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2018.11.23

ダウンジャケットの洗濯方法をご紹介!失敗例やおすすめの洗剤も

ダウンジャケットの洗濯方法をご紹介!失敗例やおすすめの洗剤も ダウンジャケットの洗濯方法をご紹介!失敗例やおすすめの洗剤も

ダウンジャケットのお手入れは毎回クリーニングに出しているという方が多いのではないでしょうか。実はダウンジャケットの中には自宅で洗えるものもあるんです。今回は、ダウンジャケットの自宅での洗濯方法や失敗例、その対処方法をご紹介します。

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ダウンジャケットはクリーニングへ。その前に洗濯表示をチェック!

洗濯表示

ダウンジャケットはいつもクリーニングに出しているという方!出す前に洗濯表示をチェックしてみてください。もしかしたら、自宅で洗濯できるダウンジャケットかもしれません。もちろん自宅で水洗い不可のマークがあるものは、クリーニングに出すしかありません。ですが、「洗濯機洗い」や「手洗い」のマークがあるものは、自宅で洗濯することができます。

では、「洗濯機洗い」や「手洗い」のマークとはどんなマークなのでしょうか。ここではそのマークをご紹介します。

■洗濯表示のマーク

・「洗濯機洗い」のマーク
たらいの中に水が入ったマーク。このマークなら洗濯機で洗うことができます。たらいの中の数字は水温の上限を示しているので、その温度より高い水温では洗わないようにしましょう。

・「手洗い」のマーク
たらいの中の水に手が入ったマーク。このマークの時には手洗いで洗いましょう。洗濯機で洗うのはできる限り避けてください。

ダウンの洗濯方法【1】洗濯表示がOKなら洗剤を準備!柔軟剤で油分もプラス

ダウンジャケットを洗うのにおすすめの洗剤

洗濯表示が自宅で洗濯できるものであれば、ぜひ自宅で洗ってみてください。ただし、大切にしているダウンジャケットでダメージが気になる場合はクリーニング店へ。最初は着古したダウンなどで試し洗いをしてみるといいかもしれません。

ではまず、手洗いや洗濯機洗いを始める前に前準備をしていきます。

■洗剤は「エマール」などのおしゃれ着用洗剤やダウン専用洗剤を用意

洗剤はKao(かおう)のおしゃれ着用洗剤「エマール」のような中性洗剤で洗いましょう。「エマール」は色褪せを防いだり形を整えながら、汚れはすっきり落としてくれます。ほかにもダウン専用洗剤なども市販されているので、気になる方はチェックしてみてください。

■中性洗剤で落としてしまった油分は柔軟剤で補って

中性洗剤はダウンの油分をどうしても落としてしまいます。それを補ってくれるのが柔軟剤。静電気防止にもなるので、気になる方は洗濯の際にすすぎの最後に入れてください。

■汚れが気になる箇所は部分洗いを

ダウンジャケットはファーやフードが付いているものは取り外し、ファーは洗えないので別でお手入れし、フードは別に洗います。全体の汚れをチェックして、汚れが気になる箇所は事前に部分洗いをしましょう。

汚れが気になる箇所に、洗剤をスポンジやタオルなどを使ってつけて汚れを落とします。この時、必ず軽く叩くようにして落としてください。

ダウンの洗濯方法【2】洗濯方法は2通り:手洗いと洗濯機洗い

洗濯機を操作する女性の手元

ダウンジャケットを洗濯する前準備ができたら、早速洗っていきます。洗濯表示の指示通りに「手洗い」と「洗濯機洗い」それぞれの方法で洗濯してください。

■用意するもの

・おしゃれ着用洗剤(ダウン用洗剤でももちろんOK)
・手洗いの場合はたらい(洗面器や洗面台を使用してもOK)
・洗濯ネット

■ダウンジャケットの手洗いの手順

①ダウンジャケットは前のファスナーを閉めて折りたたみます。たらいに30℃位のぬるま湯を入れ、洗剤を適量入れてください。よく溶かして洗浄液を作り、その中にダウンジャケットを沈めます。

②優しく押し洗いをします。何度か繰り返したら、水を入れ替えて洗うのと同じ要領ですすぎます。水の泡が無くなってきたらすすぎは終了です。

③ダウンジャケットを優しく押して水を切ります。脱水は洗濯機は使わずに、バスタオルにつつんで優しく水分を吸い取ります。

■ダウンジャケットを洗濯機で洗う手順

①ダウンジャケットを折りたたんで、洗濯ネットに入れます。洗濯機の中に洗浄液を作ったらダウンジャケットを水に沈めます。

②洗濯機の設定は「手洗い」コースなどの弱水流で。脱水は1分以内に設定してください。

■ドラム式洗濯機の場合

ダウンジャケットを洗う場合、ジャケットがどうしても浮いてしまうので洗濯機で洗うのが難しいのですが、ドラム式なら浮かないので手で押して沈めたりする作業が必要ありません。ですから、ドラム式の洗濯機はダウンジャケットの洗濯に向いていると言えます。

ダウンの洗濯方法【3】失敗例の原因は干し方にあり:ふっくら仕上げるコツとは?

ハンガーにかかったダウンジャケット

ダウンジャケットの洗濯の失敗例のほとんどが、「中のダウンが偏ってしまった」「ダウンが潰れてしまった」といった内容。その原因は干し方にあります。濡れてしまった中のダウンをいかにふっくらとした元の状態に戻せるか。そのコツをここではご紹介します。

■ダウンジャケットの干し方

①脱水が終わったらすぐにジャケットを取り出します。取り出したジャケットを振りながら、中のダウンをほぐして偏りをなくしていきます。ここでダウンの偏りを整えてほぐすのが、ダウンジャケットの洗濯の失敗を防ぐ最大のコツです。

②干す時は厚みのある、ダウンの肩幅にサイズが合ったハンガーで。風通しのいい場所に陰干しで乾かしていきます。ダウンジャケットは乾くのに2~3日かかります。必ず中までしっかり乾かしましょう。

■仕上げ乾燥に乾燥機を使うのがおすすめ

洗濯表示に乾燥機不可の表示がない場合は、低温で10分ほど乾燥機にかけるのがおすすめです。干し終わった段階でジャケットのボリューム感が洗う前より減ってしまったといった時にも、乾燥機をかけると復活します。

ダウンの洗濯方法【4】これでユニクロやモンベルのダウンも洗える?

 

ユニクロやモンベルのダウンは、比較的リーズナブルな価格で手に入るので人気ですが、お手入れにクリーニングを使うとコスパが悪い気がしてしまいますよね。

ユニクロにしてもモンベルにしても、手洗いでなら自宅で洗濯できるものが多いので、今回ご紹介した洗い方で洗ってみてください。※商品によっては手洗いできない可能性もあるので、必ず洗濯表示の確認はしてください。

冬の寒い日に活躍するダウンコートはアクティブなシーンで使用することも多いので、汗などの汚れが気になって自宅で洗濯したくなりますよね。洗濯表示で水洗い可なら、ぜひ今回ご紹介した方法で自宅で洗濯してみてください。清潔なダウンで寒い冬を乗り切りましょう!

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