ニット素材でできたセーターは、冬のコーディネートの定番アイテムですが、かさばるものが多く、収納場所や方法に悩みますよね。そこで今回は、セーターの畳み方や収納方法、おすすめアイテムをご紹介します。
【目次】
冬のオシャレの定番のセーターは、厚みがあるものも多く、収納する際にかさばってしまいますよね。
ニット素材で作られたセーターはデリケートなので、ハンガーにかけて保管すると、肩のあたりにハンガーの跡が残ってしまいます。したがって、基本的には畳んで収納するのがおすすめです。
■セーターの畳み方
かさばるセーターは、畳み方を工夫することで、収納スペースを節約することができます。
ニットは、ふんわり畳むようにして、収納する際にも重ねすぎたり、詰め込まないようにすると、ふんわり感をキープできますし、しわがつきにくくなります。また、畳む回数をなるべく少なくすることも重要ですね。
①まずは、セーターの背中を表にして広げて、軽くしわをのばします。
②左肩を右側に折ったら、胴部分の身幅の縦のラインに沿うようにして袖を折り返します。
③右肩も左側に折り、身幅の縦のラインに沿うようにして袖を折り返しましょう。
④最後に胴体部分を半分に谷折りして、終了です。二つ折りにせず、くるくると巻いてまとめる方法もありますよ。
薄手のニット素材のセーターは、重ねてしまうと折りジワがつくこともありますので、最後に二つ折りをする場合に、セーターと同じカラーの無地のタオルを間に挟むと、しわがつきにくくなりますね。
セーターは畳んで収納するのがおすすめですが、収納ケースや棚にスペースがなく、畳んで収納できない場合もありますよね。また、薄手のロングニットカーディガンや、ロング丈のセーターは、畳んでしまうとシワになる場合もあります。
ハンガーにかけ、クローゼットやハンガーラックに収納する場合は、セーターやニット用のハンガーを使用すると、負担がかかりにくいですね。
肩部分をハンガーにかけずに、胴部分を折ってハンガーにかけて収納する方法もあります。そのような場合は、先ほどご紹介した畳んで収納する場合と同じように身頃と袖を折り、二つ折りにしたらハンガーにかけましょう。
また、セーターの中心部分を縦方向に二つ折りにしたら、脇の部分にハンガーのフックがくるようにセットして、ハンガーの肩の部分にセーターの腕と胴をかけて収納する方法もあります。
セーターを収納ケースや棚、かごなどに収納する場合は、固い生地のセーターや、厚みのあるセーターを下に置きます。上には、柔らかいウールやカシミヤ生地のセーターや、薄手の生地のセーターをのせましょう。
また、引き出しに収納する場合は、浅い引き出しを使用すると、重ねる量が減るので、しわがつきにくいですね。そして、上に重ねて収納するよりは、立てて収納すると、しわもつきにくく、取り出しやすくなります。
100均でも購入できるブックスタンドを利用すると、形が崩れにくくなりますよ。
セーターをクローゼットやハンガーラックに収納したいけれど、ハンガーにかけたくない方におすすめしたいのが、吊り下げ収納です。
ニトリの「吊り収納6段」は、ポールにかけて使用できる布タイプの棚で、厚みのあるニットもすっきり収納できるアイテムです。重ねることがないので、しわもつきにくく、取り出しやすいのが嬉しいですね。
ニトリ 吊り収納6段 ブラウニー / ¥999
クローゼットに空きスペースがない方におすすめしたいのが、dinos(ディノス)の「ワイシャツ&ニット収納ラック付き 伸縮ハンガーラック」です。
こちらは、ハンガーラックと、たっぷり収納できる布製の棚がセットになっているアイテムです。冬の間は、セーターだけでなく、使用するアウターの数も多いので、冬物をまとめて収納でき、キャスターで移動もできるのが使いやすいですね。
dinos ワイシャツ&ニット収納ラック付き 伸縮ハンガーラック / ¥16,092
衣替えする場合のセーターの収納方法は、普段の収納方法とは異なります。
次のシーズンまで使用しないセーターは、圧縮袋を活用するのが便利ですね。空気を抜いて収納できるので、スペースを節約できますし、虫食いも予防することができます。
ただし、薄手のニット素材はしわになりやすいので、圧縮袋に入れずに保管しましょう。防虫対策や防カビ対策をして、密閉できるケースに収納すると、お気に入りのアイテムも、来シーズンまたきれいな状態で着ることができますよ。
ニット素材でできたセーターは、厚みがあるものはかさばりますし、収納場所に困りますよね。また、薄くてデリケートなセーターは、ハンガーにかけると伸びてしまったり、畳むとしわになってしまったりと、扱いにも注意が必要です。お気に入りのアイテムを大事に着るためにも、ぜひご紹介したセーターの収納方法の参考にしてみてくださいね。