クッションファンデは、韓国で生まれたコスメ。日本でも、たくさんのブランドからクッションファンデが登場しています。ここでは、クッションファンデの魅力や使い方、選び方とプチプラ・デパコス・韓国コスメブランドのおすすめ商品をご紹介します。
【目次】
クッションファンデは、ファンデーションの種類の一つ。今や定番化していますが、「どんなものかわからない」という人もいるかもしれません。まずは、クッションファンデについてチェックしてみましょう。
■クッションファンデとは
クッションファンデは、コンパクトに入ったコスメ。コンパクトの中には、みずみずしいファンデーションを染み込ませたスポンジが収められています。
■クッションファンデの特徴
クッションファンデーションは、みずみずしいテクスチャーのものが多いのが特徴。また、下地が不要で、時短メイクに役立ちます。
クッションファンデは、韓国発のコスメです。日本でも数年前から人気を集め、たくさんのブランドから登場しています。クッションファンデが多くの女性を虜にする理由についてご紹介します。
クッションファンデは、他のファンデーションと比べて短時間で使えるのが魅力。例えば、リキッドファンデーションを使う場合は、下地、ファンデーション、フェイスパウダーを基本に、肌状態に合わせてコンシーラーなどを使う必要があります。
しかし、クッションファンデは、1つだけでベースメイクを済ませられるものが多いです。下地やフェイスパウダーを使わなくても美肌に仕上がるため、手軽だと人気を集めています。
リキッドファンデーションなどを使うと、メイク中に手が汚れます。そのままにしておくと、コスメや鏡などが汚くなりますが、メイク中に立ち上がって手を洗いに行くのが面倒だと感じている人もいるでしょう。
クッションファンデーションは、メイク中に手が汚れないのも魅力。専用のパフを使ってベースメイクをするので、こまめに手を洗わなくても大丈夫です。
クッションファンデは、パウダーファンデーションなどと比べてみずみずしいテクスチャーのものが多いです。また、ほとんどのクッションファンデには、ヒアルロン酸やグリセリンなどの保湿成分がたっぷりと配合されています。
そのため、メイクしながら潤いケアできるのもメリットです。メイク中に肌がかさつかないので、乾燥による小じわなども予防できるでしょう。
クッションファンデは、カバー力が高いものが豊富。コンシーラーなしで毛穴やニキビ跡などの肌トラブルを隠せるものも少なくありません。
その一方、厚塗り感が出ないのもメリットです。気になる部分をしっかりとカバーしても透明感があり、元の素肌が綺麗だったように見せられます。
クッションファンデは、メイク直しに使いやすいのも魅力。崩れてしまった部分にポンポンと塗るだけで、メイクしたてのような肌を演出できます。
また、コンパクト状で持ち歩きやすいのも嬉しいポイント。液漏れの心配もないので、メイク直し用としてクッションファンデを購入する人もいます。
クッションファンデは、次のような人に向いています。
・乾燥肌の人
・忙しくてメイクに時間をかけられない人
・面倒くさがりの人
・肌トラブルが気になる人
・簡単にメイク直しをしたい人
・元々肌が綺麗だったように見せたい人
クッションファンデは、1つの工程で簡単にベースメイクを仕上げられる便利なアイテム。「気軽に使えて便利」という声がある一方で「使うのが難しい」「綺麗に仕上げられない」と言う人もいます。クッションファンデを上手に使う方法についてご紹介します。
クッションファンデを使ってベースメイクをする方法は次の通りです。
■1.パフに取る
ファンデーションをパフに取ります。使う量の目安は、パフの半分程度です。
■2.ポンポンと塗る
顔の中心から外側に向かって、ポンポンとタップするようにクッションファンデを塗ります。鼻や目の周りなどの細かい部分は、パフを半分に折り、角を使って塗ると綺麗に仕上がります。
頬の高い部分やTゾーンなどのツヤ感を出したい部分は、少しずつクッションファンデを重ね付けしてください。
クッションファンデは、パウダーファンデーションとリキッドファンデーションのいいところどりをしたようなアイテム。パウダーと比べて潤いがあり、リキッドと比べてテカりにくいので、メイク直しに使いやすいです。
クッションファンデを使ったメイク直しの方法は、次の通りです。
■1.皮脂や浮いたファンデーションをティッシュオフする
メイク崩れが気になる部分をティッシュで軽く押さえます。皮脂や浮いてしまったファンデーションをオフして、肌状態を整えましょう。
■2.クッションファンデを塗る
パフに少量のファンデーションを取り、ポンポンと塗ります。好みでフェイスパウダーを重ねてください。
基本のクッションファンデの使い方をマスターできたら、ワンランク上の使い方を試してみましょう。メイクのやり方によって仕上がりの印象が変わります。
基本的にクッションファンデは専用のパフで塗りますが、使い慣れていない人は「ムラになる」「使いこなせない」と悩んでいる人もいるでしょう。パフを上手く使いこなせない人は、ブラシを使うのがおすすめです。
ブラシでクッションファンデを塗ると、ムラなく薄く広げられて、ナチュラルな美肌を作れます。
■1.ブラシにファンデーションを含ませる
ファンデーションブラシにクッションファンデを含ませます。その後、手の甲で余分なファンデーションを落としましょう。
■2.ファンデーションを塗る
顔の内側から外側に向かってファンデーションを塗ります。滑らせるようにブラシを動かすのがポイントです。毛穴が目立つ部分は、ブラシを上下に動かすと、ムラなく広げられます。
クッションファンデは、1つでベースメイクを仕上げられるアイテム。しかし、クッションファンデだけで理想の美肌を作れないなら、下地やフェイスパウダーを併用するのもおすすめです。
■下地を使う
肌に合った下地を使うと、毛穴や色ムラのカバー力がアップします。また、乾燥や皮脂の過剰分泌も予防できるため、メイクもちも良くなります。
■フェイスパウダーを使う
フェイスパウダーを使うと、テカりやヨレを予防して美しいベースメイクを長時間キープできます。クッションファンデのツヤ感をいかしたい場合は、大きめのブラシを使い、Tゾーンのみにふんわりとフェイスパウダーをのせるのがおすすめです。
クッションファンデの使い方を間違えると、メイクが綺麗に仕上がらず、肌トラブルやメイク崩れに繋がることもあります。クッションファンデを使う時に知っておきたい注意点を解説いたします。
クッションファンデを塗る時は、パフを使います。パフが汚れていると、メイクのりが悪くなり、ムラができてしまいます。また、肌に直接触れるパフが汚れていれば、ニキビや肌荒れに繋がる可能性もあります。
メイクのムラや肌荒れを防ぎたいなら、最低でも1週間に1回はパフを洗いましょう。
クッションファンデを使う時は、パフに取りすぎないのがポイント。パフに取りすぎると、メイクをする時にムラができてしまいます。
一度に取るファンデーションの量は、パフの半分程度が目安。クッション部分に2~3回程度軽くパフを押し当てると、適量のファンデーションを取れます。パフを強く押し付けると、ファンデーションが付きすぎるので、注意してください。
クッションファンデを使う時は、パフをスライドさせるのはNG。滑らせるように塗ると、ムラができたり、密着しなかったりしてメイクが綺麗に仕上がりません。クッションファンデを使う際は、パフをポンポンとスタンプするように塗りましょう。
ポンポンと塗ると、毛穴にファンデーションが入り込むので、凹凸をムラなくカバーできます。
クッションファンデは、パウダーファンデーションと比べて潤い成分を多く含んでいるものが多いです。そのため、乾燥対策に役立ちますが、肌状態によってはテカリが起こることもあります。
テカリが気になる場合は、使い方を工夫するのがおすすめ。皮脂の分泌量が多いTゾーンは薄く伸ばすと、長時間メイクをキープできます。
クッションファンデは、潤い成分や美容成分が含まれているコスメですが、洗顔後すぐに使うのは避けた方が無難。スキンケアをしないと、肌の水分と油分のバランスが崩れて乾燥やテカリ、ヨレに繋がります。
クッションファンデを使う前には、化粧水や美容液、乳液などを使って保湿しておきましょう。スキンケア後にメイクをすると、自然なツヤが出て美肌を演出できます。
汚れた状態でクッションファンデのパフを使うと、メイクが綺麗に仕上がらず、肌トラブルにも繋がります。クッションファンデの洗い方について、詳しく確認しておきましょう。
■パフの洗い方
1.パフにぬるま湯を染み込ませる
2.専用の洗剤をパフにのせる
3.優しく揉み洗いする
4.ぬるま湯でしっかりと洗い流す
5.清潔なタオルに挟んで水気を切る
6.風通しの良い場所で乾かす
何度も洗って使うと、少しずつパフが傷みます。表面がザラザラしてきたら、新しいものに買い替えましょう。
クッションファンデは、たくさんのブランドで取り扱われています。自分に合ったものを選んで、理想の美肌を演出しましょう。クッションファンデを選ぶ時に確認しておきたいポイントをご説明します。
毛穴やニキビ跡、シミなどの肌トラブルが気になる人は、カバー力が高いクッションファンデを選びましょう。ファンデーションだけでなくコンシーラーの効果も兼ね備えたクッションファンデなら、1つのアイテムだけでしっかりと肌悩みを隠せます。
一方、肌トラブルが目立たない人や素肌感のあるベースメイクが好きな人は、ナチュラルに仕上がるものがおすすめ。自然に透明感を高めたり、肌の色ムラを隠したりできるものを選べば、元の美肌をいかしてメイクができます。
肌に合わないファンデーションを使うと、白浮きしたり、顔色が悪く見えたりします。クッションファンデの色を選ぶ時のポイントは、次の2つです。
■パーソナルカラーに合ったものを使う
パーソナルカラーに合ったファンデーションを塗ると、肌の色が明るく見えたり、表情がイキイキとしたりします。
肌の黄みが強いイエベさんは、ベージュ系やベージュオークル系のクッションファンデを選ぶと馴染むでしょう。一方、肌に青みや血色があるブルベさんは、ピンク系のファンデーションが似合います。
■明るさは首に合わせて選ぶ
色の明るさは、首に合わせて選びましょう。フェイスラインに少量のクッションファンデを付けて首に馴染むものを選ぶと、白浮きを予防できます。
クッションファンデはツヤ肌に仕上がるものが多いですが、マット肌を作れるものもあります。なりたい肌をイメージし、好みの質感に仕上がるものを選びましょう。
■ツヤ肌仕上げ
ツヤが出るクッションファンデは、肌に透明感や立体感を出したい人におすすめ。華やかで若々しい印象も与えられます。
■マット肌仕上げ
マット肌に仕上がるクッションファンデは、落ち着いた雰囲気を演出したい時にぴったり。マットタイプはカバー力が高いものが多いので、肌トラブルが気になる人にもおすすめです。
綺麗なメイクを一日中キープしたい人は、崩れにくさを重視してクッションファンデを選んでください。テカリやヨレによるメイク崩れに悩んでいるなら、余分な皮脂を吸着するパウダーが配合されたものやウォータープルーフ処方のものが良いでしょう。
一方、乾燥による化粧崩れが起こりやすい人は、保湿成分がたっぷりと含まれたクッションファンデを使ってください。
クッションファンデは、紫外線防止効果を期待できるアイテムが多いです。ライフスタイルに合ったクッションファンデで紫外線から美肌を守りましょう。
■屋外で過ごす時間が多い場合
屋外で長時間過ごす人は、SPFやPAの数値が高めのものがおすすめ。SPF50、PA+++などのしっかりと紫外線対策できるクッションファンデを選べば、日焼けやシミを予防できます。
■室内で過ごす時間が多い場合
一日のほとんどを室内で過ごす場合は、肌への負担が少ないクッションファンデがおすすめです。SPF30、PA++程度なら、肌に負担をかけずに紫外線対策できるでしょう。
クッションファンデには、さまざまな成分が含まれています。肌状態に合った成分が配合されたものを選ぶと、肌への負担を軽減できて、美肌効果も期待できます。
■カサつきやすい人は保湿成分入り
肌が乾燥しやすい人は、ヒアルロン酸やコラーゲンなどの保湿成分が配合されたクッションファンデを選びましょう。
■敏感肌の人は肌に優しい処方
敏感肌の人は、アルコールや紫外線吸着剤などの刺激成分が少ないクッションファンデを選ぶことをおすすめします。天然由来の成分やオーガニック成分が配合されたものは、肌が弱い人からも人気があります。
クッションファンデは、リキッドファンデをクッションに染み込ませたものが多いですが、クリームタイプのファンデーションを使ったものもあります。それぞれの特徴を確認し、自分に合ったものを使いましょう。
■リキッドタイプ
みずみずしい質感でツヤが出ます。厚塗り感が出ず、自然に仕上がるものが多いです。
■クリームタイプ
油分がたっぷりと含まれていて保湿効果が高いです。カバー力や密着力が高いのも特徴です。
年齢によって肌状態は変わります。年代に合わせてクッションファンデを選ぶと、理想の肌を演出できるでしょう。
■20代
毛穴や大人ニキビに悩む20代女性には、カバー力の高いクッションファンデがおすすめです。特に肌トラブルがないなら、ナチュラルに仕上がるものを使い、素肌感をいかしてメイクするのも良いでしょう。
■30代
少しずつ乾燥が気になる30代には、保湿成分が含まれたクッションファンデがおすすめです。マットすぎるものを選ぶと老けすぎることがあるため、ツヤ肌やセミマット肌に仕上がるものをおすすめします。
■40代~50代
乾燥やシミ、シワなどさまざまな肌トラブルが現れる40代~50代の女性には、保湿成分や美容成分が含まれたクッションファンデがおすすめです。くすみが気になるなら、ツヤ感のあるファンデーションを使い、肌を明るく見せましょう。
落ち着いた雰囲気を出したい時には、マットタイプのクッションファンデもおすすめです。
クッションファンデは、他のタイプのファンデーションと比べて容量が少ないものが多いです。容量と価格のバランスをチェックし、コスパの良いものを選びましょう。
プチプラブランドには1,000円台~3,000円台程度、デパコスブランドには5,000円台~8,000円台程度のクッションファンデが多いです。
肌悩みをしっかりと隠すカバー力と透明感のあるナチュラルな仕上がりを両立したクッションファンデ。過剰な皮脂を吸着するパウダーが配合されているため、テカリやヨレに悩んでいる人におすすめです。
軽やかな使い心地と密着力の高さが魅力のクッションファンデ。厚塗りしなくても毛穴や凹凸などの肌トラブルをしっかりと隠せます。SPF50+、PA+++なので、紫外線対策にも役立ちます。
ポンポンとスタンプするように塗るだけでムラのない均一美肌を作れるクッションファンデ。気になる部分を隠しながら透明感を高め、素肌自体が綺麗だったように見せます。テカリや皮脂崩れに強い処方です。
MAQuillAGE(マキアージュ) ドラマティックジェリーコンパクト(レフィル) / ¥3,300
日本人の肌に合うように作られた日本製のクッションファンデ。適度なツヤ感とサラサラした質感が特徴です。美容成分がたっぷりと配合されているため、長時間潤いのある美肌をキープできます。
毛穴に悩む人におすすめのクッションファンデ。サラサラなファンデーションが肌に密着し、開き毛穴や黒ずみ毛穴をカバーします。保湿成分が含まれているので、メイクしながらスキンケアできます。
毛穴撫子(けあななでしこ) 毛穴かくれんぼコンパクト / ¥2,530
@cosme(アットコスメ)などで高く評価されている人気のクッションファンデ。自然に輝いているような艶やかな肌を作ります。SPF50、PA+++で紫外線から肌を守りながらメイクできます。
NARS(ナーズ) ナチュラルラディアント ロングウェア クッションファンデーション レフィル / ¥5,500
どんな環境でもなめらかでツヤのある美肌を叶えるクッションファンデ。ファンデーションを塗っていないように見える素肌感とさまざまな肌悩みを隠すカバー力を兼ね備えています。
LAURA MERCIER(ローラメルシエ) フローレス ルミエール ラディアンス パーフェクティング クッション / ¥6,380
マットでありながら輝きを感じるルミナスマットな質感のクッションファンデ。保湿成分を閉じ込める処方で、長時間潤いのある美肌が続きます。紫外線のダメージを防ぎ、使うたびに美肌に導きます。
Dior(ディオール) ディオールスキン フォーエヴァー クッション / ¥8,250
カバー力と素肌感を両立したクッションファンデ。化粧崩れを引き起こす皮脂・汗・乾燥に強い処方で、長い間メイクしたての美しさをキープします。カラー展開が豊富で、自分に合う色を見つけやすいです。
YVES SAINT LAURENT(イヴ・サンローラン) アンクル ド ポー ルクッションN / ¥8,800
見えないベールを作って肌悩みをカバーするソフトフォーカス効果を期待できるクッションファンデ。ロングラスティング処方なので、メイク直しに時間を取れない人にもおすすめです。
GIVENCHY(ジバンシィ) タン・クチュール・クッション / ¥7,810
肌悩みを隠すカバークリームとトーンアップやハイライトに役立つピンククリームが1つになったクッションファンデ。パフで2つのカラーをミックスさせて使います。6種類のセラミド成分が配合されていて、保湿力も高いです。
CLIO(クリオ) キル カバー ピンク グロウ クリーム クッション / ¥3,740
化粧下地、ファンデーション、日焼け止めに加えてエイジングケアの効果も期待できるファンデーション。タップするように塗るだけで、長時間メイクもちするセミマット肌を作れます。
MISSHA(ミシャ) M クッション ファンデーション(プロカバー) / ¥1,650
皮脂と水分のバランスを整え、テカリを予防してサラサラなマット肌を作るクッションファンデ。肌の水分を守る成分が配合されているので、乾燥肌でも使いやすいです。密着力が高いため、ヨレを予防できます。
JUNG SAEM MOOL(ジョンセンムル) エッセンシャル スキン ヌーダー ロングウェア クッション / ¥4,582
敏感肌や乾燥肌におすすめのクッションファンデ。気になるトラブルのカバーに加えて、肌の鎮静や保湿も行えます。肌に馴染むベージュだけでなく、赤みを整えるグリーンと血色を高めるピンクも含まれているので、肌ムラや顔色の悪さに悩んでいる人に良いでしょう。
VT(ブイティ) CICAレッドネスモイスチャーカバークッション / ¥3,341
クッションファンデは、短時間で美肌を作れるアイテム。メイクしながら保湿できたり、簡単にメイク直しできたりするのも魅力です。クッションファンデで理想の美肌を作ってみてはいかがでしょうか。