肌が赤くなりやすい傾向があります。


■日焼けでなぜ赤くなったり黒くなる?

日焼けに影響している紫外線は、紫外線A波と紫外線B波があります。紫外線A波は、20%~30%程度が肌の奥に届いてしまい、シミやくすみ、シワやたるみなどの老化の原因になるといわれています。紫外線A波は、ガラスや雲などを通り抜けることができるので、紫外線A波の影響を受けて肌が黒くなりやすく、室内や曇りの日、雨の日でも日焼け止め対策が必要です。

紫外線B波は、肌の表面に影響を与え、シミやそばかすの原因にはなります。
紫外線に当たり日焼けして赤くなったり、ヒリヒリと痛んだりするのは、一種の火傷を負っているような状態で、主に紫外線B波の影響を受けています。

肌は、紫外線に当たると、肌の細胞を守ろうとしてメラニンを生成します。メラニンが少ないと、紫外線から肌を守る力が弱いので、肌細胞を守り切れず肌が赤くなりやすく、時には痛みを感じたり、水ぶくれができることもあります。

イエベの方はブルベの人よりもメラニンが多いことが、肌が黒くなりやすい理由です。イエベの方は、肌のシミやくすみに特に注意が必要です。

日焼けで赤くなるのを予防するためには

赤くなるのを予防する日焼け止めグッズ

日焼けで赤くなるのは、肌のメラニンが不足しているため、紫外線からのダメージを守りきれず、熱を持って赤くなってしまうことが原因の一つです。

したがって、日焼け止めや紫外線対策グッズを活用して日焼けから肌をガードすることが有効ですね。


■日焼け止めで紫外線対策

例えば、日焼け止めは、全身に塗るだけで、ファッションに影響せずに紫外線対策ができるのが魅力です。

日焼け止めに記載されている「SPF」は、紫外線B波の影響を遅らせる効果があり、SPFの後ろに書いてある数字が高い方が効果が高い日焼け止めです。

一方、「PA」は、紫外線A波の影響を遅らせる効果があり、PAの後ろに書いてある「+」の数が多い方が効果が高い日焼け止めです。

効果が高い日焼け止めは、肌に負担がかかりやすいので、過ごす場所の条件や時間によって日焼け止めを選びたいですね。

室内で過ごす程度であれば、SPF20~SPF30、PA++程度がおすすめです。外で短時間過ごす程度でしたらSPF30、PA+++程度、外で直射日光を長時間浴びる場合には、SPF50、PA+++以上の日焼け止めがおすすめですよ。

ただし、日焼け止めは、2時間~3時間程度で効果が薄くなってしまいますので、こまめに塗り直しをする必要がありますね。また、汗をかいたり、海やプールで過ごす場合も、日焼け止めが落ちやすいので、ウォータープルーフタイプを使用して、日焼け止めが落ちるのを予防しましょう。

飲むタイプの日焼け止めもいいですね。


■UVカット効果のあるグッズを活用

また、UVカット効果のあるグッズを活用して紫外線対策をするのもおすすめです。

紫外線カット効果のあるインナーやアウター、アームカバーなどを着用したり、日傘やツバの広い帽子、サングラスなどを利用するのも良いですね。

ヒリヒリする傷みや赤くなるのを軽減!日焼け後のアフターケア【1】スキンケア

日焼けで赤くなった後のスキンケア

日焼けした後に肌が赤くなってしまったら、赤くなっている肌をケアしてあげることが効果的です。


■火照った肌をクールダウン

肌が火照ったり、赤くなるのは、肌が熱を持っていることが原因の一つです。日焼けの赤みを消す方法は、まずは熱を持っている肌を冷やして、火照りをクールダウンさせましょう。

氷水で冷やしたタオルや、保冷剤にタオルを巻いて、日焼けして赤くなっている所を冷やしましょう。日焼け範囲が広い場合は、冷たいシャワーを浴びます。


■スキンケア

火照りがおさまってきたら、日焼け止めやメイクを優しく落とし、スキンケアを行います。ゴシゴシ擦ったり、熱いお湯をかけるのは、日焼けした肌には刺激が強すぎるので注意したいですね。

美白成分や抗炎症成分が配合されているスキンケアコスメやシートマスクがおすすめです。

日焼けした直後は、肌がデリケートな状態になっています。炎症がひどい場合は、低刺激の化粧水や美容液、クリームなどで保湿します。炎症が落ち着き1日~2日程度経ったら、美白成分が配合されているスキンケアコスメやエイジングケアコスメでお手入れをしてあげましょう。

日焼けは、紫外線に当たってから72時間以内のケアが重要です。72時間以内のスキンケアで、ダメージや老化を予防しましょう。


■専門医への相談が必要なことも

ただし、日焼けした場所がひどくかゆい場合や赤い斑点や水ぶくれなどができている場合は、市販薬を使用するか、専門医に相談するのがおすすめです。

ヒリヒリする傷みや赤くなるのを軽減!日焼け後のアフターケア【2】内側からもケア

ビタミン豊富な野菜や果物

日焼けで肌が赤くなるのは、肌の細胞にダメージが与えられている状態です。したがって、スキンケアで肌表面のお手入れをするだけでなく、内側からも肌のケアをしてあげましょう。


■水分補給でうるおいを

例えば、水分補給は、日焼けして乾燥した肌細胞にうるおいをチャージするために必要です。


■食生活でも

その他にも、ビタミンAやビタミンC、ビタミンEなどの栄養素は、日焼け後にぜひ摂取したいですね。柑橘系のフルーツや緑黄色野菜、ナッツ類がおすすめです。「食べる美容液」と言われているトマトやアボカドもいいですね。

また、ダメージを受けた肌細胞を修復するためには、肌細胞の元になるタンパク質も必要です。豚肉や赤みの肉、魚類や大豆食品、卵などを積極的に取りたいですね。

人の肌は、日焼けするとメラニンを生成して肌を守ろうとします。メラニンが少なく、日焼けすると赤くなる方は、紫外線の影響を受けやすいので、しっかりと日焼け対策をすることが重要ですね。日焼けしてしまった後は、アフターケアで紫外線のダメージを軽減させましょう。

related articles