都会は住みやすく便利なのに、そのまわりには豊かな自然が広がって、観光もスポーツも楽しめるバンクーバー。旅行先として興味がある方も多いのではないでしょうか。そこで今回は、バンクーバーの季節ごとの天気や気温、おすすめの服装をご紹介します。
【目次】
バンクーバーは近年だとオリンピックのイメージで寒そうな印象がありますが、実は温暖な気候の時期も多く過ごしやすい地域です。都会と自然が共存し、さまざまな表情の観光地を楽しめるので飽きることがないのも魅力です。
そんなバンクーバーを旅行することを検討している方が知りたいのは、季節ごとの天気や気温、それに応じた服装ですよね。そこでここでは、季節ごとに気候や服装選びのポイントをご紹介します。
【バンクーバーの天気・気温と服装選びのポイント】
■春(4~6月)
バンクーバーの4月は最低気温が5度とまだ寒く日本の晩冬のような寒さなので、コートのようなアウターが必要です。5月から少しずつ暖かくなり始めて、6月の下旬には夏のような気温になります。5月からは長袖アイテムで過ごせるようになり、6月には半袖アイテムでも大丈夫な日が増えます。
■夏(6~9月)
6月の下旬からは夏の陽気になって、9月まではバンクーバーのベストシーズンになります。夏といっても日本ほど気温が上がらず湿気がないので過ごしやすいのが魅力。日中は半袖アイテム1枚で過ごせます。ただ、朝晩に冷える日があるので、夜までお出かけする際には羽織りを持って出掛けましょう。
日差しがとても強いのでサングラスや帽子といった小物がマストアイテム。UV対策もしっかり行いましょう。
■秋(9~10月)
バンクーバーの秋は紅葉が楽しめて美しい時期です。秋が深まるにつれて雨の日が増えるので、この時期に観光に行かれる方は必ず雨具の準備をしてください。雨ごとに気温が下がっていく感じですが、長袖アイテムにニット、ライトなアウターなどのアイテムで過ごせます。
■冬(11~3月)
バンクーバーの冬の時期は雨季にもあたるので、降水量が多く気温も低い日が多い時期です。とはいっても、氷点下まで下がることはあまりないので、長袖のカットソーやニット、厚手のコートといった東京の冬の装備で十分過ごせます。近郊の山ではウィンタースポーツが楽しめます。
バンクーバーの4月は冬のように寒くコートが手放せない気温ですが、5月に入ると暖かくなり昼間は長袖アイテム1枚でOK。スウェット×ショートパンツといった軽装でも、昼間は十分寒さを感じず過ごせます。
ただ、朝晩は冷える日も多い時期なので、夜のお出かけは羽織るものをプラスしたり、ボトムはパンツにチェンジしましょう。
5月以降は長袖アイテムでちょうど良い気温が続きますが、6月下旬になると気温が上がって半袖アイテムで過ごせる日が増えていきます。
半袖の薄手のワンピースでも昼間は過ごせますが、朝晩に冷える日もあるので、カーディガンなどの羽織りがあると安心です。
6月下旬から初夏の陽気が始まり、7月は夏で気温も高いですが猛暑になることはなく、湿気がないので過ごしやすい時期です。ビーチでは半袖のワンピースで心地よく過ごせますが、日差しが強いので日焼け止めや、日差し除けのサングラスや帽子を持参しておきましょう。
8月は7月とほぼ同じような気候。降水量が少なく湿気がないので、暑くても過ごしやすい時期です。半袖Tシャツとデニムショーパンや、プリント白Tとミニスカートといったコーデで昼間は心地よく過ごせます。夜お出かけする際には、念のために羽織りものを持参しましょう。
9月中旬からは徐々に秋の気配。気温が下がって雨の日が少しずつ増えていきます。そんな時期の服装は、白のスウェットに黒パンツを合わせたコーデが体感的にもちょうど良くて◎。
スウェットの他には、カットソーにニットを重ねたり、カーディガンやライトアウターを羽織ったりといったコーデが最適です。
10月になるとバンクーバーは楓の紅葉が美しく、紅葉を眺めるだけで目の保養になります。木々が色づき始めた時期の服装は秋用のライトアウターで大丈夫ですが、秋も深まって10月下旬になるとアウターも厚手のものにチェンジしましょう。
ベージュのピーコートは紅葉の色合いに馴染むので、紅葉狩りにぴったりなアウターです。
11月からはバンクーバーの長い冬が始まります。期間は長いですが、カナダのイメージほど気温は下がらないので、東京の冬の装備で十分過ごせます。スウェットパーカーなどの秋コーデには、この時期からは厚手のコートを羽織りましょう。
11月からは冬と共に雨季にも突入するので、防寒対策と共に雨具の準備も必要です。毎日のように天気予報が雨マークの時期もあり、いつ振り出すかわからないので、レインコートや防寒用のダウンジャケットのフードを雨よけに使うのもありです。
3月になると長かった冬も終わりが近づきます。雨季も同じ時期から続いているので、たまに晴天の日があるとそれだけでテンションが上がります。晩冬といっても最高気温が10度を上回る日は少ないので、ニットやブルゾンなど防寒グッズはしっかり準備しましょう。
いかがでしたか?今回はカナダのバンクーバーの季節ごとの気温や最適な服装をご紹介しました。イメージと違って意外と温暖な気候のバンクーバー。夏は日本のような酷暑ではないので、過ごしやすく観光にぴったりな気候です。雨が多い雨季もあるので、旅行に行かれる際には必ず事前に天気をチェックして服装を準備しましょう。今回ご紹介したおすすめコーデも、ぜひ参考にしてください。