暑い夏に結婚式などに招待されたとき、意外とどんなドレスコードで行けばいいのか迷ってしまいませんか?爽やかなドレスコーデで行きたいものの、露出の多い服装には注意したいですよね。今回は、夏の結婚式のドレスコードについてご紹介します。
【目次】
暑さが厳しい夏の結婚式に招待されたとき、基本的なドレスコードはマナーとして身につけておきたいものですよね。
しかし、どんなドレス選びをしたらいいのか分からないという女性も多いのではないでしょうか。
まずは、夏の結婚式のドレス・ワンピースにおすすめの素材や色、さらにNGポイントをチェック。
会場で恥ずかしい思いをしないように、また新郎新婦に失礼のないよう、マナーを守ってオシャレを楽しみましょう。
■おすすめの素材、避けたい素材
夏のドレス・ワンピースにおすすめな素材は、涼しげで透け感がある、軽やかな印象のもので、「オーガンジー」「チュール」「レース」「シフォン」が向いています。特に、シフォン素材はサラッとした薄い生地が風通し良く、暑い日の結婚式にぴったりです。
反対に避けたい素材が「サテン素材」。
上品でお呼ばれドレスの定番素材ですが、汗をかくと肌に張り付いてしまうことが多いので夏にはあまり向いていません。
■おすすめの色、避けたい色
ドレス・ワンピースの色は、爽やかに見えるかどうかがポイントです。
ブルーや水色などの「寒色系」のほかに、「淡い色」のピンクやイエローもおすすめです。
反対に避けたいのは、汗ジミが目立ちやすい色。「グレー」や「ベージュ・茶」色のドレスを夏に着る際は汗に注意が必要です。
■夏でも肩出しや過剰な肌露出はNG
夏のファッションは肌見せが定番ですが、結婚式はフォーマルな場。昼の結婚式・披露宴では、どんなに真夏日でも肌を露出しすぎるのはマナー違反です。膝上10cm以上のミニ丈ドレスや、肩や胸元が見えるドレスは避けましょう。
■あると便利なストールやボレロ
暑い日差しなか、会場についたら思ったより寒かったということもあります。ストールやボレロがあれば、冷房対策や汗じみ隠しに役立ちます。
サンダルやミュールなど、夏はキラキラとしたかわいいアイテムが満載。そんな華やかな靴なら結婚式にもぴったりかと思いきや、マナー違反になってしまうこともあります。
そこでここからは、夏の結婚式に参列するときの足元のマナーを紹介します。
■OKなパンプス、NGなパンプス
OKなパンプス
・つま先が隠れるパンプス
NGなパンプス
・つま先が出てしまうオープントゥパンプス
・サンダル
・ミュール
・動物柄
結婚式では、足元も露出を控える必要があります。そのため、女性のお呼ばれ靴はつま先の隠れるパンプスが定番です。夏に定番のサンダルやミュールはNG。
また、結婚式の靴は、何色でも良いとされています。
一般的に白いドレスは花嫁の色なので避ける必要がありますが、パンプスなどの小物は白もOK。
■暑くても素足NG
フォーマルな場では、素足はマナー違反です。
ただ、「暑い日にストッキングは履きたくない」という人には夏用ストッキングがおすすめ。夏用なら薄手で涼しく感じる素材を使っており、またムレにくいので匂いも気になりません。
夏の結婚式のドレス選びに迷ったときにおすすめなのが、淡いグレーのドレスです。
グレーは、大人っぽく上品に見せてくれる色で、淡い色なら夏にもぴったりな爽やかさを演出してくれます。
袖のあるものなら、ショール要らずで一枚でお呼ばれコーデが完成しますよ。
足元のパンプスも同系色にして、統一感のある着こなしをしてみてください。
総レースのドレスも夏の結婚式にぴったりなドレスです。
淡いピンク系のものにすれば、夏らしい軽やかさが出せるだけでなく、女性らしい可愛らしさもアピールできます。
フェミニンなドレスが好みの女性にぴったり!
バッグやパンプスを黒で合わせれば、大人っぽさもプラスできるでしょう。
夏はビタミンカラーのオレンジ系ドレスで、パッと明るくなるようなお呼ばれスタイルにするのもおすすめです。
ひざ下丈で上品さをキープしながら、活発な女性に変身してみて。
汗ジミが目立ちやすい素材でも、首や腕周りがレースで切り替えられているものであれば、気になりにくくなりますし、軽やかさも出ます。
夏なら爽やかさが漂うブルー系のドレスも素敵!
プリーツとレースのような切り替えドレスになっているものであれば、一枚でおしゃれコーデを作ることができます。
ノースリーブであれば必ず夏物の羽織ものを用意して、露出を抑えながら冷房対策をしていきましょう。
パンツスタイルが好みなら、ドレス用のオールインワンでキレイめなお呼ばれコーデを作ってみましょう。
このときも、夏らしいレースをチョイスすることがおすすめ!
女性らしい甘めの雰囲気を漂わせながら、動きやすさもキープできるので、受け付けなどを任されている方にもおすすめのスタイルです。
総レースをベースに、フラワーでデザインが施されたドレスも、夏の結婚式スタイルで人気があります。
リゾートウェディングや、ガーデンウェディングといった自然の中で行われる結婚式シーンにぴったり!
透け感のあるレース素材なら、長袖でも重くならずに着こなすことができますよ。
ネイビーのような深みのあるカラーは、上品で結婚式にもふさわしい色ですが、夏になると重く見えてしまうことも。
そんなときは、レースやチュールの軽やか素材のネイビードレスをチョイス!
程よく肌が透けるくらいであれば、上品で女性らしいシルエットを作ってくれます。
女性を美しく魅せる黒のドレスを夏に着たいときは、エアリーなシフォンドレスをチョイス。
結婚式だけでなく、ホテルのディナーなどでも活躍してくれます。
バッグなどの小物アイテムに差し色を入れると、もっとおしゃれなお呼ばれスタイルができますよ。
ナチュラルでシンプルなのが魅力的なベージュ系のドレスは、夏だけでなくどの季節でも取り入れやすい万能カラー。
袖ありのドレスを一枚で着たら、パールのネックレスなどで華やかさをプラスするといいですよ。
初めて結婚式に参列するという人もどんなドレスやワンピースを選べばいいのか、分からない人も多いですよね。基本的なマナーを抑えつつ、華やかで透け感のあるドレスを紹介します。
くすみカラーなら大人っぽく着られる華やかなワンピース。
スクエアネックとオフショルダーの2WAY仕様で女性らしい着こなしが叶います。
光沢感のあるフラワーレースから放たれる輝きは、清涼感にあふれています。
花模様のレース素材など女性らしさの詰まった一着。
夏の結婚式でのドレスコードについてご紹介しました。どんなに暑くても、お呼ばれシーンでは細かな気配りをすることが大切です。マナーをしっかり意識した上で、夏の結婚式にふさわしいドレスを選んでいきたいですね。