新潟へのお出かけや旅行を前に、服装にお悩みではありませんか?
雪国として知られる新潟では、年中を通して気温が低いイメージが持たれやすく、遠方から訪ねる方は服装にお悩みのはず。
そこで今回は、新潟でおすすめの服装をご紹介します!
新潟県は、新鮮な海の幸や旨い地酒、温泉、眺望自慢のスポットなどで人気を誇り、遠方から訪れる観光客も多い魅力的な地。雪国として知られる新潟県ですが、実際に冬は極寒なのか、夏は涼しく過ごしやすいのかなど、服装を選ぶにあたって分からないことが多いのではないかと思います。
新潟は、「日本海側気候」の場所といわれており、冬は雪や雨が多く季節風が吹き、夏は高温多湿であることが特徴。冬も夏も湿気が多く、日照時間が短いというポイントも押さえておきたいところです。
新潟を訪れるときには、防寒対策や湿度対策をしたコーディネートを検討していきましょう!
では、実際にどのような服装がおすすめなのか、月別・地域別に分けて具体的なおすすめのコーディネートをご紹介します。
新潟では、1月〜2月の間で最も気温が下がります。平均気温は3度以下、最低気温は氷点下と、日々強い冷え込みが予想されるので、しっかりと冬支度をしてお出かけしましょう。ダウンジャケットや厚手のコートの着用は必須で、マフラーや手袋などの防寒アイテムも用意しておくのがベターです。
例えば、厚手のチェスターコートを着用したコーディネート。インナーは首まですっぽりと隠れるタートルネックニットなど、露出部分のないトップスを選んでください。ボトムスは、パンツで脚の露出を避けると安心。足首が出るアンクルタイプなら、長めのソックスを履いて足元が冷えないように工夫しましょう。
3〜4月には、ポカポカ陽気の日も。とは言え、3月はまだまだ平均気温は5度程度と冬の寒さが残りますので、ダウンや厚手のコートが必要です。4月にもなると寒さは落ち着き、平均気温も10度以上に。薄手のジャケットやニットが欠かせない季節です。
春らしく軽やかなファッションを楽しみたいのなら、こちらのコーデがおすすめ。薄手のトップスにスカートを合わせたスタイルに、コンパクトなダウンジャケットを羽織ったコーディネートです。ボトムスをスカートとタイツにシフトするだけで、一気に春らしい印象に仕上がります。
5月〜6月は、グッと気温が上がり、過ごしやすい日々が続きます。6月にもなると平均気温は20度以上まで上がり、最高気温は25度にも。長袖のシャツやカーディガンが必要ですが、半袖も用意しておくと安心です。暖かい日には、半袖に薄手のシャツだけでも十分に過ごすことができるでしょう。
おすすめは、シャツを主役とした大人カジュアルなコーディネート。ハイネックトップスにゆったりとしたサイズ感のシャツをレイヤードし、ウエストをベルトでマークするときちんと感がプラスされます。さらにボトムスには黒スキニーパンツで、上半身のシルエットとのメリハリをつけて!
「新潟の夏は涼しい」とイメージされている方も多いかと思いますが、実は東北とは思えないほどの暑さを観測します。8月にもなると、気温30度を超える日もザラ。日中は半袖で十分なのですが、朝晩はグッと冷え込むため薄手の羽織りものを持っておくと良いでしょう。また、この季節は雨が降りやすいので、雨具のご用意を。
したがって、他の地域と同様に夏らしい服装をすればOK。例えば半袖Tシャツにマキシ丈スカートを合わせて、女性らしいコーデに仕上げてみてはいかがでしょうか。派手色スカートのように鮮やかなカラーのアイテムを取り入れると、写真映えするのでおすすめです。
9月〜10月は、新潟旅行のベストシーズン!平均気温は20度前後とややひんやりと感じますが、降水量も比較的少なく、過ごしやすい日々が続きます。9月は半袖に羽織りものだけでも十分ですが、10月は長袖シャツやカーディガンなどが必要となります。
この季節におすすめなのが、ニットカーディガンを羽織ったコーディネート。薄手の長袖シャツに羽織り、暑いと感じた時にはカーデを脱いで体温調節をすると良いでしょう。デニムを合わせると、こなれ感のあるおしゃれなスタイルに仕上がります。
11〜12月は、一気に冬の寒さが訪れます。平均気温は10度以下まで下がるため、ジャケットやコート、マフラー、手袋を用意しておきましょう。とは言え新潟は年中湿度が高いことから、地域によっては暖かく感じることもあります。天気は曇りか雨であることが多いので、雨具を準備しておくと安心です。
上越・魚沼では積雪量が非常に多いため、スノーブーツを履くことをおすすめします。例えばスキニーパンツにスノーブーツ、そしてゆったりめのトップスを合わせ、大人カジュアルなコーデを楽しんでみてはいかがでしょうか。
実は新潟は、晴れ間が少ないことで有名。雨や雪が止んで曇っていることすら地元民は「晴れた」というほど、一年を通して天気が悪い日が多いです。一般的な梅雨の時期は6月ですが、新潟では7月に雨が降りやすいところが特徴。特に内陸では暑い上に湿気もひどいため、Tシャツやサンダルなどで涼しげな服装を心がけると良いでしょう。
例えば、白Tにリネンのスカートを合わせた清涼感のあるコーディネート。夏場は暑さと湿気によって蒸し暑く感じますので、とことん涼しげな服装を心掛けてください。朝晩は冷える日も多いため、薄手のカーディガンを用意しておくと安心。
これまでご紹介したように、新潟では雨の日が非常に多いです。中でも、年間を通して降水量が圧倒的に多いのが冬季で、雨雲が多いため日照量も圧倒的に少なく、日々どんよりとした天気。冬のお出かけでは、急な雨も予想されますので、必ず雨具を持ち歩きましょう。
そこでレインブーツも、カジュアルな着こなしの一部としておしゃれに見せましょう!おしゃれさんに人気のブランドは、男女問わず履けるシンプルなデザインが魅力的な「HUNTER」。種類やカラーも豊富なので、ぜひこの機会にチェックしてみてください。
雪が積もったら、必ず長靴を履きましょう。雪道は踏み固められると凍り、スケートリンクのように滑りやすくなります。たとえ履き慣れたスニーカーでも、慣れない雪道では転倒する可能性があるので、長靴を用意してください!
長靴を女性らしく履きたい方は、ニットワンピと合わせてみて。もちろん厚手のタイツを着用して露出部分を減らすのは必須条件です。さらに、長靴にも靴用ホッカイロを仕込んでおくと、足元の冷えを避けることが可能です。
新潟の「魚のアメ横」と呼ばれている寺泊魚の市場通りは、賑わいあるスポット。地魚をはじめ全国の新鮮な海産物が集まっているので、魚好きにはおすすめの場所です。
イカやホタテ、旬の魚を焼いた名物浜焼きを楽しめたり、お土産の海産物を選べたりと歩くことになるので、動きやすいコーディネートで向かいましょう。
庭園や美術品など、新潟の美しさと歴史を感じられる北方文化博物館は、11月頃の紅葉の時期になると、紅葉も楽しむことができるスポットです。
外にいる時間も長くなるためしっかりと防寒対策をしたいところ。厚手のコートやニットであたたかいコーディネートに仕上げてあげると安心です。
全国でも有数の硫黄含有量を誇る月岡温泉。さらに、お酒の試飲、煎餅の手焼き・絵付け体験などさまざまな種類のお店が並んでいるので、「歩きたくなる温泉街」ともいわれており、温泉であたたまりつつ他の時間も充実させることが可能です。
そんな温泉街散策をする際には、ゆとりのあるシルエットを意識したコーディネートに仕上げるのがおすすめ。広がるシルエットのロングスカートをチョイスするといいでしょう。
今回は、新潟へのお出かけや旅行を前に知っておきたい着こなしのポイントを、具体的なコーディネートから一挙ご紹介しました。特に季節の変わり目には、気象の変化が激しく急な雨に見舞われる可能性があるため、雨具を用意しておくと安心です。
気温の変化に関しても他の地域と比べると顕著に見られるので、ぜひここでご紹介した着こなしのポイントを参考に、万全の体制で新潟旅行を楽しんでください!