手で顔を支える仕草の頬杖は、無意識のうちにやってしまう方も多いのではないでしょうか? 実はこの仕草には、その人がどんなことを思っているか心理状態を知ることができるとされています。 そこで今回は、頬杖をつく心理について詳しく紹介!
【目次】
頬杖とは、ひじをテーブルなどに立て、手のひらで頰を支える仕草のことです。
自分も気がつくとやっていたり、周りでも頬杖をついていたりする人を見たことがある方もいるのではないでしょうか。
場所によっては周りに悪い印象を与えてしまったり、顔の歪みに繋がったりすることもあると言われていますが、実は頬杖には隠された意味があります。
何の意味もなくやっていると思っている頬杖も、日頃の心理状態が頬杖となって行動に出ていることが多いので、ぜひチェックしてみてください。
考え事をしているときや、悩みがあるときに頬杖をつく人が多くいるようです。
特に女性が頬杖をつく心理には、考え事をしていることが深く関係しています。
女性は1度にたくさんのことを考えることができるので、常にいろいろなことに対して考えているそう。
無意識のうちに頬杖をついているようですが、意外と頭の中は真剣。
頬杖をついてどこか一点を見つめていたり、シワを寄せていたりする場合は、考え事や悩みがあるのかもしれません。
頬杖をつく心理には、自分に自信がないという場合もあります。
これは女性よりも男性に多く見られる心理です。
自分に自信がなく、心が不安定になっていてその不安定さを支えるように頬杖をつくのだと言われています。
人は不安なときに、自分の体のどこかを触って気持ちを落ち着かせようとすることが多いので、頬杖をつくこともその1つだと言えそうです。
男性がプレゼン前などで、どこか不安そうな顔で頬杖をついているときは、自信がない現れのかもしれません。
女性が頬杖をつく心理には、誰かにかまってほしいアピールをしていることがあります。
大人しく座っているより、頬杖をついている女性の方が存在感があり、見てしまうこともあるのではないでしょうか。
何かしらのアピールで気を引こうと無意識にやっていることがあるようです。
また、何人かで会話をしているときも、「自分を見てほしい」「可愛く見られたい」といった心理で両手で頬杖をつく女性も多くいるそうですよ。
頬杖をつく心理で男女に当てはまるのが、楽しくなかったり不満があったりするときです。
自分の精神状態が満たされず、不満に思っているときに頬杖をつくことが多いよう。
男性の場合は、気になっている女性に上手くアプローチできずに頬杖をついてしまうこともあるようです。
女性の場合は、とにかく退屈で仕方がないというとき。
口に出さず、あからさまに退屈だというのを頬杖をつくことで強くアピールしています。
そのため、会話中なのに頬杖をついて他のところを見ていたり溜息をついたりしているようであれば、「楽しくない」「早く帰りたい」と思っているサインかもしれません。
「退屈している」という心理と少し似ていますが、頬杖をつく心理には相手に興味がないときの表れでもあるようです。
相手に興味がないとき、もしくは自分にとっての価値が低いと感じたとき、ほぼ無意識に頬杖をついてしまうと言われています。
もし会話をしているときに、頬杖をつきながら気の抜けた返事が返ってきたり、心ここにあらずな状態になっていたりする場合は、目の前のことよりも自分のことで精一杯なのかもしれません。
頬杖をつく心理には、疲れている可能性も挙げられます。
この心理も男性や女性によく見られることで、頑張らなきゃいけないのにやる気がでないときや、疲れた体を支えるために頬杖をついてしまうことが多いようです。
疲れで頬杖をついている方は、仕事や悩みを抱え込んでしまう頑張り屋さんのタイプに多いので、深呼吸をしたりストレッチをしたりして適度に息抜きをするといいですよ。
疲れているという心理とは反対に、頬杖をついているときはリラックスしている状態である可能性もあります。
頬杖はマイナスなイメージが多いかと思いますが、女性の場合はその場でとても心が落ち着いていると頬杖をついて自分を癒しているそうです。
そのため、頬杖をついていても優しい表情をしていたり、微笑んでいたりするようであれば安心しているサイン。
ただ、ストレスが溜まっているときに、リラックスしようとして頬杖をつくこともあるので、頬杖をつく前の行動などからどちらの心理に当てはまるのか見てみてください。
男性が頬杖をつく心理でよく見られるのが、心を開けないということ。
オープンマインドになれず、無意識のうちに頬杖をついてしまうようです。
他の人がいるにも関わらず、1人で頬杖をついて他の景色を眺めているような男性であれば、注意深く、そして警戒心が強い一匹狼タイプ。
また、自分が傷つくことを恐れているタイプだと言われています。
頬杖をつく心理には、何かしら意味があると言われていますが、本当に何も考えていない場合や、ただのクセでやっている可能性もあります。
頬杖をつくことで重い頭を支えることができるので、体勢が楽になるそう。
そのことから、つい楽な姿勢をとりたくて頬杖をついてしまうようですが、目上の人からすると「態度が悪い」と思われてしまうことがあるので、クセになっている場合は注意が必要です。
男性でも女性でも頬杖をつくことは、やる気がない、つまらないといった風に周囲から捉えられてしまうことも。
頬杖を人前でつくことは、幼稚な行動と思われます。例えば、仕事中に頬杖をついていると「やる気がない」「面倒くさいのかな」と思われ、仕事への影響が出てくることも考えられます。
たとえ癖であったとしても、何気ない行動は相手を知らないうちに不快にさせていることがあるので頬杖をつくことはデメリットでしかありません。
癖で頬杖をついているといつも同じ方向ばかりに圧力がかかるため、次第に顔が歪んでくる可能性があります。
一概に全員がそうなるとは限りませんが、長い時間をかけて、顔が歪んでくるので気がついた時には口角がズレていたり、笑顔になった時片方の口だけが上がりすぎているといったアンバランスな表情になる可能性があります。
表情が不自然になるので、相手に与える印象も悪くなりますよ。
頬杖をつくと顔や頭の重さが一気に顎に負荷がかかります。顎に負荷をかけ続けると、次第に顎が歪んでくるだけでなく歯並びが悪くなることも。
歯並びが悪くなれば、噛み合わせも悪くなりフェイスラインも崩れるのです。他にも、歯並びが悪くなることで、虫歯もできやすくなるため、いいことが一個もありません。
顔は第一印象を決める場所でもあるので、頬杖をつく癖がある人はやめるように気をつけましょう。
男性でも女性でもスキンケアを欠かさず行っているのに、なぜか吹き出物が無くならないといったことはありませんか。頬杖をつく癖があると知らず知らずのうちに、手の汚れを顔に付着させているかもしれません。
例えば、スマホを触った手で頬杖をつけばスマホの汚れを顔につけてしまっています。顔が不衛生な状態になり、肌トラブルを起こしているのです。顎やほっぺたの周辺に肌荒れを感じているなら、無意識のうちに頬杖をつくことが原因になっているかもしれません。
頬杖をつくことが癖になると、顔が歪むだけでなくほうれい線のシワが深くなることも。常にほっぺたに圧力がかかることでシワができる可能性が。シワができると、年齢を重ねるごとに中々元に戻らなくなりますよね。
特に女性はほうれい線が深くなると老けて見えてしまうので、頬杖をつくことはデメリットにしかなりません。最近、ほうれい線が気になるなと思ったら頬杖を頻繁についていないか確認することが大切です。
頬杖をつく男女の心理を紹介しました。頬杖をつく仕草には、たくさんの意味が隠されているので「あの人は何で頬杖をついているんだろう」と考えると、相手の心理状態をもっと理解することができるかもしれません。