飛行機の旅で初めてビジネスクラスに乗ることになったら、気になるのが機内での服装やマナーですよね。ドレスコードはあるの?など気になることがたくさんあります。そこで今回は、ビジネスクラスの服装のおすすめやマナーなどをご紹介します。
【目次】
海外旅行など飛行機の旅でビジネスクラスに乗ることになったら、まず機内で着る服装で悩みますよね。あと、機内で過ごす際のマナーも気になります。
そこで今回は、ビジネスクラスの服装のおすすめやマナー、楽しみ方をご紹介します。楽しみにしていたビジネスクラスでの旅が台無しにならないように、事前にチェックして準備しておきましょう。
■飛行機のビジネスクラスでのマナーや作法
ビジネスクラスの機内で気をつけたいマナーは、特別難しいことではありません。とにかくまわりの人に迷惑になるような行為をしないこと。
例えば、大きな声でおしゃべりしたり(特に夜間は静かに過ごしましょう)、お酒を飲み過ぎて悪酔いしたり、匂いの強いもの(香水や食べ物など)を持ち込んだり。機内は閉鎖された空間なので、まわりの人に配慮した行動を心がけましょう。
ビジネスクラスでは、エコノミークラスとは違うさまざまな楽しみ方があるので、事前にサービス内容をチェックして搭乗しましょう。
■搭乗前もラウンジを楽しんで
ビジネスクラスの乗客は専用のラウンジが利用できるので、フライト前は早めにチェックインするのがおすすめ。ラウンジでは、ドリンクやお酒、軽食が楽しめて、シャワー室でリフレッシュすることもできます。
■楽しみなアメニティ
飛行機に搭乗してからのお楽しみの一つが豪華なアメニティ。機内で早速使ってみたり、お土産にしたりと女性には嬉しいサービスです。
■リラックスできる座席シート
座席シートもエコノミークラスと違ってゆったりしているので、リラックスして過ごせるのも嬉しいポイント。映画や音楽が充実しているので退屈することなく過ごせます。夜間も足を伸ばして寝ることができて熟睡できます。
■食事以外も軽食やドリンクが楽しめる
ビジネスクラスでは食事を楽しみにしている方も多いと思いますが、食事以外の時間もドリンクや軽食がいつでも注文できます。ビジネスクラスならではの贅沢なメニューを楽しんでください。
ビジネスクラスの機内で過ごす際の服装には、特別な決まりはありません。Tシャツ×デニムといったカジュアルな服装の方も多くいらっしゃいます。
ただ、ラフ過ぎる服装はNGです。例えば、タンクトップやキャミソールに短パンやビーサンといったビーチで過ごすような服装や、見るからに部屋着のようなだらっとした服やパジャマのような服装は×。
ドレスコードでいうと「スマートカジュアル」な服装が一番マッチします。リラックス感があってきれいめなカジュアルをポイントに選ぶのがおすすめです。
ビジネスクラスの服装を選ぶ際にポイントとなるのが、リラックス感がある服装。きれいめなカジュアルといってもオフィスで着るような服装だと、せっかくのビジネスクラスでの空の旅がリラックスして楽しめません。
長時間座っていても、しわにならないものを選ぶのもポイント。服を選ぶ時は素材のチェックも忘れないようにしましょう。ワンピースやスカートは丈感が長いものがおすすめ。脚が露出していると、フライト中冷えるので気を付けましょう。
アイボリーのカットソーとパンツのセットアップは、上品なカラートーンやリラックスできる素材感が、ビジネスクラスの服装におすすめの着こなしです。
ビジネスクラスの服装では、ボトムスに何を選ぶかが重要なポイント。カジュアルというとデニムを選ぶ方が多いですが、長時間の空の旅で締め付け感のあるボトムを選ぶのはあまりおすすめできません。
パンツならデニムよりニットパンツやスウェットパンツなど、柔らかい締め付け感のない素材感のものがおすすめ。デザインはきれいめなものを選びましょう。
オフホワイトのリブパンツに同じカラートーンのパーカーを合わせたコーデは、上品なカラートーンや肌触りが柔らかい素材感など、カジュアルな中に大人っぽさもある着こなしでビジネスクラスに◎。
ビジネスクラスの服装には、締め付け感がなくリラクシーなムードが演出できるワンピースもおすすめ。ワンピースを選ぶポイントは、しわにならない素材のもので丈感が長いもの。
素材がサーマルカットソーでも、女性らしいシルエットで赤みブラウンなどおしゃれ感のある色味のワンピースなら、ラフな印象にならずサマになってくれます。
国際線のビジネスクラスに乗るときの服装は、フライトが長時間になるのでリラックスできる服装を選んで、想定外に寒くなった場合にも対応できる羽織りものを持参しておくのがおすすめです。
国際線の中でもエミレーツやシンガポール航空など、航空会社の格付けランキングで上位にくるような航空会社のビジネスクラスでは、リラックスできるカジュアルコーデでも特にきれいめな印象のものを選ぶようにしましょう。
ビジネスクラスでは座席シートがゆったりとしていてしっかり眠れるので、寝るための服装に着替えたい方も多いかもしれません。ただ、パジャマなどの自宅でくつろぐような服装に着替えるのはNG。きれいめなスウェット上下など、ほかの人の目に触れてもだらしない印象を与えないものを選びましょう。
スカートをスウェットパンツに着替えるなど着替えやすい服装を選んでおくと、まわりの方の目を気にしなくて済みます。
ビジネスクラスの機内で履く靴は、リラックスするためにも脱いだり履いたりが簡単なものを選びましょう。スニーカーはOKですが、ラフ過ぎる印象になるビーサンはNGです。きれいめなレザー製のフラットシューズ、バレエシューズなども◎。
飛行機の中では足がむくみやすいので、それを想定して靴を選びましょう。座席に着いたらスリッパに履き替えるのもおすすめです。
ビジネスクラスの服装であると便利なのが、ロング丈カーディガンなどの気軽に羽織れるアイテム。大人っぽいガウンカーディガンは、きれいめな印象になってきちんと感があるのでビジネスクラスに◎。
ワンピースやスカートの方は、レギンスを下にはいておくと冷え対策になります。
ビジネスクラスの服装は、エコノミー同様にリラックスできるカジュアルコーデで大丈夫です。ただし、スマートカジュアルを意識した少しきれいめなものを選ぶのがポイント。ビジネスクラスでの快適な空の旅を、ぜひ心ゆくまで楽しんでください。