観光やグルメ、ショッピングなど旅行の醍醐味が味わえる海外旅行は大人女子のお楽しみの一つ。ただ滞在期間が長いので持ち物や服装はしっかり準備する必要があります。そこで今回は、海外旅行の持ち物・服装の選び方のポイントやおすすめをご紹介します。
【目次】
海外旅行に持参する持ち物は、長期間の旅に備えて足りなくて困ることがないようにとついついスーツケースに詰め込み過ぎてしまうもの。ただ、旅慣れた達人たちの荷物は揃って驚くほど少ないものです。
そこで今回は、そんな身軽でスマートな海外旅行になるように、持ち物や服装選びのポイントをご紹介していきます。海外旅行に不可欠なアイテムや季節別・場所別のおすすめの服装など。ぜひ海外旅行のパッキングをする際の参考にしてください。
まずは、海外旅行の持ち物の選び方のポイントから。特に海外旅行で使うバッグ選びにはポイントがあります。大切な服やグッズを守るバッグ選びは失敗しないようにポイントをチェックしておきましょう。
■スーツケースは丈夫で軽いものを
スーツケースは大切な荷物を入れる最も重要なアイテム。丈夫で持ち運ぶ時に疲れない軽量なものを選びましょう。
■機内持ち込みバッグは機能的で肩掛けできるものが◎
機内に持ち込むバッグは軽くて機能的なものを選びましょう。肩掛けできるものを選んでおくと現地に着いて使用するのにも役立ちます。
■荷物を入れるポーチやケースは中身が分かるものを
スーツケースの中で持ち物を探すのに手間取らないためには、持ち物をポーチやケースで仕分けするのがパッキングのポイント。その際に使うポーチやケースはメッシュ素材など中身の見えるものに入れるのがおすすめです。
■一つで複数の使い方ができるものを利用する
スキンケアやコスメ類は意外とかさばって重いので、2in1タイプを選んだりサンプルやトライアルを使ったりして量を減らしましょう。
■重くてかさばるものは選ばない
ドライヤーなどの電化製品は変圧器も必要だったりしてかさばって重いので、できる限り選ばないように工夫しましょう。
海外旅行に持参する持ち物は、旅行のストレスを軽くしてくれて機能的なものを選びましょう。ここでは海外旅行におすすめの持ち物を厳選してご紹介します。
■モバイルバッテリー
SNSの投稿など海外でもスマホの利用は多くなりがち。モバイルバッテリーは必ずバッグに入れておきましょう。
■ネックピロー
機内ではネックピローがあるのとないのとだと睡眠し易さが格段に変わります。機内持ち込みバッグへ入れるマストアイテムです。
■トラベルケース
パスポートや航空券などバッグの中で行方不明になると困る貴重品の管理は、仕分けることができるトラベルケースが便利です。
■ルームシューズor携帯用スリッパ
機内やホテルの部屋であると重宝するのがルームシューズやスリッパ。使い捨てタイプでもOKです。
■圧縮袋
着用した服や下着は圧縮して、スーツケースにお土産を入れるスペースを作りましょう。
■洗濯用グッズ
洗濯用洗剤や洗濯ロープなどがあると、下着やインナーなどを洗って着回すことができるので服の量が減らせます。
■ティッシュ(ウェットタイプも)
海外では不衛生な場所も多いので、手を殺菌できるウェットティッシュがあると安心です。
■ボディバッグやトートバッグなどのサブバッグ
現地で観光する際には軽くて斜め掛けで携帯できるバッグが防犯的にも最適です。お土産を入れたり何かと便利なトートバッグは、折り畳んで小さくなるものが◎。
■ストールなどの羽織もの
アジアやリゾートなど暖かい場所へ行く場合も意外と役立つのがストール類。室内の冷房対策に役立ちます。
■日よけアイテム(帽子、サングラス)
紫外線対策はもちろんですが、おしゃれ見えにも貢献してくれる帽子やサングラスはマストアイテム。海外では日傘を利用する人が少ないので、帽子を使って紫外線対策をしましょう。
海外旅行に持参する服装は季節や場所によって選ぶポイントが変わりますが、ここでは季節・場所関係なく共通する服装選びのポイントをご紹介します。
■しわになりにくい素材を選ぶ
おしゃれしたい時に着るワンピースがスーツケースから出したらしわしわ……なんてことがないように、服の素材はしわになりにくいものを選びましょう。
■靴は歩きやすく疲れにくいものを
特に観光メインの日は靴は歩きやすく疲れにくいものが最適。履き慣れたスニーカーがおすすめです。
■ポケッタブルタイプが便利
ポケッタブルになるウインドブレーカーやダウンなどがあると、防寒はもちろん紫外線が気になる時もさっと羽織れて便利です。
■乾きやすいものがあると服が減らせる
旅先のホテルで洗濯ができると服の量をぐっと減らすことができます。乾きやすい素材の服があると着回しが効いて便利です。
春は昼間は半袖のアイテムでちょうど良くても、朝や晩は肌寒さを感じる寒暖差がある時期。ポケッタブルのウインドブレーカーのようなアイテムがあると便利です。
春は紫外線が強くなるのでUV機能もあると◎。撥水機能があるものが多いので、南国やアジアに多い突然のスコールの際も役立ちます。
夏は一枚で様になってさらっと着られるワンピが旅のマストアイテム。元々しわ加工された素材でしわにならないワンピなら、スーツケースに丸めて入れておいても安心です。
きれいめに着られるネイビーのロング丈ワンピなら、キャップやスポサンを合わせて観光する日に着たり、カーディガンを羽織ってパンプスを履けばレストランで食事する際にも使えます。
秋は暑過ぎず寒過ぎずで旅行に最適なシーズンですが、寒暖差があるので体温調整しやすい重ね着をするのがおすすめです。
トップスはシャツにニットを重ねて体温調節しやすいようにレイヤードコーデに。ボトムに合わせたしわ加工のスカートは、移動の乗り物で長時間座っていても気にならないので◎。
冬の海外旅行、特にヨーロッパや北米はかなり寒く、移動の飛行機の中は極寒になることもあります。アウターは防寒力のあるものを選ぶのはもちろんですが、アウターの下に重ねたり機内で羽織ったりして防寒を補うことができるインナーダウンは、あると絶対役立つアイテムです。
UNIQLO(ユニクロ)のウルトラライトダウンなどポケッタブルになるタイプなら、バッグに入れて持ち歩くこともできて便利。大人女子の旅ならダウンはニットなどに重ねてもおしゃれ見えが叶うものを選びましょう。ベージュのダウンなら黒のニットに重ねて大人っぽい雰囲気が演出できます。
アジアに限らず海外旅行をする際にはブランド物を身に付けるのはNG。スリや盗難のターゲットになりかねません。
シンプルなTシャツにパンツやスカートを合わせるコーデはアジア旅行におすすめのコーデ。チェック柄のパンツはおしゃれ見えにもなって、涼しげな素材感は蒸し暑い地域が多いアジアに最適です。
リゾート地で着る服装は、エキゾチックな柄のボトムやワンピなど南国気分を盛り上げてくれるアイテムが現地の雰囲気にマッチします。
色や柄が南国ムードにぴったりなパンツは、ゆったりシルエットもリラックス感が演出できて◎。爽やかな白のトップスを合わせることで洗練された雰囲気になります。ビーサンはベージュカラーが大人の装いにマッチするのでおすすめです。
ヨーロッパは広いので季節や地域によって最適な服装が異なりますが、服装選びのポイントの一つが靴。石畳の多いヨーロッパでは、ヒールのある靴は歩きにくいのでNGです。
観光がメインの日は履き慣れたスニーカーがベスト。レストランで食事をする予定がある場合は、ドレスコードに対応できるようなきれいめパンプスもスーツケースに入れておきましょう。
海外旅行は長期間の旅になるので、どうしても服や持ち物が増えてしまいます。今回ご紹介した持ち物や服装選びのポイントも参考にしていただいて、できる限り厳選して荷物をパッキングしましょう。自分なりの持ち物や服装を準備して、快適な海外旅行を楽しんでください。