ふとした瞬間に触れてみたら、肘がカサカサになっていた!という経験はありませんか?肘はなかなか目に付きにくい部分なので、知らない間に乾燥が進んでしまっているケースもあります。肘の乾燥の原因やカサカサを解消する方法をご紹介します。
肘のカサカサの原因についてご紹介します。
■乾燥
肘のカサカサは乾燥している状態のことがほとんどです。ただ単純に肌に水分が足りていない状態になります。肘にはもともと皮脂線が少ないため、水分を守るための油分の量が不足しがちです。
空気の乾燥が気になる季節になると、肘も同時にカサカサしてしまうことがあります。
■角質肥厚
肘のカサカサは角質肥厚が原因で起こっていることがあります。肘はさまざまな刺激を受ける部分なので、肌を守るために角質が分厚くなっていきます。そのまま放置してしまうと、だんだん角質が溜まり、水分の入っていない状態の角質が積み重なっていくようになります。
■摩擦
肘のカサカサは摩擦が原因で起こっていることがあります。肘は衣類などにこすれやすい部分です。摩擦を長期間与え続けることにより、肌は刺激に感じてしまい、バリア機能が働かなくなって水分を保てなくなってしまいます。
肘がカサカサな状態に気づいても、なかなかケアを長期的に続けるのは難しいという人もいるのではないでしょうか?肘のカサカサを放置すると、起こりうる可能性についてご紹介します。
肘のカサカサを放置し続けると、黒ずみが残るようになってしまいます。乾燥した状態で、直接日光に当たり続けることにより、メラニンが発生して色素沈着が起こります。
色素沈着が起こってしまった場所は、なかなか元に戻すことはできません。その結果肘の黒ずみに一生悩まされることになります。
黒ずみは紫外線だけでなく、摩擦によっても起こりうるものです。乾燥している状態の肘は、とにかくデリケートな状態です。その状態で衣類との摩擦を繰り返すことによって、メラニンが発生してしまいます。
肘のカサカサを放置してしまうと、一生困る可能性もあるということは理解しておくようにしましょう。
肘のカサカサを解消するにはどんなことをすればいいのでしょうか?肘のカサカサ解消法についてご紹介します。
■スクラブを使う
肘のカサカサが気になるという場合は、スクラブを使って古い角質を落とすことが大切です。スクラブを行って古い角質をオフすると、それだけでツルツルになることもあります。厚くなってしまった角質を剥がし、健康的な角質の成長を促すことで、カサカサを解消していくようにしましょう。
■水分と油分のケアをする
肘のカサカサを解消するためには、水分と油分を使ったケアが重要です。化粧水やボディ用のローションを用意し、たっぷり水分補給をするようにしましょう。もともと皮脂腺が少ない部分なので、その後ボディクリームなどを使って保湿してあげると、潤いを保ちやすくなります。
■優しく労わる
肘のカサカサを解消するには、肘を触る時の扱い方にも注意が必要です。刺激を与えてしまうと、それが乾燥を誘発させてしまう可能性があるので、できるだけ刺激を与えないようにケアをするようにしましょう。
肘のカサカサは、毎日の習慣によって引き起こされていることがほとんどです。肘のカサカサを予防するための方法についてご紹介します。
■お風呂に毎日浸かる
肘のカサカサを予防するためには、毎日お風呂に使って肌を柔らかくするということが大切です。血流を良くすることによって、肌のターンオーバーを助けることに繋がるので、身体を温めるように心がけましょう。
長時間お風呂につかり続けると、反対に角質がふやけて弱ってしまうので、40度のお風呂に10分~15分ほど毎日浸かるようにしましょう。
■スクラブを週に1度行う
スクラブは今あるカサカサを解消するためにも使えますが、予防にも使うことができます。週に1度でも良いので、肘や膝、かかとなど角質が厚くなりやすい場所に使うことで、ツルツルな肌を作ることができます。
■頬杖を意識的にやめる
普段無意識に頬杖をしてしまっているという人はいませんか?頬杖をすることによって、洋服の摩擦とテーブルとの摩擦が両方起こるので、乾燥を引き起こしやすくなります。それを解消するためには、頬杖を意識してやめるしかありません。
ほとんどの人が無意識に頬杖をついてしまっています。意識しないとやめることはできません。自分の行動を見直して、肘に悪影響なことはやめるようにしましょう。
肘がカサカサする原因についてご紹介しました。肘のカサカサはなかなか目に見えない部分なので、意識が向かないことが多い部分です。肘のカサカサは毎日しっかりケアをすることで、カサカサを解消することができるので、しっかりケアを行ってみてくださいね。