地域やスポーツのイベント、最近なら地震や豪雨の被災地などボランティア活動をする機会は多くあります。ただ、いざ参加するとなると困るのが服装ですよね。今回はボランティアに参加する時の服装選びのポイントやおすすめアイテムをご紹介します。
【目次】
地域活動やスポーツイベント、最近では地震や豪雨の災害ボランティアなど、ボランティア活動に参加する機会は多くあります。ただ、いざ参加しようと思った時に悩むのが、参加する時の服装ではないでしょうか。
ここでは、ボランティアに参加する時の服装選びのポイントをご紹介します。ぜひ参考にしてください。
■ボランティア活動の内容に応じた服装を準備する
ボランティアにはさまざまな種類があって、その活動内容によって準備する服装は変わってきます。参加する前によく内容を確認しておきましょう。
■あらゆるボランティアに共通するのが、動きやすい服装
どんな活動内容でも、ボランティア活動の最適な服装選びのポイントは動きやすさ。Tシャツ×デニムや、活動内容によってはジャージやレインウェアなど、いずれにしても必ず動きやすいものを選びましょう。
■災害ボランティアは汚れてもいいものを
近年は日本各地で災害が発生し、被災地のボランティアのニーズが増えています。そんな災害ボランティアに参加する時の服装は、汚れるのが気になるものはNGです。汚れてもいいものや洗濯が簡単なものを着用しましょう。
■プチプラブランドを上手に活用しよう!
ユニクロやGUなどプチプラブランドには、ボランティア活動にぴったりなアイテムがたくさんあります。シンプルで機能性が高く、しかも女子にとっては嬉しい程良いおしゃれ感もあるので、ぜひ準備する際にはチェックしてみましょう。
ここからはボランティアの種類や季節ごとに応じた服装をご紹介していきます。準備する持ち物についてもご紹介するので、参考にしてください。
地域活動やスポーツイベントなどのボランティア活動の基本コーデは、Tシャツ×デニムやチノパン、ジャージなど。夏ならTシャツの他にもポロシャツもおすすめです。襟付きなので襟を立てて日差しをよけることができます。イベントによってはTシャツやジャンパーが支給されることもあるので、そういった場合はそれ以外の服装を準備して行きます。
春はまだ肌寒い日が多いので、Tシャツの上にパーカーやウインドブレーカー、ジャージジャケットなどを羽織りましょう。プチプラブランドにはポケッタブルパーカなど、リーズナブルな価格で便利なアイテムがあります。撥水加工されたものなら、急な雨にも対応できます。
夏はTシャツに動きやすいボトムスを合わせるコーデがおすすめです。その時のボトムスは、デニムならストレッチの効いた動きやすいものを。チノパンやジャージでもOK。トップスはTシャツの他にポロシャツでも◎。
シューズはスニーカーがベストです。履き慣れた疲れにくいものを準備しましょう。夏は帽子や日焼け止めを常備して。場所によっては虫よけもあると助かります。
地域活動やスポーツイベントなどのボランティア活動におすすめの持ち物をご紹介します。主催者側から持ち物の指示があると思いますが、それ以外にもあると便利なものをご紹介するので参考にしてください。
■ウエストバッグやボディバッグ
貴重品や場合によっては虫よけスプレーなどを入れておきます。
■メモとペン
指示された内容を記入しておけるものを用意しておくと、漏れがないので安心です。
■タオル
夏なら汗をふいたり、首元に巻いて日よけにしたりと色々と活躍します。
■携帯用充電器
携帯電話は大切な連絡手段です。充電が切れてしまった時のために充電器をバッグに入れておきましょう。
■レインウェア
突然の雨に対応できるようにレインウェアを持参しておくと安心です。ポケッタブルタイプがかさばらないのでおすすめです。
■飲み物
夏は熱中症対策をしっかりしておきましょう。飲み物は常備して水分補給を忘れずに。
■帽子
日よけや日焼け防止になる帽子は、夏はもちろん一年中マストアイテムです。
秋はTシャツの上にウインドブレーカーやジャージジャケットなどを羽織るコーデがおすすめです。特にウインドブレーカーはフードが付いているので、突然の雨にも対応できます。秋は一日の温度差があるので、事前に気温をチェックしてインナーも最適なものを選びましょう。
冬は防寒のためのアイテムをしっかり準備しましょう。ただ、野外活動が主でも体を動かすと暑くなってくるので、何枚か重ね着して体温の調節ができる服装をするのがおすすめです。ダウンアイテムは薄手で重ね着できるタイプが◎。
動きの少ない活動の時の寒さ対策には、ネックウォーマーや手袋が必要になります。
近年は地震や豪雨などの災害ボランティアが注目されています。災害ボランティアは、参加するボランティアの活動内容によっても最適な服装が変わってきます。事務局などの屋内での活動なら、準備する服装はそこまで難しくありません。
ただし、瓦礫や土砂などの撤去作業をお手伝いする場合は、しっかり準備をしなくてはいけません。せっかく参加しても装備が足りずにお役に立てないなんてことがないように、事前に自治体のHPを確認して、どこまで個人で準備したら良いのかを確認しておきましょう。
ここでは、基本的な持ち物のおすすめをご紹介します。全てのケースにあてはまるわけではないので、参加する際には必ずボランティア先のHPを確認してください。
■小物
マスク(防塵用)、ゴム手袋(ビニール手袋)、帽子(ヘルメットがレンタルできるケースあり)、ゴーグル(曇り止め加工があると◎)、
■バッグ
ウエストバッグやボディバッグ(貴重品や携帯する小物類を入れておきます)
■シューズ
長靴(踏み抜き対策で金属製のインソールを中敷きに入れるのがベスト)
■その他
飲み物、タオル(汗を拭いたり首に巻いて日よけにしたりとマストアイテム)、夏は日焼け止め、ボランティア活動保険に加入した場合は加入証
災害ボランティアで瓦礫や土砂の撤去作業をお手伝いする場合は、トップスもボトムスも長袖・長ズボンが鉄則です。必ず汚れてもいいものや自宅で簡単に洗えるものにしましょう。長ズボンをデニムやチノパンツにした場合は、作業しやすいストレッチの効いたものにしましょう。
作業する際には泥がついても染み込まないものがいいので、レインウェアやウインドブレーカーなどの薄手のものを半袖Tシャツの上に重ねるのがおすすめです。
災害ボランティアでは土砂が染み込まない素材のアイテムが最適ですが、レインウェアのスーツなら防寒対策にもなるので、インナーに長袖のトップスとボトムスを重ね着するのがおすすめです。寒くなってきたら、インナーを保温性の高いものに変えたりして調節しましょう。
冬は防寒対策をしっかりしましょう。ただ、作業していると暑くなるので、体温調節しやすいように重ね着をするのがおすすめです。重ね着のミドルレイヤーにはインナーダウンなどの薄手で保温性の高いものを。アウターに冷気をシャットダウンできるウインドブレーカーなどを着ることで効果的に体温を調節しましょう。
ボランティアに最適な服装は活動の内容によって変わりますが、どんなボランティアでも動きやすく活動内容に合った服装選びが大切です。事前にボランティア先のHPなどを確認したりして、活動内容や用意するものをチェックしましょう。季節ごとの服装選びも重要です。今回ご紹介した選び方やコーデもぜひ参考にしてください。