年齢と共に表れるほうれい線。すっぴんの時はもちろん、午後になるとファンデーションがほうれい線に溜まるのがお悩みの方も多いはず。そこで今回は、効果的なファンデーションの塗り方やおすすめアイテムをご紹介します。
【目次】
鏡を見るたびに気になるほうれい線……。しかも、時間が経つとファンデーションが溜まって割れてる!なんてことも。
若い頃特有の「笑いジワ」とは違い、ほうれい線は老け見えする原因になるのが一番の悩み。
また、深いほうれい線はメイクでカバーするのが難しいのも困ってしまいます。
なんとかファンデーションで隠そうとすれば厚塗りに。その結果「溜まる」「割れる」などのお悩みも発生してお手上げ状態。
ほうれい線にファンデーションが溜まらないようにするには、日々のスキンケアが重要。
また、ほうれい線を光で飛ばしたり、シワに溜まらないファンデーションの塗り方でカバーするのが効果的です。
顔にできるシワの中でも、ほうれい線は深いので目立つのがデメリット。
さらに、口周りは動かす機会が多く、メイクがヨレてファンデーションが溜まりやすいです。
また、肌が乾燥するとファンデーションの密着度が弱まり、皮脂の分泌も盛んになることでメイクが崩れがち。
スキンケアで保湿を徹底したり、丁寧にメイクをすることでファンデーションをシワに入り込まないようにする必要があるでしょう。
そもそも口の周りには表情筋があり、動かすことが多い部位なのでメイクが崩れやすい部位。
しかし、同じように笑ったりしているのにいつまでもメイクがヨレることなく、ほうれい線周りが気にならない人もいます。
ほうれい線にファンデーションが溜まりやすい人は、肌の水分が不足している証拠。
乾燥することによって、肌はこれ以上乾燥が進まないようにカバーしようと皮脂を過剰分泌します。
おかげでファンデーションが密着しにくくなり、ほうれい線に溜まることに。さらに、皮脂と混ざって崩れたファンデーションが、深いシワに溜まるというダブルパンチ。
保湿とファンデーションの密着が、対策のキーポイントになります。
ほうれい線にファンデーションが溜まらないようにするには、乾燥を防ぐスキンケアとメイクが効果的。
保湿を心がけたスキンケアとメイクのポイントをチェックしておきましょう。
肌の乾燥を防ぐことで、メイクのヨレを防ぐことができます。
そのためには、スキンケアで保湿を徹底することが重要。特に、メイク前の朝のスキンケアでは、丁寧に保湿しましょう。
■化粧水
洗顔後は、化粧水でたっぷり水分を肌に補給。定期的にシートマスクなどのスペシャルケアを取り入れるのもおすすめです。
■乳液
化粧水で肌に水分を補給したら、乳液で蓋をして逃げないようにすることが大切。
乳液には様々なタイプがあります。油分が多いタイプだと、メイク崩れを起こしてほうれい線にファンデーションが溜まってしまいがち。
油分の少ないサラッとしたテクスチャーの乳液を選びましょう。
スキンケアで保湿をしたら、次はベースメイク。
メイク崩れを防ぐには、肌質に合うものを使用してファンデーションを密着させることを優先します。
■下地選び
基本的に、メイクのヨレを防ぐには皮脂やテカリを抑える効果のあるタイプを使います。
また、部位によって使い分けるテクニックも重要。乾燥しやすい部位には、水分ベースの下地を使って潤いを与えます。
肌の状態は季節によっても変化するので、敏感に察知して下地を使い分けてください。
■正しい塗り方
1.下地は、おでこの中央・鼻筋・両頬のほうれい線・顎にのせます。
2.おでこは中央からそれぞれ左右に、鼻筋はランダムに様々な方向に、両頬は外側にのばします。顎は、ポンポンと叩きながらのばし、鼻の下部分にも叩き込みます。
3.目と鼻の周りは、小さめのスポンジを細かく動かしながらなじませます。
■仕上げにムラをなくしてスムースに
せっかく丁寧に塗った下地にムラがあると、メイク崩れしやすくなります。
正しく塗ったら、仕上げにムラがないかチェック。塗りすぎている部分は、ティッシュオフ。ムラがある場合は、優しく叩きながら肌に密着させます。
下地をしっかり乾かしてからファンデーションを塗りましょう。
メイクでカバーしたい部分がある時は、ついついファンデーションを厚く塗ってしまいがち。
しかし、実はファンデーションは厚塗りするほどヨレやすくなります。深いほうれい線が気になる場合は、意識的に薄く塗るのがコツです。
■ファンデーションは季節によって変える
肌の状態は、季節によって変わります。夏は皮脂の分泌量が多くなり、冬は乾燥しがち。
肌の状態に合うファンデーションを使うことで、肌への密着度も高まり、メイク崩れしにくくなります。
■パウダーはブラシでふんわりと
メイクの仕上げに使うルースパウダーなど、皮脂を抑えるために使うパウダーはのせ方にポイントあり。
テカりを気にして多めにのせる人も多いですが、実は逆効果。
パウダーは、ブラシにとって、一旦手の甲でオフしてからふんわりとのせる程度で十分効果があります。
特に皮脂が気になるTゾーンや小鼻のみ2度塗りしましょう。
■メイクアイテムは清潔に
ファンデーションを塗る時に使うスポンジやパフ、ブラシなどが汚れていると、均一に広げることができません。
また、雑菌が繁殖すれば、肌トラブルにつながる可能性も。
専用のクリーナーや中性洗剤で定期的に洗い、常に清潔な状態をキープしてください。
朝メイクがバッチリきまっても、夕方になるとどうしてもほうれい線にファンデーションが入りこんでしまう……。
そんな時は、メイク直しの際にひと手間かけることで解消できます。
気になるほうれい線部分は、上からパウダーを重ねるのではなく、まずはオフするのがポイント。
綿棒に乳液などをつけて、ほうれい線に溜まっているファンデーションを優しくなぞりながら取り除きます。
その後、全体的にパール配合のパウダーをふんわり乗せればOK。パールのキラキラ感がくすみを飛ばしてくれるので、薄く塗るだけでしっかりカバーしてくれます。
他のシワに入りこんでいる場合も同じようにするときれいに仕上がるでしょう。
ほうれい線にファンデーションが溜まるのが気になるからといって、シワを埋めるように塗るのは逆効果。
ほうれい線をカバーするには、ファンデーションを薄くなじませる程度が正解です。
その上からパウダーでテカりを抑えれば完成。ファンデーションを薄くすれば、メイク直しの際も手間が省けます。
大人女子にとって、肌の救世主といっても過言ではないベストセラー化粧水。乾燥によるシワやくすみを防いで、きめ細かい肌へと導いてくれます。
独自開発による天然成分「ピテラ」によって、肌のコンディションが整い自信が持てるような素肌へ。保湿効果に加えて、エイジングによる肌トラブルも解消。
肌に吸いつくようなテクスチャーで、浸透力を実感。継続して使うことで、肌のキメが整い、メイクのノリも良くなります。
乳液でありながら、効果は美容液級と評判のアイテム。長時間潤いをキープすることができるので、メイク崩れの原因となる乾燥対策にも最適です。
ネーミングの通り、高保湿成分である「ヒアルロン酸」をなんと7種類も配合。メイク前の肌がしっとりと潤い、そのままの状態が続くことで深いほうれい線もカバー。
効果と同様、テクスチャーも濃厚で贅沢な気分に。化粧水の保湿効果をしっかり肌に閉じ込めて、ツヤ肌を作り上げてくれるでしょう。
ミラーボール型のパウダーが、光を多方向に拡散して肌トラブルをカバーしてくれるファンデーション。素肌にぴったりフィットして、メイクのヨレを防ぎます。
美容液成分81%のため、つけている間ずっとスキンケアしている状態。保湿力にも優れていて、乾燥の心配も無用です。
滑らかなテクスチャーでのびが良く、厚塗り感もまったくなし。カラーは全4色あるので、自分の肌に合うものを選ぶことができるでしょう。
excel(エクセル) スキンティントセラム / ¥1,980
水ジェリー状のファンデーションを、メッシュで崩しながら使う新感覚コスメ。フィット感は抜群で、気になるほうれい線が消える!という声もあり口コミも上々です。
水がベースなので、他のファンデと違い皮脂と混ざりにくいのが特徴。シワだけでなく、毛穴やくすみなどあらゆる肌悩みのカバーに役立ちます。
もちろん肌への密着度も高く、表情筋によるメイク崩れの心配もなし。肌トーンも明るくなり、透き通ったようなみずみずしい肌をキープしてくれます。
INTEGRATE(インテグレート) 水ジェリークラッシュ / ¥2,200
アジア女性の肌に合わせて作られたファンデーション。ファンデーションが白浮きしたり、黄ぐすみが気になる方にぴったりです。
リキッドタイプですが、ベタつきもなくつけ心地も文句なし。カバー力には定評があり、コンシーラーや仕上げのパウダーなしでもほうれい線をカバー。
カラーバリエーションはなんと13色!赤みを消して健康的に見せたい方はイエロー系を。黄色っぽさを消して血色感を出したい方は、ピンク系がおすすめです。
LANCOME(ランコム) タンイドル ウルトラ ウェア リキッド / ¥6,600
ほうれい線にファンデーションが溜まってしまうと、せっかくのメイクが台無し。ご紹介したスキンケアやメイクテクニックで対策をすれば、1日中メイク崩れを気にせず過ごせるでしょう。