ママ友同士のトラブルは、一度は耳にしたことがある方が多いと思います。そこで今回は、ママ友と付き合うメリットやデメリット、起こりやすいトラブルや適度な距離感を保つ上手な付き合い方をご紹介します。
子ども同士の付き合いにも影響するママ友との付き合い方に悩んでいる方は多いですよね。
これからママ友と付き合う機会が出てくる場合は、ママ友間のトラブルのエピソードをたくさん目にしており、不安を抱えている方も少なくないと思います。
しかし、ママ友と付き合っていくことは、さまざまなメリットもあります。
■子育ての相談ができる
例えば、子育ての相談をし合えるのは、ママ友と付き合うメリットですね。同じ子どもを持つママ友同士だからこそ、悩みにも共感し合えますし、時には経験談からアドバイスをしてもらえることもあります。
夫が忙しい場合や、近くに相談できる人がいない場合でも、身近なママ友に話を聞いてもらえるだけでも気持ちが軽くなりますね。
■情報交換ができる
子育てに関することは、わからないことも多いですよね。
幼稚園や保育園、学校の先生についての情報や、学校行事や習い事、進路などについての情報は、インターネットで検索しても得られないので、ママ友同士の会話が重要な情報源になることも少なくありません。
ママ友との付き合い方に悩んでいる方は多いですよね。
■ママ友間のトラブルが子どもにも影響する可能性がある
例えば、ママ友との関係がうまくいかなくなってしまうと、子ども同士の関係に影響することがあります。ママ友のAさんと自分(B)の仲が悪くなってしまうと、そのママ友Aさんが自分の子どもに「Bさんの子どもと仲良くてはダメ」と口出しするケースもあります。
■気を使いすぎて疲れる
ママ友同士の関係が、子ども同士の関係に影響してしまうことがあるので、ママ友との付き合いに気を使い、時には疲れてしまうのも、ママ友との付き合いのデメリットですね。
SNSやLINE(ライン)でのコミュニケーションや、お茶やショッピング、イベントやレジャーへの参加なども「断ってしまうと嫌われてしまうのではないか」と心配してしまい、気乗りしないのに無理して参加している方も少なくないですね。
そして、ママ友との付き合いは、保育園や幼稚園から頻繁になり、小学校卒業まで長く続くものです。一度関係が悪化しても、その後も顔を合わせなくてはいけないので、できるだけトラブルにならないように気を使わなくてはいけないのもデメリットですね。
■さまざまな性格のママ友と付き合う必要がある
そして、気の合う友達とのコミュニケーションとは違って、ママ友の中には、色々な性格の人がいますよね。
中には、自己主張が強い人や、距離感がいつも近い人など、自分と価値観が合わない人ともうまく付き合っていかなくてはいけないのがママ友と付き合う際に疲れる原因ですね。
■金銭面の負担
そして、ママ友とのお茶やランチ、レジャーやイベント、お祝い事などが頻繁にあると、金銭面の負担が大きくなる場合もあるのがデメリットですね。
メリットもデメリットもあるママ友との付き合いですが、ママ友間で起きやすいトラブルもあります。
■距離が近い
例えば、ママ友とは良い関係を築きたいものですが、中には、距離が近すぎて、困るママもいます。送迎の後の長話や、子どもが幼稚園や学校に行っている間や休日にいつもお茶やお出かけに誘われたり、「自宅に来たい」としつこい、などは面倒くさいママ友の特徴ですね。
断ると嫌われてしまうのではないかと心配になるため、なかなか断れず、トラブルになりやすいですね。
■愚痴や自慢話が多い
そして、ママ友との会話は、大事な情報源ですが、いつも愚痴ばかり話しているママ友との会話は、ネガティブな気持ちになり、愚痴ばかり話す人とは会話をしたくないと避けられることもあります。
また、自慢話が多いママ友も、他の人から見ると感じが悪く、ママ友から嫌われたり、トラブルになりやすいですね。
愚痴や自慢話が元で、ママ友グループ内が分裂してしまうこともあります。
■価値観を押しつけてくる
そして、ママ友は、年齢や家庭環境、育った環境など、さまざまな違いがある人が多いので、価値観が違うことは珍しくありません。
したがって、自分の価値観を押し付けてくるようなママ友は、相手の価値観との違いを認めようとしない傾向がありますのでママ友間でもトラブルになりやすく、要注意ですね。
メリットもデメリットもあるママ友との付き合いは、子どもが公園デビューをしたり、保育園や幼稚園に通う頃から活発になり、小学校や中学校まで続くことが多いですね。しかし、近所に住んでいるママ友とは、引っ越しをしない限り長く顔を合わせることになりますので、できるだけトラブルが起きないようにしたいですよね。
■程よい距離感で付き合う
ママ友との上手な付き合い方のコツは、程よい距離感を保つことです。たとえ付き合いやすいママ友であっても、家族や夫の職業、収入、学歴など、相手のプライベートに踏み込まないようにすることは大切です。
また、ママ友から相談を受けた際にも、偉そうにアドバイスするのではなく、ママ友に寄り添うような言葉を掛けることが重要ですね。
さらに、ママ友間での悪口や噂話の言い合いは、泥沼化することもありますので、悪口や噂話には参加しないようにしたいですね。
■連絡は早めに
そして、ママ友への連絡は、できるだけ早めにするように心掛けたいですね。
特に、ママ友同士でのスケジュールの調整や、役員の仕事についての連絡は、早めにするようにしましょう。連絡が遅いか早いかどうかは、人によって感じ方が異なります。返事が遅いと「いつまで経っても連絡が来ない」と悪口を言われる可能性はありますので注意したいですね。
■お礼はマナー
また、ママ友からお世話をしてもらったり、プレゼントをしてもらった場合は、その日のうちにお礼の連絡をしたいですね。
自宅に招いてもらったり、お土産やプレゼントをもらった場合は、お返しのプレゼントを用意するようにしているママも多いですね。
■妬まれないよう注意
そして、会話の内容によっては、ママ友から「自慢している」と妬まれることもあります。夫とのノロケや収入、買い物の内容、親の協力や金銭面の援助、子どもの成長などを話題にしたりSNSに投稿する際は十分注意しましょう。
■気を使いすぎるのもNG
「ママ友付き合いはトラブルになりやすい」と思っている方の中には、かなり気を使ってママ友とコミュニケーションを取っている方もいると思います。
しかし、相手に気を使いすぎると、ママ友に対して壁を作っていると感じさせてしまい、中には付き合いにくいと思われることもありますので、気を使いすぎるのも避けたいですね。
ママ友との付き合いは、子ども同士の関係に影響する可能性もあるので気を使うものですよね。ママ友とは、長く付き合っていくことになりますので、トラブルにならないよう、適度な距離感を保ちながら付き合っていきたいですね。