付き合っている期間が短いスピード婚は、相手を見極める時間が少ない分、幸せになれるのか不安に感じている方もいると思います。そこで今回は、スピード婚の期間やメリット、結婚の決め手になるきっかけをご紹介します。
芸能人でも交際期間がなく結婚したというエピソードを聞いたことがあるように、出会った後や、付き合っている期間が短いまま結婚を決めた場合、スピード婚とされています。
スピード婚の期間の定義に決まりはありませんが、交際0日ですぐに結婚した「交際0日婚」はもちろん、付き合って半年以内に結婚した場合、スピード婚とされることが多いですね。
しかし、結婚する際には、入籍するだけでなく、挙式や披露宴を行う場合は、準備期間が必要です。結婚式の準備には、最短でも3ヶ月以上は必要になります。したがって、交際半年で結婚を決断し、その後結婚式の準備や新居選びなどをして、交際1年前後で結婚式を挙げて入籍した場合も、スピード婚と捉えている方もいます。
スピード婚のメリットは、交際期間が短い分、結婚してからもお互いの色々な一面を知ることができるので、新鮮な気持ちで結婚生活を送ることができる点です。
付き合っている期間が長くなれば、相手の嫌な一面を見ることも増えてきますし、自分と合わない部分も出てきます。しかし、それはどのような相手と付き合ったり、結婚しても、出てくることが多い悩みでもあります。
したがって、相手の事をあまり知らないまま結婚した場合、後から相手の嫌な部分を知っても、「こんな一面もあるんだな」とある程度受け入れることができることもあります。
また、「結婚したいのに、結婚したいと思えるような相手と出会えない」と悩んでいる結婚適齢期の男女は多いですよね。したがって、スピード婚をした場合、運命的な出会いをしたり、そこまで気の合う人に出会えて「羨ましい」と思われることもメリットですね。
■相手に幻滅する可能性がある
スピード婚のデメリットは、出会ってからの期間や、交際期間が短いと、相手の一部分しか知ることができないので、結婚という大きな決断をするためにはリスクが高いという点です。
実際、交際期間が長ければ、離婚率も低くなる傾向があります。
結婚してから、相手の色々な一面を知って幻滅してしまう可能性があるのがスピード婚のデメリットですね。
■すぐには別れにくい
離婚を考えるような生活の仕方や価値観などが合わない場合でも、ただ付き合っている関係とは違い、すぐに離婚できない点も、スピード婚のデメリットです。
特に、周りの友達や同僚、親や兄弟姉妹などから「もう少し相手を知ってから結婚したら?」と言われていた場合は、反対を押し切って結婚してしまった手前、簡単には別れられないこともあります。
■運命の出会いをした
スピード婚といえば、お互いにビビッと来るような運命を感じて、結婚する方が多いという印象がありますよね。
言葉では言い表せないような運命を感じた場合はもちろん、出会ってすぐに「こんなに合う人が世の中にいたんだ」と驚くような、フィーリングや価値観などが合う人と結婚したケースもあります。
■元々知人だった
昔からの友人であったり、同僚であったり、同窓生であったりと、以前から何らかのつながりがあった場合、ある程度相手の事を知っているので、交際期間が短くても、結婚を決断したスピード婚カップルも多いですね。
■妊娠
スピード婚をしたカップルの中には、子供ができたことがきっかけで結婚を決断した「授かり婚」のカップルも少なくありません。
■お見合いや婚活パーティー
結婚適齢期の男女にとっては、お見合いや婚活パーティー、婚活アプリなどで出会いを探すことは定番になってきましたよね。特に、お見合いや婚活パーティーの場合は、相手の年収や素性、結婚相手に求める条件などもわかっているので、お互いに希望が合う相手だった場合は、出会ってすぐに結婚を決めるカップルも珍しくありませんね。
■長い交際の後のスピード婚
また、スピード婚をしたカップルの中には、どちらかが長く交際していた相手がいて、破局後にスピード婚するケースも多いですね。「付き合っている期間が長ければ、幸せな結婚できるわけではない」と感じた場合は、「次に付き合う人とは細かいことは考えずに結婚しよう」と思うことが理由です。破局で辛い時期を支えてくれた相手とそのまま結婚したという方もいますね。
■その場のノリや勢いだけではない
結婚というと、その後の人生を大きく左右する決断ですので、後悔しないためにも慎重になる必要はあります。したがって、その場のノリや勢いだけで結婚してしまうのは危険です。
しかし、スピード婚だけでなく、結婚には、ある程度勢いは必要です。慎重に結婚相手を選んでも、必ずしも幸せになれるとは限りません。勢いに乗って結婚を決断できるような、
・相手とフィーリングが合う
・一緒にいると無理をしなくてよく、居心地がいい
・今後も一緒に楽しく過ごしていけそう
などと感じる場合にはスピード婚もおすすめです。
■相手の条件が変わっても結婚生活を続けられそうか
また、長い結婚生活では、失業や転職、転勤や海外赴任など、生活の環境や状況が変化することも少なくありません。
しかし、相手の性格で尊敬できる部分や、好きな部分があると、相手の条件が変わっても、結婚生活を続ける努力ができますね。
■共通の話題がある
結婚生活では、共通点があることは重要です。特に、共通の趣味がある場合は、新婚時代のラブラブ感が落ち着いても、話題が尽きないので、楽しく結婚生活を送ることができますね。
■結婚観が似ているか
結婚観が似ているかどうかも、スピード婚を成功させるためには欠かせない条件です。家庭を大事にするタイプなのかどうかや、金銭感覚、家事の分担や子育てに対する考え方などの違いは、結婚生活を送っていく中で大きな溝になる可能性があります。
■周りも賛成している
スピード婚の場合だけではありませんが、相手の性格や生活の仕方、人との付き合い方などで、結婚前にわかることは一部です。
「恋は盲目」と言われるように、付き合っている本人よりも、周囲の人の方が冷静に相手を分析できることも少なくありません。
したがって、会わせた家族や友達などに賛成される結婚相手の場合は、結婚もスムーズに進み、スピード結婚後の生活も上手くいきやすいようですね。
付き合ってから結婚を決断するまでの期間は、カップルによってさまざまです。お互いの内面を知り、一緒に生活していけると感じて結婚する場合は、付き合っている期間はあまり関係がないことも多いですね。スピード婚を考えている方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。