二重まぶたを作れるアイテムのアイプチの中でも、リーズナブルで使いやすいと評価を得ているのがダイソーのアイプチです。今回は、ダイソーのアイプチが人気の理由、種類、使い方や注意点をご紹介します。
【目次】
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目元をパッチリ大きく見せたい女性にとって、アイプチはなくてはならないアイテムの1つです。
ダイソーなどの100均で販売されているアイプチも、プチプラなのにクオリティが高いと、最近注目を集めています。
そもそも、アイプチとは、まぶたに塗ることで、まぶたをくっつけたり、まぶたを持ちあげて二重にする化粧品です。元々は、イミュより販売されている「Eyeputti(アイプチ)」のことを指していましたが、現在では、「Eyeputti」以外にも、二重を作るアイテムが販売されているため、二重用ののりの代名詞として「アイプチ」が使われています。
しかし、実は、イミュのグループ会社のエルソルプロダクツが「アイプチ」の商標権を持っているため、他のブランドのアイプチは、「ふたえのり」や「ダブルアイリッド」という商品名で販売しています。
二重にする人気コスメとして目にする機会が多い「アイテープ」や「メザイク」は、アイプチとは使用方法が異なります。
アイテープとは、接着剤が付いた細いテープです。片面に接着剤が付いたアイテープは、まぶたに貼って、アイテープの上にまぶたが被さることで二重を作るアイテムです。両面テープのアイテープは、まぶたに貼って、アイテープの上にまぶたを接着させることで二重を作るアイテムです。
メザイクは、「アーツブレインズ」の製品で、極細粘着繊維のファイバーをまぶたに貼って、二重を作るアイテムです。
近年は、色々な種類の二重まぶた用グッズが販売されていますよね。しかし、二重まぶた用グッズは、使い捨てのものや消費するものが多いため、できるだけ費用を抑えたいものです。
最近では、アイプチの人気を受けて、ダイソーやセリアなどの100均でもアイプチは購入できるようになってきました。
ダイソーのアイプチの魅力は、何といっても低価格な所です。一般的なアイプチは、1,000円~2,000円前後の価格帯で販売されていますが、ダイソーのアイプチは、税抜き100円で購入できるので、お財布に優しいですよ。
そして、ダイソーのアイプチは、リーズナブルなだけでなく、クオリティも高いのが魅力です。粘着力もあり、まぶたを押しこむプッシャーも付属しています。アイプチ初心者さんでも簡単に二重まぶたが作れます。
今回は、アイプチの選び方や、ダイソーのアイプチの種類をご紹介します。ダイソーのアイプチの使い方やナチュラルに二重を作るやり方のコツ、注意点などもご紹介していますので、ぜひチェックしてみてくださいね。
コスメアイテムも豊富なダイソーには、アイプチの種類もたくさん揃っています。
それでは、ダイソーで購入できるおすすめのアイプチを詳しく見ていきましょう。
アイプチには、大きく分けると2種類のタイプがあります。
1つ目は、まぶたを二重用の接着剤でくっつけて、二重を作る「粘着タイプ」です。ダイソーで販売されているアイプチは粘着タイプです。接着タイプのアイプチは、しっかり二重が作れるので、まぶたが厚い方や、二重の癖付けがしにくい人におすすめです。粘着タイプのアイプチは、まぶたが突っ張ってしまったり、目を閉じるとバレることもある可能性があるので注意が必要です。
2つ目は、まぶたに膜を作り、その膜でまぶたを持ちあげて二重を作る「皮膜タイプ」です。皮膜タイプのアイプチは、「非粘着タイプ」のアイプチとも呼ばれています。まぶたが薄い方や、二重の癖が付きやすい人におすすめです。皮膜タイプのアイプチは、まぶたをくっつけないので、目を閉じてもバレにくいですね。しかし、皮膜でまぶたを持ちあげるので、自然な二重を作るためには、アイプチを塗る場所や面積が重要になります。
アイプチと言っても、ダイソーには色んな種類のアイプチがあることをご存知ですか?
ひとつずつダイソーアイプチの特徴を説明していきます。
■両面テープタイプ
三日月型のテープを癖付けたい線の下に貼り、両面テープのもう一方をはがします。
その上にまぶたをかぶせるようにして、まぶた同士をくっつけるタイプ。
■絆創膏タイプ
肌色の絆創膏なので、ほぼ目立たず使えます。
こちらは片面のみの粘着タイプ。
粘着力が強めなので左右の二重幅が違う人や、頑固な奥二重の人でも大丈夫です。
■のりタイプ
液体の「のり」を細い筆で付けたい二重線の上に塗り、乾いたところでまぶたをY字のスティックで持ち上げて貼るタイプです。
あらかじめきちんと癖付けておかないと、間違った場所でくっついたり、濡れると粘着力が弱くなる場合があります。
■ファイバータイプ
伸び縮みする透明なファイバーで、伸ばした状態で二重の場所に貼ると縮んで埋没した形の二重が付きます。
皮脂が多いと粘着が弱まったり、両端部分が取れてしまうことがあるようです。
ダイソーのアイプチは、2021年現在種類が豊富に販売されています。粘着力は十分ですが、まぶたの厚さや、二重幅の広さ、癖がつきやすいかどうかなどによっては、粘着力が少し物足りないという方もいるようです。
ダイソーのアイプチは、税抜き価格100円で購入できますので、実際に試してみて、自分に合うかどうかチェックしてみるのも1つの方法ですね。
また、アイプチの練習用や自宅での癖付け用としてダイソーのアイプチを使うのもアリですね。
ダイソーに限らずアイテープには上手に貼るコツがあります。
二重の人が二重幅を変えたいときは比較的簡単ですが、アイテープを使うコツをそれぞれ紹介していきたいと思います。
アイプチで二重まぶたを作る際に用意するものは、
・ダイソーのアイプチ
・ダイソーのアイプチに付属しているY棒(プッシャー)
・コットン
・拭き取り化粧水
などです。
ダイソーのアイプチの使い方は、一般的な二重のりと同じです。ただし、自然な二重を作るためには、いくつかのコツがあります。ダイソーのアイプチの使い方やナチュラルに見せる方法をご紹介します。
①まずは、上まぶたに付いている余分な油分や汗を拭き取りましょう。コットンを水や拭き取り化粧水で濡らして、上まぶたを拭き、汚れをオフします。
②上まぶたの二重にしたい部分に、ダイソーのアイプチを筆で細く塗りましょう。アイプチを塗った場所がまぶたがくっつく場所であり、二重のラインになる場所です。したがって、あらかじめプッシャーで二重のラインを癖付けしておき、二重の場所を決めてからアイプチを塗ると、失敗しにくいですし、ナチュラルで理想通りの二重を作れますよ。
③アイプチを塗った部分を、プッシャーで軽く押さえながら、そっと目を開けましょう。この時、プッシャーで押さえた場所に二重のラインができます。丸目にしたい場合は、プッシャーで上まぶたの真ん中から目頭へと食い込ませていきましょう。平行二重にしたい場合は、上まぶたの目頭から真ん中へと食い込ませていきましょう。
また、アイプチを塗ってすぐに二重を作ろうとすると、二重が固定されにくいので注意しましょう。アイプチを塗ったら少し乾かし、半乾きになってからプッシャーで上まぶたを軽く押し込むのが、きれいな二重を作るコツです。
④最後に、アイシャドウやアイライナーをまぶたに塗って、アイメイクを完成させましょう。
アイプチで自然な二重を作るためには、コツが必要です。
例えば、粘着タイプのアイプチは、アイプチを広範囲に塗ると、二重のラインはくっきり出て、目も大きく見えます。しかし、まぶたがくっつく面積が広くなりますので、まぶたが突っ張ってしまったり、目を閉じるとバレることもある可能性があります。したがって、アイプチを塗る場所や、アイプチを塗る面積を調整して、自分の理想の二重を作る練習をすることが大切です。
また、二重幅が広いぱっちりとした二重を無理に作ろうとすると、不自然に見えてしまったり、二重のラインが歪んでしまうことがあります。二重幅は欲張らず、ナチュラルに見える二重幅にしましょう。
そして、アイプチの上から、アイシャドウを濃く塗ってしまうと、アイプチが強調されてしまうことがありますので、注意したいですね。
薄いブラウンやベージュ、オフホワイトのアイシャドウを薄めに塗るのがおすすめです。
マット系のアイシャドウを塗ると、アイプチのテカリが抑えられます。
ラメ入りのアイシャドウをアイプチに薄く重ね塗りすると、テカリが目立ちにくくなりますよ。
さらに、アイプチでマツエクやつけまつげをすることで、まぶたが持ちあがりやすくなりますよ。
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100均のダイソーのアイプチを使う際には、いくつか注意したいことがあります。
例えば、ダイソーのアイプチを使う際には、目に入らないように注意したいですね。
そして、二重コスメは、二重の癖付けをするために、就寝中に使用している方もいます。確かに、長時間アイプチをすると、まぶたに二重の癖は付きやすくなります。しかし、長い時間アイプチを使用すると、まぶたに負担がかかってしまったり、ドライアイになる危険性もあります。また、まぶたの皮膚がのびてしまい、かえって腫れぼったい目になってしまうケースもあります。
さらに、夜寝るときにアイプチをしていると、目に違和感を感じて目を擦ってしまったり、安眠の妨げになることもありますので、できるだけ昼間に使用した方がいいですね。
そして、ダイソーのアイプチは、直接まぶたの皮膚に塗って使用するものです。したがって、場合によっては、肌の荒れや炎症、赤みや痛みなどを起こすこともあります。特に、長時間アイプチを使用したり、毎日アイプチを使用すると、肌トラブルが起きやすくなります。
お肌に異常を感じたら、アイプチの使用をストップすることも大切ですね。
ダイソーのアイプチを使用する前にパッチテストを行うと安心ですね。
ダイソーのアイプチでうまく二重を作ることができない場合は、よりしっかりと二重を作ることができる、アイテープを使用するのがおすすめです。アイテープもダイソーで販売されていますよ。
裏技的な二重の作り方をご紹介します。
実は今、ダイソーに売っている絆創膏をアイプチ代わりにできるとも話題になっています。
もともと医療用なので肌にも優しいのはもちろん、何十枚も入っていて税抜価格100円なのでコスパが最高です。
まず必要なのは、
・ダイソーの絆創膏
・眉毛用ハサミ
・ピンセット
・Y字の癖付けスティック
どれもダイソーで買えちゃいます。
最初に、ダイソーの絆創膏を三日月型に眉用ハサミでカットしていきます。
これはそれぞれの目の形や大きさが違うので、自分に合った幅を見つけてみてください。
コツとしては、目頭から目尻までの幅の約半分の長さでカットして、目の中央辺りに貼るのが、1番目立たずきれいに二重を作れます。
その後は、Y字スティックでまぶたに二重の癖を付けていきます。
剥がした絆創膏をピンセットでつまんだら、癖を付けた部分に少し引っ張りながら貼っていきます。
この時に位置を微調整すると、仕上がりがキレイになります。
後は剝がれてこないように、指でテープをしっかり押さえたら出来上がりです。
既製のアイプチテープの形が合わない人や、自分なりのアイプチテープを作ってみたい人は挑戦してみてください。
ダイソーのアイプチは、税抜き100円で購入できるとは思えないクオリティです。ナチュラルな二重を作るためには、アイプチを塗る場所やアイプチを塗る範囲がポイントになります。二重幅を欲張らないことも大切ですね。